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ネット中立性
実は、今、ネット中立性に対して、アメリカでは、とってもホットな話題になっています。
12月14日、米連邦通信委員会(FCC)は、そのネットの中立体制を廃止する計画に投票する予定なので、各陣営が、議論しまくり。。トランプさんがまた火をつけた議論ですね。
オバマさんが出したFCCのネット中立性に対する文書を変えようとしています。
ネット中立性って、国でも少し意味が違ってたり、いろいろするので理解しにくいのですが、アメリカでは、ネット業界のコンテンツを、通信業界が区別せずに流すかどうか?ってことになります。
ちょうど、今日、Googleが、医療情報に対する検索アルゴリズムの変更をアナウンスしてますが、こういう情報のコントロールは、ネット業界でしかできない。通信業界側はただの土管だ。っていうことですね。
MITは、ネット業界派? イノベーションを阻むんだって・・
こんな Internet 派と Cable(通信会社)派の戦闘を煽るサイトもできています。
日本は、既得権益に対しての市民の動きとかあまり活発じゃないですが、こういうのはアメリカ好きですよね。
通信業界側に居ているので、なんとも言い難いですが・・・ もうGoogle Facebook Amazonくらいになってくれば、そらもう、既得権益のカタマリのような状態でしょうから、そろそろ、見直してもいいかもしれないですよね。Google Fiberなんてのもあるくらいですから・・・
でも、もっと本当の意味での中立性を議論してほしいかな?(笑)
というわけでもないのですが、IoTやM2Mの本命って言われたのに、SigFoxやLoRaWANなどに押されて消えているような気がした 雨傘革命の時に流行った、非集中的なネットワークのアドホックネットとか、センサーのネットワーク用になるって言われたメッシュネットワークとかが、どうなってるんかな?って少し調べてみました。
山でWifi引いたけど、意外に飛ばないしw
もうちょっとしたら、ロボットが回線運んでくれるんじゃない?
AT&Tが、Googleが・・・なんて言ってるけど、ここ5年ほどのIT技術の普及や進展をみてると、あと1年後には、ひょっとしたら、ロボットが勝手に通信回線引き出して、適当にネットはってるかもしれないなぁ~って思うんですよねぇ。。
そんな世の中になったら、きっと、人間がやることって、本当にもっとプリミティブなことを楽しむことしかないんじゃないかな?なんて。。
とはいえロボットが広域で安く使える通信なんて・・・まだないですね。
Sigfoxはまだまだだし、各社LoRaWANが出てきてて・・いるくらい。
ロボットが勝手にもっていって、マルチホップでメッシュのネットワークを作るってのがいいんでしょうね。
Wifi IEEE 802.11s
Wifiの方は、Wifi MeshとかDirectは、既に規格ができてて、去年、Google がGoogle Wifiっていうマルチホップできるものを出してきている。
そろそろ、いろんな製品が出来てきていて、CISCOや沖などで20ホップくらいできる。
まぁ、1kmくらいは届くのかな?
OpenWRTでもできるみたい。
こういうOpenWRTのノードは、Amazonだと少ないけど、Alibabaだと、ものすごく沢山でてますね。
Raspberry Pi アドホックモードでWifi NWの拡張
Raspberry Piでもできるんですね。
どうやら・・/etc/network/interfaces
#ad-hoc settings auto wlan0 iface wlan0 inet static
wireless-mode ad-hoc
でできるんですね。当然、全部こういうセッティングにしないといけないけど・・
なんか、Node.jsでバケツリレーしているみたいですね。。 ん・・
LoRaMeshとかは??
LoRaWANは1:N的に使うものなんで、通信会社が使いそうなやつですが、そいうゲートウェイもAmazonで売ってるんですね。
でも、LoRaMeshの方のやつは売ってませんね。Alibabaの方だと既に結構でてる。
こういうやつだと、1.2 kbpsだけど2kmくらい飛ぶので、ロボットが2kmに1台あればなんとか通信できますね。消費電力も小さいし。。
日本でも・・
こういうのが出てきているので、LoRaMeshがもうすぐ身近になるかもですね。
1:1や1:N M:Nで通信なら既にAmazonで出てる。
凄いですねぇ。。。こんな値段で通信モジュールが手に入るようになってきてるんですね。
中国だともう出てるから、仕様とかは、このPDFとか見る方がいいですね。
SMKからも、もうすぐ、LoRaMeshが出て来るんですね。もうすぐだ。。
ロボットで通信
を探してたら、こんなんも見つけた
hostとraspi間の通信は5GHz Wi-Fi/MQTTと920MHz Wireless/serialで行う。 ROSの分散システムも考えたが、AGVはバッテリ交換時に電源が切れることと展示会場でのWi-Fiの混信を懸念し用いていない。 メイン通信はhostで動作しているMQTTサーバで、バックアップを920MHzとしている。
バックアップでサブギガを使ってるんですね。
これらのLoRaとかのメッシュを調べてたら、複数無線方式に対応しているベースステーションも見つけた。
SK Stationは複数のLPWA通信規格をサポートしたベースステーション(基地局)機器です。
SK Stationには4つの無線インターフェイスが用意されており、各インターフェイスにはIEEE 802.15.4k, IEEE 802.15.4g、LoRa™、UNB (Ultra Narrow Band)、プロプライエタリ(主に420MHz特小)に対応した無線ユニットが搭載可能です。
へーー そろそろ、こういうので、完全に通信屋さんじゃなくてもできそうな時代が来てるなぁ。。
中立性が廃止されないと・・・通信屋さんは死ぬな(笑)<笑ってる場合か?
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