ふとしたきっかけで・・
ふとしたきっかけで、オープンデータやCode for 的な活動を始めてみようかと・・ 小平市の避難場所マップやAEDマップを作ったんですが・・
これをFacebookの「ぷち田舎こだいら掲示板」に投げたら、少々の反響がありまして(笑)、それを、きっかけにして、Facebookで「小平あたりでCivic Tech みんなで楽しく」ってグループを起こしました。(これについては、少々思うところとかあるので、また別のページで。想いのある方、是非いっしょにやりませんか?)
で・・・驚くことに、ご自分で、いろいろなマップを作成されている方がいたり、いろんな使い方のアイディアがある人がいたり。。で、驚いています。
今日は、その中で、樋口さんが、小平の飲食店マップと、小平では有名な「丸ポスト」を、Google map上で作って、公開してくれていますので、紹介します。
小平市飲食関係所在地一覧
いや。。これが凄い。ある意味で、Civic Techや、ソーシャルナレッジの見本かもしれません。
「プチ田舎こだいら」にアップされた情報を地図上に!
私も大変参考にさせて頂いている皆さんのレポート並びに推薦、 ”今日は何処で?なにを?” という時に、このグループ内の投稿を探すのは結構大変でした。(
歴史もあり奥深い)
そこで検索機能も利用して、GoogleMapに落とし込んでみました。
写真は皆さんの情報を中心に!
店舗情報は「食べログ」などから補足追加しました。
スマートフォンでは見にくいようです。※追加・訂正は可能?ですので、是非遊んでみてください。
追加・訂正は、今のところできないのですが(Googleの共有設定などの技術的な問題で、追加・訂正できると削除もできちゃう。。)、そのうち、みんなで相談してなんらかの方法でそうしたいですね。
これ、ちゃんと写真や、連絡先、HPまで情報として入っています。大変な労力だと思います。ご自身でも写真とって入れたり。。凄いです。あと、個人的にうれしいのは、喫煙可かどうかの情報が入ってます(笑)。僕、喫煙者なので(^^;
たとえば、サインカフェベリーユーをクリックすると。。 こんな感じです。
このHPにも、僕が行ったところだけのお勧めページがあるのですが。。
みんなが行ってきた情報をまとめてくれているので、情報量は多いですね。
誰が作ったか?も実は大事なんですよね
ちなみに、小平市の商工会の公式にも、飲食店情報ページがあります。
http://www.kodaira-net.jp/
この二つを比べると、何が違うと思います? お店側・経営者側が情報発信するHPと、ユーザー側が勝手に情報発信するHPの違いです。商工会に入っていなくても情報が載るんですよね。消費者(コンシューマ)の誰かが行って情報を作った(プロデュース)する。プロシューマの世界ですね。未来学者アルビン・トフラーが1980年に発表した著書『第三の波』の中で示した概念です。 あれから・・ 50年近くたって、本当にそのような時代になってきている。。
もう中古の本しかなさそうですけど、これ、今を考えるにはとてもお勧めな本です。
製造なども。。どんどんこうなって行くのかな?ほんとかな?(笑)
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丸ポスト
小平いちおしの観光資源である丸ポスト こちらは、自転車でご自分で写真をとって集めたそうです。スゴイ!!
これも、直接、ピンをクリックしてみてください。ご自分で集められた情報として載っているので、住所だけじゃなく、「信濃寿司のはす向かい」とか場所が分かりやすくなっています。
平成25年5月(徒歩)に引き続き平成27年6月(自転車)
にて現在使用されている全ての丸ポストを探索してみました。
そして今回自転車にて三回目の実施。
行程距離はおおよそ26km。
徒歩だと7~8時間、自転車だと3時間程度。☆追加情報(2017-02-14)
2013年当時と現在では若干番号に違いが有リます。復元した場所(No. 32の回田本通りは一時撤去されていたものがほぼ元の位置に再設 置)も含めて使用可能な丸ポスト32箇所です。
※ 昭和病院ロビー内は施設ということで念の為、了解を得たほうが良いかと。
ちなみに、丸ポストのデータ自体は、小平市の公式にもあります。
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/005/005301.html
オープンなデータだから解決できそうなこと
例えば、これと、僕が作ったAEDのマップ
データがオープンなので、例えば、飲食店マップと、この2つを引っ付けて、ある飲食店の近くのAEDを3か所と、丸ポストを3か所行って確認して、写真を見せれば、50円引きとかのクーポンを出して、みんなで、AEDの場所を確認するとかの訓練をする。。とかってキャンペーンしたら。。 もしもの時のAEDの場所もわかるし、飲食店もお客さんが増えて。。とか?そんなアホなことしないかな? 少し工夫するだけで、人が動いて、本当の社会課題(例えば、AEDの場所は、オープンにされているのに、本当に必要な時にどこにあるのか?わからないから使えない。)っていうようなことを、解決できるかもしれません。
二次利用が商用利用禁止だと、こういうことはできないですね。商用も含めて、社会課題を解決するって・・ただデータをオープンにしたり、あるアプリを作ったりすることだけじゃないんだよね。って思います。
例えば、こだいら地図検索 ぶるべー・NAVIっていうのがあります。
http://mappage.jp/S/S00.php?X=2.43439833&Y=0.62352553&L=8
これは、これで素晴らしいのですが、この利用規約を見てみると、
■情報の二次利用について
くらしの便利マップの提供するサービスおよびコンテンツの利用(使用)について、その全部あるいは一部を問わず、
商業目的で利用(使用、再生、複製、複写、販売、再販売などあらゆる形態を含みます。)することを禁止致します。
ただし、「企業情報」の掲載(登録情報)など本サービスにて許可された範囲ついては除きます。
※地図については、著作権その他一切の権利は株式会社ゼンリンに帰属しています。
どうして・・商業目的での利用ができないんでしょう? 黙ってすればいいという話ではなくて、こういう所が、オープンデータではないんです。データがあるないの問題では実はないんですよね。このあたりは。。
オープンライセンス
概念としては、Creative Commonsが一番いいかと思うんですが。。
ちなみに、
経済産業省のオープンデータサイト(Open DATA METI, http://datameti.go.jp/)で統計データと白書データでは、統計データには、CC表示ライセンスが、白書データにはCC表示-改変禁止ライセンスがつけられています。
もう少し、分かりやすくならないかな? 多くの資料や基本になる考え方が英語だし。。
オープンソフトウェアでは、MITライセンスがいいと言われています。これらのライセンス等を詳しく、分かりやすく。。 データでも使えるよう。。
とか
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1407/14/news006_2.html
などを参考にするんだけど。。
こういうのと、Google Driveなどの共有設定、閲覧権などの設定と一緒にならないかなぁ??
システム的にそういうのになっていると便利なのになぁ~
作るか? いやいや。。誰か作ってるだろ! ないの?
誰か知っていましたら、教えてください。
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