【とと姉ちゃん】暮らしの手帖の花山さん(花森安治)特集 湧き出るもの【最終回】

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とと姉ちゃんも最終週ですね。

NHKの連続ドラマ「とと姉ちゃん」も最終週になっています。女性がメインのドラマの中で、戦後の日本から、小さな幸せを作っていった花山さん(暮らしの手帖の初代編集長の花森安治さん)、多くの人がその人柄など気になるようで特集編が、出ているようで、読んでみました。

花森安治(花山さん)

Wikiのページにもあるように、大政翼賛会の外郭団体で戦争を喚起するキャッチコピーを書いていたところから、戦争に行き、敗戦を迎え、自身の行ってきたことについて、ものすごい勢いで振り返ったんだろうな。。ってことがわかりますね。

これほどの言葉を、今の人には言えないのかもしれない。。 って思います。 当然、僕らにも言えませんが、それを感じることはできるのではないかと思います。

なんとなく・・・ この言葉、「僕らに、守るに足る幸せな暮らしがあれば・・・」バブルがあったり、高度経済成長の後、失われた20年があって、実は、同じようなことが言えるのかも・・・なんて、思ってしまいます。
地球環境を壊してまでの・・・精神を壊してまでの・・・ 経済成長という名の・・・お金儲けという名の・・・狂気の金融資本主義に対しても、同じようなことが言えるのではないのかな?なんて思います。

個性とは欠点の魅力である。

名言集もあります。この中で、「個性とは欠点の魅力である。」という言葉は、人間をあらわすいい言葉だと思うんですよね。 いまだと、コンピュータの人工知能やシンギュラリティとかが話題になって完璧な思考とかも、なんとなく想像できると思うんですが、完璧な人間や完璧な思考っていうものが、もしあったとして、そこには、個性というものがないんだと思うんです。昔、学生時代にロボットの研究をしていて、いろんなロボット作ったんですが、その中で、光についていく虫みたいなロボットを作ったんです。それを5台くらい動かしてみると、それぞれに、光センサ(当時はCDSセルっていってた)の特性が違うので、動きが違うんですよね。特に特性から外れているものは、外からみていると、そのロボット虫にまるで意識があるように思えたんです。欠点があるほど個性になって・・・ まるで動きに意思があるように感じたんです。魅力って、自分ではわからないし、ほかの人が感じるもので、個性も自分で定義することはできないものだと思うんですが、きっと、ほかの人が感じるものなんだと思うんですよね。だから、この言葉を見て、ふと・・ 欠点の集合体が魅力なんだよな。。って思うんです。強くても弱くてもいい。そういう欠点が魅力なんだと。。

往年の暮らしの手帖の紙面は、まるで、今のミニマム・手仕事ブーム?

当時の紙面も紹介されていて、まずは、家ですが、小さな暮らしが流行っていると思うんですが、たとえば、YadokariGreenzなどが紹介しているタイニーハウスに似てるような気がします。

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似てません? たぶん、これが守るに足る幸せの一部なんだと思うんですよね。

(僕自身は、大きな家に、大家族で住む方が効率的だと思っていますが・・・(笑)

あと、料理も・・・

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なんとなく・・・今のマクロビとか、発酵ブーム。。を連想する内容ですね。

働き方や、モチベーション論なんかも、今の流行に近いものが感じられました。

でもやっぱり趣味人だったのね。

白洲次郎もそうですけど、やっぱり、この終戦を迎えた後の文化人は、みな趣味人だったんですねぇ。鉄道模型や写真などなど、やっぱり男の子の趣味をもっていたんですね。ちょっとほっとした(笑)

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とと姉ちゃんのことも別冊が出ているようですね。こちらもまた見てみようかな?

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