目次
- データ好きなので・・・
- 2016年からの良いトレンドと悪いトレンドを説明する12のチャート
- 1.難民の数は増えた (Badかな?)
- 2.地球温暖化対策協定が発効した。(Goodかな?)
- 3.世界貿易の弱まり(既得権益を持っている人はBadで新しい指標で生きていく人にはGoodかな?)
- 4 モバイルの普及率の方が、飲み水や電気より高い!(Goodかな?)
- 5 全人口の三分の一が20代未満 (Badかな?Goodかな?)
- 6 今後10年間に6億人の雇用が必要になるでしょう。(ん~~ 雇用の定義を変えないとBadかな?)
- 7 3人に1人はトイレにアクセスできませんでした。(マジか?)
- 8.世界の極貧層のほとんどは、サハラ以南のアフリカと南アジアに住んでいた。(Bad or Good??)
- 9. 2030年までに、世界の3分の2が都市に住む。
- 10:事業改革を実施した。
- 11. 20カ国以上でタバコの喫煙が増加している。
- 12.世界で最も貧しい国々は、記録的な支持を得ている
- ちょっとだけ乗せるといっておきながら・・
- いいね:
- 関連
データ好きなので・・・
昨日は、2035とか2045年の予測についてでしたが・・・
【未来を見る】Global Trend 2035 出てるはずだけど見つけられない。。予想を外しているのかな?って予想できないよね。。【2017年トレンド】
もともとデータ好きなので・・World Bankとか、環境データとかよく、見てます。
データコレクターかもしれません(笑)
Twitterもそういうフォローが多いかな?新年だと、そういうデータが多い時期ですね。それで、World Economic Forum(@wef)というアカウントもフォローしていて、とても面白いなって思ったデータがあったので紹介します。
2016年からの良いトレンドと悪いトレンドを説明する12のチャート
原題は、12 charts that explain the good – and the bad – trends from 2016です。
https://www.weforum.org/agenda/2017/01/12-charts-that-explain-the-good-and-the-bad-trends-from-2016?utm_content=bufferc8a2b&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer
私たちの生活に影響を与える社会的、政治的、経済的な激動、暴力と強制的な変革というヘッドラインの間に、2016年を暗く感じることと思います。データを見てみると、我々が直面する課題だけでなく、 より平和的で繁栄し、持続可能な未来を想像できるものもあります。 今年の物話を伝えるのに役立つ12のチャートを紹介します。
12個の図と短い説明が乗っているんですが、12個のタイトルと、とても面白いな~って思った図をさらっと紹介しますね。
1.難民の数は増えた (Badかな?)
サブサハラ(アフリカ)の難民が増えている。。言われなくても図など見なくてもそうですね。2016年の初めに、6500万人が自宅から強制退去され、前年の6000万人から増加しました。 2100万人以上が難民に分類されていました。
2.地球温暖化対策協定が発効した。(Goodかな?)
194か国中の118カ国がパリ協定に批准しました。
図は、太陽電池価格の低下を表している図です。驚きは、特に、アフリカ、南米で価格低下が大きいということ! 日本の電力の価格とか・・・正当なものだとだまされないようにしないといけないですね!
日本とかの比じゃなく・・・ザンビアやメキシコでは、3~6 cents/kwhだそうです。1ドル100円としても・・・3~6円/kWh ですね。もともと電力設備を持っていなかったところが、更地から太陽電池などで入れていくと、これくらいの安い電気料金になるということです。原発や既存の火力、それに最適化された送電網があるために、日本では引き下げられないということですね。。新しい技術を導入する方が安くなるという証明ですね。
3.世界貿易の弱まり(既得権益を持っている人はBadで新しい指標で生きていく人にはGoodかな?)
この図が面白い。
2016年は、世界的な貿易の成長は、世界的な金融危機以来、最も弱い業績を記録しました。 世界貿易の約3分の1を資本財が占めているため、貿易量は年々停滞しており、世界投資の弱さが重要な役割を果たしています。 貿易は世界経済の主要な成長エンジンであり、1990年以来世界の貧困を半減させるのに役立っている。したがって、貿易の減速は、成長、発展、貧困との闘いに影響を及ぼす可能性がある。
とありますが・・・ 僕は、悪いことかというと、あながち悪いことではないような気もします。リーマンショック後、一時的に持ち直したように見えても、長期トレンドでは、確実に2008年が変曲点になっていたようです。2016年の9月ごろに、WTOがアラートを上げていましたから。。。
ちょっと古い2012年のグラフですが、GDPの伸びというか工業生産品によるグローバルGDPの時代ではなくなった。ということがよくわかる図ですね。それだからと言って、金融とかそういう時代ではなく・・引き金はリーマンショックでしょうけど・・・お金で買えないものが成長の指標にするなど、新しい成長の指標(心の豊かさとか、自由に使える時間とか・・)が必要になってきているということですね。
http://investmentwatchblog.com/new-downturn-in-the-global-economy-global-trade-volume-growth-is-deep-in-the-danger-zone-moodys-possibly-downgrading-5-big-canadian-banks-the-eurozone-money-supply-is-contracting-again-and-china/
4 モバイルの普及率の方が、飲み水や電気より高い!(Goodかな?)
これは、実感にも、ものすごく合う図です。一番おもしろいと思う図です。こんな時代が来てしまったんですね。
要は、発展途上国で、一気に、モバイルが普及した! 水や、電気より先に!
無線通信ですから、とてもカバー率を上げやすくなった。有線での普及をさせるより無線でやる時代になって、多くの人に行きわたったということですね。確かに、海外ボランティア活動などの発表で聞いても、ITU-Tの会議で聞いたものでも、貧困と言われる層の人たちほど、スマホを持っているという事実を目のあたりにしています。ほぼ90%に来たということは、これからは、リプレイスの需要しかないということですよね。世界的な人口も減ってきますから、都市移住が進んで、水や電気のあるところに住むという傾向になるかと思いますが、地球上どこへ行っても通信が繋がるという時代に、もう少し新しい地球の住み方が出てくるのかもしれないなぁ~と思わせる図です。
5 全人口の三分の一が20代未満 (Badかな?Goodかな?)
アフリカが一番若くて、20代未満が50%の国が約40カ国あるそうです。先進国はだいたい20%以下で、少子化が進んでいるのはどこも同じですね。。
6 今後10年間に6億人の雇用が必要になるでしょう。(ん~~ 雇用の定義を変えないとBadかな?)
確かに、今の雇用というか、大量生産時代の考え方では・・・
世界の18億人の青少年の3分の1は、現在雇用、教育、訓練を受けていません。 今後10年間で就職する10億人の若者のうち、現在存在する就労者が40%に達すると予想されています。 将来の仕事は変化しており、世界経済は今後10年間で6億の雇用を創出し、若年雇用率の予測に合致する必要があります。
こうかも、知れませんが・・・ 教育にしろ、もう少し違う方向というかリベラルアーツ的な教育が必要でしょうし。。就労しなくても生きていける時代になってくるのかもしれませんね。
7 3人に1人はトイレにアクセスできませんでした。(マジか?)
本当ですか? どこでしてるの????
open defecation 英語でそういうんですね!
知らなかった。。
なんとなく・・・わかる図です(笑)
8.世界の極貧層のほとんどは、サハラ以南のアフリカと南アジアに住んでいた。(Bad or Good??)
これ自体は、まぁ、そうでしょうね。。ということですが・・・これに続く図を見ると、明らかに、貧困は減っています。Goodではないでしょうか?
たぶん、Non-Poorの中での格差がこれから問題になってくるのでしょうね。ある意味で2030のレポートが言っている通りです。
9. 2030年までに、世界の3分の2が都市に住む。
2030のレポートが言っている通りです。 データでもそういわれている。。
しかし・・・東京がとびぬけていますね(笑) 日本というか東京! 大阪でもニューヨークより人が多いってことですね。経済を東京と大阪だけで測れば・・・世界一位ですよきっと(笑)
10:事業改革を実施した。
良くわからないけど、経済発展は、規制改革で起こっている。。ということのようです。
Doing Business 2017は、昨年、世界中の137の経済国が283のビジネス規制改革を実施したことを明らかにしました。 これは、前年度より20%以上の増加を示しています。 改革の分野には、事業の開始、税金の払い、クレジットの取得、財産の登録などが含まれていました。 注目すべきは、世界の最貧国のうち54カ国が113の改革を実施し、ニュージーランドは190カ国の間で一番事業を行うことが容易であったことである。
そりゃそうでしょうよ。。 規制改革で、事業変革しなくちゃいけなくなるから、新しいこと何か起こっちゃうんですよね。。事業がしやすい環境、雰囲気を作る。それが必要ですね。
11. 20カ国以上でタバコの喫煙が増加している。
実は、これビックリ。。 僕 喫煙者でどんどん片身狭い思いしているので(笑)
ヨルダンとかインドネシアとか30%とか40%なんですね。。 びっくりだよ。WHOの資料みたいです。
12.世界で最も貧しい国々は、記録的な支持を得ている
先進国と発展途上国の両方を代表する60以上の政府の連合が、世界銀行の最貧層への資金である国際開発協会(IDA)に750億ドルの補充を約束しました。 過去25年間、IDAの支援を受けている国々は多くの面で進歩を見てきました。 これには、きれいな水や衛生設備の利用、学校の完成率の向上、小児期の予防接種率の向上が含まれます。
らしい。。
水やワクチン、下水などゆっくりと伸びていますね。。 モバイルも国際開発協会がやったのかな?
ちょっとだけ乗せるといっておきながら・・
沢山乗っけちゃいました(笑)
こういうロングレンジで乗っけてある図って、トレンドが本当にわかって面白いですよね。思っていたり、感じている傾向と、同じところや、まったく違っているところなどがあって、見ているだけで面白いです。
こういう傾向があるってことが分かると、マーケッティングにも使える?グローバルすぎて使えないか?(笑) でも、何を変えなくちゃいけないか?っていうのはよくわかるのではないかな?って個人的には思います。
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