【フェイクニュース】嘘は真実より早く広まる。。広めるための値段は結構安いのね。【ソーシャルメディア】

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トレンドマイクロのレポート

少し前に、セキュリティ関係で有名なトレンドマイクロから、フェイクニュースで世の中を操作する方法についてのレポートが出ています。

フェイクニュースマシーン 宣伝者がインターネットを乱用し、公衆を操作する方法

結論をそのまま訳してみると・・

これまでソーシャルメディアは実世界に非常に強い影響を与えていることは明らかです。それはもはや「インターネット上で起こるもの」として却下することはできません。 Facebook、Twitter、その他のソーシャルメディアプラットフォームの中で何が起きているのかは、国の進路を変える可能性があります。また、ソーシャルメディアが、事実のような客観的なものではなく、主観的な要因(つまり、ユーザーの感情や気持ち)によって駆動されることは助けになりません。誰もが自分の知識と経験に基づいて、他にはあまりない、自分の真実を持っています。理想主義者は、インターネットはユートピアの楽園であると信じて、真実が出てくるまで誰でも情報を交換できる他の誰とでもつながることができます。オンラインで渡された情報が適切に審査され、検証されたという証拠はほとんどないため、そのようなことはほとんど判明していません。その嘘が、観客のより根本的で本質的な本能に奏でられたならば、嘘は真実よりもずっと速く世界を巡ることができることが判明しました。インターネットと世論の操作理論を組み合わせることは、著しく効果的であることが証明されている。過去には、選挙は各国の政党間のコンテストであり、それぞれが選挙人に自分のメッセージを伝えようとしていた。不可能ではないにせよ、外部主体が選挙に影響を及ぼすことは困難でした。これはもはや事実ではなく、政治運動と政党はこれに応じて計画を立てなければならない。彼らは、政治圏外の当事者が独自の議題を持ち、サイバー宣伝や誤報を使ってキャンペーンや選挙にも影響を与えることを理解する必要があります。これは政党が必要に応じて理解し防御する必要があるものです。企業や個人も同様の課題に直面しています。それらについての具体的な内容は異なりますが、問題は同じです。それらについての虚偽または不公平な情報は、公表されると、評判を損なう可能性があり、実際の結果を引き起こす可能性があります。あるいは、親切なやり方をしていないグループや人は、これらの技術を使って評判を向上させることができます。

中身を全部みた超要約は

  • インターネットのソーシャルネットワークでのフェイクニュース(嘘・デマ)の伝搬は、正しいニュースよりも早く伝搬する
  • とても安い値段で、フェイクニュースをブーストすることができる
    • 中国・ロシアのコンテンツマーケッティング業者の紹介
    • マクロンリークなどの事例(一番上の図はTwitterタグの様子)
    • Twitter、Facebookでの事例
  • 対策を実施しないとフェイクニュースで世論を完全に操作される

付録Aには、「フェイクニュースとプロパガンダの心理学」

付録Bには、「正当な、グレーな、アンダーグランドのマーケットプレイスおよびサービスに関連するドメイン」 などものっています

セキュリティ会社が、自分のサービスを売り込むために出てきたレポートであることは確かなので、話半分としても、我々が体感しているフェイクニュース(デマ)の広がりの速さとそれを信じる人の多さの現実をある程度物語っていると思います。

アンダーグランド調べなくても正当な、グレーなものがいっぱいあるんですね。

【セキュリティ】ダークウェブの世界を垣間見るツールを学んでみる。もとは正義のためのツールなはず!VM・Virtualboxへインストール【ToR、Tails】

基本的な技術は、マーケッティングやアドバタイジング(広告)の手法と同じもののようです。みんなが興味あることを分析し、それを自動的だったり、人海戦術だったり、有名人を使って拡散させる。

Troll で バズると同じこと

Youtube や Facebook や掲示板など、インターネット上でコメントが出来る場所では、troll と呼ばれる人を頻繁に見かけます。troll は、誰かに喧嘩をふっかけたり、誰かが気を悪くするようなコメントを書き込んだり、注目されたいがために嘘を書き込んだりする人です。日本語でこのような人は、「荒らし」や「釣り」といいますね。そして、このような動作は trolling といいます。

このレポートにTrollって言葉が沢山でてくるので、調べてみたら、そういうことなのですね。

フェイクニュースがバズる。ということを起こさせるってことなんでしょう。

人為的に拡散させるコストは、結構安い?

まぁ、インターネット広告は、安くて効果が高いことは、理解できますよね。

安いか高いかは別にして、レポートには、価格が試算されています。

  • 月間300,000人のフォロワーを持つセレブリティの作成費用 $ 2,600
  • ストリートデモの援助費用 $200,000
  • ジャーナリストの非難費用 $ 55,000
  • 政治的な決定を操作する費用 $ 400,000

個人でも出せない額じゃない金額ですね。

ソーシャルネットワークで感じていること

ソーシャルネットは、ある意味で、個と個を結び付け、とても効率的な世の中を作って行っていると思います。これまであまり気づかれなかったロングテールの商品も売れるようになったり、正義を感じている人達が集まったり。。と。。

最初の成長期は、アーリーアダプタ的な人だけが使っているので、そういうものが目立ちやすく、いいのですが、だんだんと、ソーシャルネットがメジャーになる、あるいはパブリックになりみんなが使うようになると、結局、目立ちやすいもの=感情的なもの という普通のソーシャル(人間のリアルな社会の構造)になっていくようですね。

昔からあるデマが流れて広がりやすいということと、本質的には変わらないと思うのですが、人間はなかなか学習していかないなぁ~って感じてます。

日本のニュースではあまり言われないメキシコの例

メキシコのジャーナリストがトロルギャングに攻撃されている。Twitterのハッシュタグ合戦

Medium.com で表示

正しいことを伝えるジャーナリスト自体が標的になってくると、もっと危険な状況に世の中は行ってしまいますね。

アメリカの経済・金融活動でも、フェイクニュースが危機であるというレポートも出てますね。

Fake Financial News is a Real Threat to Majority of Americans: New AICPA Survey
Fake Financial News is a Real Threat to Majority of Americans: New AICPA Survey. 1-in-3 Say Fake Financial News is a Serious Threat to Their Decision Making.

フェイクニュースで、一瞬にして株価が変わってしまったりすると、かなり危険ですね。

フェイクニュース・デマに騙されない対策方法

権威がFakeを判定する??

EUでは、Disinformationを検証するサイトなどもあるようですね

https://eeas.europa.eu/headquarters/headquarters-homepage_en/9443/Disinformation%20Review

過去のフェイクニュース

http://us11.campaign-archive1.com/home/?u=cd23226ada1699a77000eb60b&id=b3e14c337c

ロシアの外務省が出しているフェイクニュースの例

http://www.mid.ru/nedostovernie-publikacii

ロシアは欧米の選挙活動へのハッカー行為はしていない!と言っているものもあります。

http://www.mid.ru/nedostovernie-publikacii/-/asset_publisher/nTzOQTrrCFd0/content/id/2757840

これらは、ある意味で現在の権威が出しているフェイクニュースです。これを信じるのか信じないのかは、結局は、読み手の方の判断ということになるのでしょうね。

【監視社会】共謀罪成立で監視される?いやもう監視されていた。。 日本とNSA【PRISM-BREAK】

権威が正しいとは限らないので

読み手の対策法

レポートをそのまま訳すると

最終的には、ユーザーは偽のニュースに対する最初の防御線です。
ニュースは製造が簡単だが検証するのが難しいポスト真実の時代では、読んだ物語の真実性をよりよく認識し、偽のニュースがさらに広がるのを防ぐことは、基本的にユーザーに任されています。
読んでいるニュースが偽装されている場合、ユーザーが気を付けることができるいくつかの兆候があります:

  • 行き過ぎた見出しやクリックベイトの見出し
  • 正当なニュースメディアを詐称する疑わしいウェブサイトドメイン
  • コンテンツのスペルミスと不自然なウェブサイトのレイアウト
  • 掘り下げた写真や画像
  • タイムスタンプの公開の不在
  • 著者、ソース、およびデータの欠如

そんなんでわかるか!(笑)

なお・・

クリックベイト:Clickbait

Clickbait見出しは「好奇心のギャップ」を活用することで、クリックせずにいられないような見出し

行き過ぎた見出し:Hyperbolic headlines

Hyperbolic language 行き過ぎた見出しや言葉

のようです。

で・・・

やっぱり、そんなん人間である限り、でけへんでしょ(笑)

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