【データ】世界の住宅価格 日本だけが下げている。。実感はないのは何故かな?【Economist】

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公示地価

毎年1月1日時点の公示地価が3月に発表されるみたいです。

http://tochi.mlit.go.jp/kakaku/chikakouji-kakaku

ニュースによると、下げ止まりとか、二極化が言われていますね。

http://www.asahi.com/articles/ASK3K5WS5K3KUTFK01H.html
http://mainichi.jp/articles/20170322/ddm/008/020/157000c
公示地価、住宅地9年ぶり上昇 低金利けん引 - 日本経済新聞
国土交通省が21日発表した2017年1月1日時点の公示地価は全国平均(全用途)で前年比0.4%プラスと2年続けて上昇した。低金利でお金を借りやすい環境のもと、訪日客向け店舗やホテル用地の需要が高まった。全国の住宅地は0.022%プラスとわずかながら9年ぶりに上昇に転じた。商業地は1.4%上昇と、前年の0.9%上昇から上...

データは、ここから見れます。

土地総合情報システム

銀座や道頓堀などはバブルだと言われているくらい上がっているそうですが・・・世界的に見るとどうなんでしょう??

住宅価格の比較が、Economistにのっています。

http://www.economist.com/blogs/graphicdetail/2017/03/daily-chart-6

このページ、過去からのデータで、価格指標や、平均収入に対する価格、賃貸費用に対する価格など、国別で、みることができます。

このグラフを見ると、オセアニア(オーストラリア・ニュージーランド)などが伸びてて、日本は1980年からほとんど変わっていないことがわかりますね。他の国では伸びているのに・・・ こうみると、リーマンショックって本当に大きな影響だったんでしょうけど、世界各国は、また元に戻しているってことで・・・

気になる中国とEU諸国も入れてみました。中国(赤)は、やっぱり大きく伸びていますね。イギリス(緑)とフランス(薄いオレンジ)を比べるとイギリスは上昇率は高い、ドイツ(オレンジ)は日本と同じで低くなってますね。まだドイツの方が日本よりは上がっているんですね。日本とドイツはいろんな意味で本当に似ているんですねぇ。。

【Paradox of Progress】進歩のパラドックス Part2 各国の2035インフォグラフィックスを並べてみた。【都市化はどこも同じ】
地域毎の5年の傾向と20年の傾向 進歩のパラドックス(逆説?)は、読んでると面白いので・・・ 時間つぶしになってしまいあまりよくないかもし...

EUは安定と言われていますが、イギリスはまだ地価が上がっている。それだけ需要があるってことなんでしょうね。

平均収入に対する価格

いろいろグラフ見れるので、平均収入に対する価格も見てみました。

Prices in real termsというのが、消費物価に対しての指標なんですが、これに変えても、元のPricesとほとんど同じなので、あんまり図の意味がないんですよね。。なぜだろ?

物価と比べているわけではないので、どうかとも思いますが、面白いのは中国(赤)は平均収入が土地価格の上昇より大きくなっているってことでしょうね。それに比べて日本(薄い紫)はここんところ、一定なんですね。収入も土地価格も変わっていない。1990年ごろと比べるととても買いやすくなっているようです。

こういう実感はぜんぜんないですよね。家が買いやすくなったって・・・ 空家は増えているんでしょうけど。。

Economistの、この記事が言いたいのは、日本は関係なくって(笑)

世界の住宅市場の最新動向は、米国の住宅価格が新しい名目上の高さに回復したことを示しています。スペインやアイルランドでは、 。イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの英語圏連邦諸国では、近年価格が大幅に上昇していません。

アメリカの不動産協会(National Association of Realtors)によると、中国投資家は2016年3月までに12ヶ月間に29,000戸の家を購入し、総額270億ドルとなった。このお金の大部分は、シアトル、サンフランシスコ、ニューヨーク、マイアミの少数の都市に集中しています。外貨は、他の場所でも急騰する価格を推進するのに役立っています。バンクーバーでは、家の価値は4年間で47%上昇しました。ロンドンでは54%増加しています。オークランドでは75%も上昇しています。

中国が、アメリカを買いまくっているということを伝えたいのでしょうね。それも少数の都市を買っていると。。 昔、日本もそういう風に言われたのに、今は完全に無視ですねぇ~(笑)

不動産鑑定士が見た価格比較

国際不動産価格賃料指数

日本不動産研究所の不動産鑑定士が実際に現地に赴き、評価した価格・賃料を指数化したものです

とのこと・・・

これを見ても、東京・大阪の価格は上がっていないみたいですね。

日本の住宅価格は、世界的に見て、とてもお安くお買い得なのかもしれません。。



Economistのグラフ2 風力発電

ヨーロッパの再生可能エネルギーにおける風力発電の割合が乗ってます。もう全体で53%になっているんですね。

http://www.economist.com/blogs/graphicdetail/2017/03/daily-chart-2

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