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子供向けプログラミング教材を考える
そもそもは・・僕はあんまり子供向けのプログラミングとかは、興味ありませんでした。なぜって・・僕、プログラミングとかって教えてもらったことないし、教わるもんでもないような気がしていて(笑)。もちろん学生時代にはプログラミング Fortranとか教わりましたよ。でも、既にそのころは、Cとかが主流だったり、移り変わりが激しくて教わった気持ちがしませんでした(笑)。DIY派なので、なんでも自己流です。といっても僕は、プログラマーじゃありませんけどね。
でも、小平市の市民講座で、子供向けのプログラミングのサポーター講座を受けて、少しだけですが、興味をもって取り組んでもらうってことや、子供向けのプログラミング教育の教材とか、いろいろ教えてもらったので、これからちょっとやってみたいなぁ~って人向けに、あんまり役に立たないかもしれないけど、僕が、へ~って思ったことを( ..)φメモメモしておきます。
ScratchかScratchJrかVISCUITか?
ビジュアルプログラミングから入るのは、コマンドラインをしていた世代からだと、少し抵抗があるかもしれませんが、まずは慣れる。。というところから入るのにはやはりビジュアルプログラミングはいいです。こないだMicrosoftのAzureのDeepLearningのチュートリアル見てびっくりしたんですが、Deeplearningもビジュアルでできるし、IBMのBlueMIXでもNode-REDでWebアプリをビジュアルでプログラミングできる時代なんですよ・・
基本的に、触ればわかるプログラミングですけど、やはり幼児~児童、児童の中でもやはり抽象化ができる年齢っていうのがありそうで、小さいお子さんは、ScratchJrやVISCUITから入るのもいいかも・・って・・
ScratchJr 5歳から7歳 :お絵かき、絵が動く 紙芝居 って感じです。Android、iPhone、Chrome OSのみ対応なので、PCでは無理。
VISCUIT 幼児から :お絵かき、絵が動く
Scratch 7歳以上大人もハマれる(笑) : お絵かき、絵が動く から Arduino連携まで
Scratch小ネタ
- ひらがな表示 漢字が読めない子供の場合:地球マークから にほんご を選ぶ
- iPadでは、Scratch動かないのでPyonkeeを使う。
- インターネット環境が無いとき、 ダウンロード版を使う。
ここに書いてある通りです。Adobe Airをインストールして使うそうです。
- ウケる 作例 1 低学年かな? 猫がグルグルするだけ。。
- ウケる 作例 2 単純に僕が好き(笑)
- NHK For School ワイワイプログラミングのお題をやってみるとか
- カメラとマイク入力 の作例 大人も驚く(笑)
基本的に、すごいのは、フィジカルコンピューティングができるんですよね。。こいつ凄いって僕思った。。それも結構簡単に(笑) 詳しくは↓で・・
- Scratch JRの使い方
- 子供たちはMineCraftが好きらしい。。 僕にはわからない
Scratchでもなんか作れるらしいけど、code.orgのこちらのチュートリアルから始めるといいらしい。。
- Hour of code のチュートリアルをする(Hour of codeの時期だけかもしれないけど、終わっても動いてる)調べてみると、Matlabの使い方とかもあるし、単純なマウスの使い方みたいなのもある。Scratchじゃないものも多数あります。
ただし、英語のやつもあるので・・、日本語のやつを選ぶといい<そっちかぃ!
とか?
- 本を買うっていう手もあるけどね。。
プログラミングで本を買うって・・・って実は思っていましたが、PCを持ってない子もいるでしょうし、持っていても、やはりまだまだ紙の媒体で全体を読んでから、PCやタブレットに向かって作業するということも重要なことあるんだなぁ・・と思いました。 本貸して~って言ってる子供たちを見て。。
番外編
ArduinoをScratchのようにプログラミングできるツール(たまたま見つけたので・・)
そもそもなんでプログラミングを教える?
文部科学省の情報化・プログラミング教育については
にありますね。
小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議 とかで議論されて・・・ 義務教育でも開始されると・・・
とかあるんですが・・・ STEM/STEAM(Science, Technology, Engineering, Art, Mathematics)を学ぶとか、それらしい話はいっぱいあります。勉強だと。。確かにその要素はあると思いますし、それに結び付けるのがいいと思います。
でも、あんまり難しいことは、どうでもよいような気がします。
昔は、そろばん を 使って計算しました。 昔は 文字を書くのに、習字をしました。 そろばんも、筆も、生活の上で使うと便利なツールなんですよね。今だと、スマホやPCなどのツールがある。それを、使えないより、使えた方が便利やん! ってことなんだと思うんです。
リベラルアーツなんですよ。。
何から教えるといいのか? も実は議論があるかもしれません。でも、なんでも実はいいとも思うんです。しかし、今回、市民講座を受けてみて、なるほど、みんなが教えてみたノウハウってものが沢山あるなぁ~ って思いました。
ちょっと知ってると、教えやすいし。。
大人もやってみれば・・
義務教育とかそういうのは、実はどうでもよく、大人もこれやってみて、子供と一緒に遊んでみたり、孫と一緒にやってみると、少しコミュニケーションが取れていいんじゃないかな?って思う。
本当は、子供に教えるために、大人が、先に勉強しておいて、えらそうに教えるっていうのが理想かもしれないけど、こういうテクノロジーの世界は、若い人の方が覚えが早いかもしれない。教えるとか、教わるとかいうスタンスじゃなく、一緒にゲームをやる感覚で、するのはどうでしょうか? 一緒に、アクティブラーニングをする。それが流行りですよ!
僕はむしろ、子供用より、大人向けにプログラミングで少し楽になることをみんなに知ってもらった方が世の中のためにはいいのかも。。って思うんですよ。
CoderDojo Kodaira の市民講座
「とが・ぞの」さんが小平小川元気村で水曜日にボランタリーでやっているCoderDojo kodaira。。 子供向けのプログラミングのアクティブラーニングっぽい取組みです。そのサポータを養成する市民講座にでて、いろいろと学ばせてもらいました。とても有意義で楽しかったですし、自分自身にも気づきが沢山ありました。
1回目 CoderDojoについて+Scratchの使い方
2回目 コンピュータの外での、プログラミング
3回目 実践 + ゆるプログラミングについて 記事書いてませんが・・
この3回+練習会などの補講もあって、この講座、おすすめです。もし次回もあったら・・・もう受講生としては行けない?かな?(笑) そしたら、手伝いをします(笑)
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