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Google、Amazon, Facebook
http://forbesjapan.com/articles/detail/15333
ここ数年、Google(情報)、Facebook(人)、Amazon(物) は、それぞれインデックスを作って、それぞれの資本(リソース)を築くことで資本主義を進めていて凄いと思っています。だから、それぞれについてよくこのサイトでも取り上げています。
ここ数日、Facebookのザッカーバーグの記事や、前から言われているFacebook離れについて、書かれている記事を読んで、ところで・・・このHPへ流入する参照元はどうなっているのかな?って思って調べてみました。
実は、去年の7月の時点では、Facebook強し!っと言っていたんですが・・
【Google Analytic】久しぶりにアクセス数確認・・・Facebook強し!Twitter弱し(笑)【WordPress】
このサイトの参照元メディア
Google Analyticsで見た参照元 1週間分
こちらは1か月分
Facebookは一定数の流入はあるけど、3%程度で、Twitterとの差がなくなってきています。
半年ほど前に、Wordpressの参照元では、
Twitterとは5倍以上の差、Googleの検索から来る数値とほとんど変わらないくらいの流入が確かにありました。
では、今は・・・Googleの検索からは、5倍以上増えているのですが、Facebookからは半分くらいになっています。Twitterは、ほぼ同じくらいの流入ですね。
Facebook、Twitterの使い方、G+の使い方も含めて、ほとんど何も変えていません。https化はしたりしたんですけど・・・対応したのが、つい最近なので、Google検索からは、かなり不利な状況だと思うんですが、それでも、Google検索強し!の状況です。
以前は30%~40%もFacebookからの流入があったのに、今は3%程度 何があったんでしょう
Facebookはニュースメディアか?SNSか?
Facebookの業績自体は、Instagramの流行もあって、すごくよいみたいです・・
https://japan.cnet.com/article/35095943/
これは、SNS的な使い方としては、モバイル・写真・動画のInstagramなどで、かつ広告を出すというモデルが今はあたっているので、業績が上がっているのでしょうが、本業のFacebookの方は、偽ニュース対策などが話題になっています。
http://forbesjapan.com/articles/detail/14873
表示アルゴリズムも変更されたりしていますね。もともと、自分の好みにあうように表示されるアルゴリズムをSNSの性格上、完全に抜くことはできないでしょうから、非常に難しいことをやろうとしているんでしょうね。個人的には、これ、無理だと思うんですよね。国が国民を表すように、Facebookは個人の好みを表すことになるので、ニュース自体の信ぴょう性は、個々人がもっているモラルや、その人が属しているコミュニティのモラルに比例するしかないのだと思います。
電話帖や名刺交換としてのFacebookは残るのでしょうが、コミュニティSNSとしてのFacebookはかなり岐路にたっているのかも知れません。ただシェアして、いいねというマイクロブログとしての機能(沢山の人に読んでもらったり、反応してもらったり)は、ほぼ終わりに近づいている。
今は、大手のニュースメディアのシェア記事を読む媒体になっている。
流入が減るということは、広告メディアとしての意味・価値も急激に落ちているということではないか?って思います。Facebookへ広告を出していないので推測でしかありませんが・・ネットの良いところは、広告主も、参照元からの流入量を追えるということです。
つまり・・FacebookのSNSは終わっている。。 ということかも知れません。
コミュニティを創造し、コミュニティのために・・・
なぜ、そんなことを感じたか?というと・・・
https://www.facebook.com/notes/mark-zuckerberg/building-global-community/10154544292806634
つい先週、ザッカーバーグが出したNoteです。
凄く長い文章なので、読むの途中でいやになりますが(笑) ようは、Socialインフラを作っていくのですが、Communityを軸として、やっていくのだ。人と人のつながりが大切なのだ。ということが書かれています。
全世界のコミュニティを作り上げる!
ちょっと、感動したんですけど…僕 こういう想いで、やっているというのは素晴らしいことだと思います。
しかし、今、ザッカーバーグが、このことをNOTEにしなければならないということは、Facebook自体が機能しなくなっているのかもしれないな。。って
FacebookのAndroidアプリのレビューは
まぁ、前からそれほど良くなかったのですが、まったくユーザーファーストになっていないし・・・ いつまでたっても改善されない状況が続いているようです。
「仕組みの問題」
もう一つ、昨日あたりに、TwitterでもFacebookでもシェアされていた記事
http://chibicode.com/the-prize/
こちらも、死ぬほど長い文章ですが、真ん中あたりから、Facebookのザッカーバーグの慈善事業について、ニューアークの学校・教育の立て直しについてのことが乗っています。
実際の詳しい話は、この本に詳しくのっています。
仕組みを変えるというのは、とても難しい話、というのがよくわかりますし、既得権益というものが、どういうものか?というのがよくわかります。
Facebook自体も、この仕組みの問題に直面しているのかもと・・・思ってしまった。
Google、Amazonは。。
Googleは、インターネットの情報(Context)自体を使いやすく。
Amazonは、リアルな物品の購入をしやすく。
その上で、Googleは、AdsenseやYoutubeでContextのプロシューマを作っている。Amazonは、物品や本を作る人を作っている。使いやすさも向上している。
ある意味でリアルとバーチャルをつなげる役目をしています。
Facebookはバーチャル・リアルそのものなんですよね。
FacebookでいうCommunityというのは、街の作りととてもよく似た世界だと思うんですよね。道路沿いや駅ちかの店は人通りが多くて、人が寄ってきやすい。人通りの多いところに掲げる看板は、大手のものになってしまう。そうすると、どうしても、どこかで見た世界共通のもので、面白みがなくなってしまう。やっぱり裏路地が好きな人もいるし、駅から離れて、あるいは人里から離れて・・・ 偶然迷い込んだ道で新しい発見がある。というワクワク感やドキドキ感がない街は、廃れていくんですよね。
Facebookの場合は、Micro Communityの集合としての Building Global Community を作る 偶然、何かが起こるというセレンディピティ(serendipity)を付加するということをもう少し愚直にやらないと、その街は無くなってしまうんじゃないかな? それには少なくても動画ではないと思う。 コミュニティのための機能は、連絡・出会い・コラボレート・エンターティメントの新しい機能ではないのかな?
【読書感想文】う~ん。。若者が集まる大学とか学校を地方に移すのがいいんではないかな?国土計画:「国土のグランドデザイン2050 ~対流促進型国土の形成~」
これと一緒かな? なんて・・・思ってしまいました。
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