【読書感想文】欲望の資本主義とシェアエコノミー・ギグエコノミー・需要と供給の先に?【妄想】

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欲望の資本主義

NHKでやってたやつが本になったんですね。この考え方の基礎になったトーマス・セドラチェク 善と悪の経済学 も読んでみたいな。

ちょっと違うかもしれないけど、NHKの資本主義の未来は、なぜか消されずにYoutubeで見れます。金融危機からの話ですね。

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なんとなく、NHKは里山資本主義といい、いい内容を放送してそうに思うんですが・・

【読書感想文】里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く
この間から、地方の地域経済の活性化や生物多様性の問題 化石エネルギーからの脱却の問題、そういう中で、どういうことが 肝になって進んでいくのか...

な~んとなく、極端な例を言っているような気も最近してきました。。

リペアエコノミー・シェアエコノミー

捨てない経済──北欧発「リペア・エコノミクス」への挑戦
シェアリングエコノミーとメイカームーヴメントは、「修理産業」という領域で、大きく花開くことになるのかもしれない。 2016年、ものの修理への減税を発表したスウェーデンをはじめ、北欧では「買って捨てる」消費に終止符を打つための取り組みが行われている。「捨てる」を前提としない、新しいものづくりと消費のかたち。

これは、Wiredの最近の記事ですが、

シェアリングエコノミーとメイカームーヴメントは、
「修理産業」という領域で、大きく花開くことになるのかもしれない。
2016年、ものの修理への減税を発表したスウェーデンをはじめ、
北欧では「買って捨てる」消費に終止符を打つための取り組みが行われている。
「リペアカフェ」や「ヌーディージーンズ」など、
スウェーデン、デンマークでの取材から見えてきた
「捨てる」を前提としない、新しいものづくりと消費のかたちとは?

これくらいの感じの、小さい経済が回っていくようなのって。。いいですね。シェアエコノミーもいろんな文脈で取り上げられるので、AirBnBのようなのから、こういう取組みまで・・・ どんなのが未来形なのか?今は現在進行形なのでしょうね(笑)

僕もリペアカフェやりたいなぁ~ パン屋も併設で(笑)

シェアエコノミーなのか?ギグエコノミーなのか?

一方で、シェアエコノミーは、最近では、ギグエコノミーと呼ばれる安価な労働力確保という側面ももっていて、ギグエコノミーによって、さらなる貧困化が進んでいるというレポートもちらほら出てきています。需要と供給の関係で、安い生活費で済む人は、同じような労働であれば、そちらの方が安く、そういう人が沢山いても、本当に安い単価しかもらえない。高い生活費を払う先進国の人は、もうそういう単純な仕事ができない。ってことですね。

ギグ・エコノミー、「新たな貧困の種」を生み出しつつあるその実態:調査結果
インターネットを通じて単発の仕事を請け負う「ギグ・エコノミー」が世界で広がっているが、恩恵だけでなく「新しい貧困」ももたらしているという調査結果が発表された。

このWiredの記事の元になったものは、オックスフォード大学インターネット研究所が3年にわたって行った調査の結果をまとめた報告書[PDFファイル]のようです。

クリックしてgigwork.pdfにアクセス

世界で広まっている「ギグ・エコノミー」(インターネットを通じて単発の仕事を請け負う非正規労働市場)が、労働者に恩恵だけでなく危険ももたらすことが、新しい調査で明らかになった。

東南アジアやサハラ以南のアフリカでは、ギグ・エコノミーが柔軟な働き方や収入の増加を可能にしている。一方で、長時間労働や差別、社会との接触の欠如、そして賃金低下などをもたらしているという。

インターネットの成長によって労働の性質が変化した様子がわかる。労働者たちは場所に縛られることなく、地球上のあらゆる場所で仕事をしている。ナイロビで翻訳をし、ヴェトナムで文字起こしをし、フィリピンでSEO対策用の文章を書く、といった具合だ。

ギグ・エコノミーの支持者たちは、こうした「仮想移住」は特に新興経済国に膨大な恩恵をもたらすのだと主張している。場所にとらわることがなくなれば、理論的には、仕事を得るのが難しい地域にもよい仕事がもたらされるからだ。しかし、東南アジアとサハラ以南のアフリカに住む125人の労働者との面接や、456人を対象としたオンライン調査の結果、現実はもっと複雑であることがわかった。

需要と供給

その結果は。。

2013年3月に、あるクラウドソーシングのプラットフォームで行われた取引を表にしたもの。円の大きさはクラウドソーシングによって発生したドル流入の大きさを、円の中央の色はその国のオンライン労働者たちの時給の中央値を表す。(拡大画像はこちら)。IMAGE COURTESY OF OXFORD INTERNET INSTITUTE

このような慣行を可能にするのが、潜在的なオンライン労働者の数の多さ、経済学者が「供給過剰」と呼ぶものだ。調査では、大手プラットフォームひとつで157万6,600人の労働者が供給過剰であることがわかっている。要するに仕事よりも労働者の方が数が多い状況であり、オックスフォード大学のグラハムが指摘するところによると、この状況は今後悪くなっていく可能性が高い。

インフレ目標をもって国はやってますが、技術の進歩や、こういうシェアエコノミーの進歩で、効率化されて、デフレに自然になっていきます。

これから考えないといけないのは、やはり、仕事っていう概念が変わっていくってことなんでしょうね?対価が払われるのは、コモディティに対してじゃなくなる。ってことなのかも知れませんね。

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