【電磁波セキュリティ】EMP攻撃で「文明」は崩壊!?産経新聞の記事 スマート社会にするためには適正な強さが必要です【IEMI】

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EMP攻撃の記事

【一筆多論】EMP攻撃で「文明」は崩壊…日本は何千万人も餓死に追い込まれる 榊原智
現代に生きる私たちは、意外な形の脅威にも備えなければならない。その一つかもしれないのが、核兵器を高さ30キロメートルから数百キロメートルの高高度(高層大気圏)で…

数年に一度、こういう記事がでます。 高度に通信を使っている社会では、ある程度、このような広域で起こる現象に対しての備えが必要かと思います。災難は地震だけではないかと思います。この記事の元になったのは、防衛省防衛研究所の研究〈一政祐行主任研究官「ブラックアウト事態に至る電磁パルス(EMP)脅威の諸相とその展望」/『防衛研究所紀要』28年2月号〉の論文のようです。

この論文には電磁波セキュリティをやっている人達には、見なれない略語が一つ出てきます

HANE : Early HEMPのことのようですね。。

HEMP・HPEM・IEMI欧米での検討状況

EMC対策をしているうちに、現在の普通のEMCや雷対策は、両立性に重きをおいているので、干渉や障害が全くでないというレベルになってないばかりか、どちらかというと、Minimum(最小限)の許容値になっていることに、少し疑問をもって、(Adequate)適正な値にしなければいけないな。って思って、かなり昔から取り組んできてます。上記の話は、欧米ではかなり検討も対策も進んできている様子です。

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http://www.publications.parliament.uk/pa/cm201012/cmselect/cmdfence/1552/155202.htm
http://www.secret-project.eu/
http://www.structures-project.eu/

適正な研究をしているんだと思うんですね。。

一応、日本でも、電気学会で1度まとめたものを出しています。

今年で終わる特別専門委員会にも出ていまして、だいたい最終原稿ができています

規格類

ITU-T

通信関係の国際規格です。もう10年くらい前から、検討を進めて、やっと全体が整ってきています。規格では、例えば ITU-T K.87 Guide for the application of electromagnetic security requirements – Overview (2016) がガイド文書になっています。現象から、アセスメント、対策の考え方、対策方法を書いています。

CIGRE

こちらは、電力関係だけの規格を扱う団体です。まずはIEMIから規格化がされています。

CIGRE C4.206 TB600: PROTECTION OF HIGH VOLTAGE POWER NETWORK CONTROL ELECTRONICS AGAINST INTENTIONAL ELECTROMAGNETIC INTERFERENCE (IEMI) (2014)

IEC

電気機器全般の規格を扱う団体です。ここが一番古くからIEC SC77Bという委員会で検討を進めています。現在は現行化の作業とかも進められています。

例えば IEC/TR 61000-1-5 Electromagnetic compatibility (EMC) – Part 1-5: General – High power electromagnetic (HPEM) effects on civil systems (2011)

スマート社会は、脆弱かもしれない。

日本では、原発の事故などの件もありますが、起こらないということを前提にしてやっています。この件も、そうでしょう。ある程度のアセスメントと、対策をしておくことと、もし起こったら、どこから切り離すか?何を守って何を切り捨てるか?を考えておくことは重要だと思います。

IoT、スマートシティ、スマートグリッドなど流行りですが、雷なども含めて、この適切な強さを考えておいて欲しいです。

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