目次
〇〇を超えて・・
「~社会を超えて」という本のタイトルもある意味鉄板なのかな? いろいろ出てます。僕は実はこの手の本読んだことないんですけど(^^; いつもの頭の体操です。
「~社会を超えて」と「Beyond ~」という表現で願う社会像を書いてみる・・・ 社会像を言うというより、今の課題を~に合わて書く感じですね。 今の課題。。沢山ありすぎて・・ Beyond は思いつくのですが・・・ 社会を超えてが。。なかなか思いつかなくて、どこかで聞いたことありそうなものになっちゃいましたが(笑)
1(大きな組織)社会を超えて
アメリカ・中国などの大国、大企業などの組織。大きなものを統治するために必要となるハイアラキー(階層)。もともとは、戦争があるという前提があり、大きな組織が必要となり、その大きな組織を統治するために、マネジメントというものが出来てきました。大きな組織の暴走を抑制するために、コンプライアンスという法も出てきています。大きな組織が有利という前提は、民度が低い時は成り立つかもしれないですが、どんどん民度が上がってくると、ハイアラキーのどこにいる人も、同じような考え、同じような行動ができる人になってきます。もう大きな組織や、中心というものが必要ない時代に来ているのかもしれません。小さな組織、小さな集団が、ゆるやかに、お互い疎結合でもやってゆける社会が来ているのかもしれません。ただ、これも新陳代謝などにまだ問題があるので、それを新陳代謝できる仕組みや概念を付加していくと、いまよりもっといい社会が来るのではないかと思います。
これは、この間でたシフトやGlobal trends 2030という本にも同様なことが書かれているような気がします。個人の力が大きくなってくる。それだけだと面白くないので、上のように考察してみました。
これの新しい2035版が出ているはずなんですが、見当たらないですね。。なぜだろう?
2(大量消費)社会を超えて
大量に作るから安くなる、効率化される。というパラダイムが、必要とされるモノを必要とされる量、適切に生産されることが一番効率的であると、パラダイムシフトが徐々に起こっています。生産において、この大量生産がもっとも効率的であった時代は、そろそろ終わりに近づいているのだと思います。地産地消ですが、地産の効率性を具体的に進めて行くには、3Dプリンターやロボットのようなものでの製造を多くの人は、思っているのかもしれません。しかし、そのような次の世代のハイテクなものが必要とされているのではないような気がします。例えば、鉄を溶接して、ある程度使えるような農具を作るとか、その大きさ、強度、安全性など、100年くらいかかって出来てきたノウハウの共有と、そのノウハウを実践できるようにすることが、重要なのではないか?と思うのです。極端なことを言えば、自分で車が作れちゃう。自分でスマホが作れちゃう。。ようなことが一つづつ起こって行かなければならないのではないか?って思います。ノウハウの共有とそのノウハウに基づいた生産。食べ物も同じで、篤農家の生産ノウハウが、そこらにいる人が使えるようになって初めて、地産地消が成り立つのではないかと思うんです。そういう小さなファクトリー、小さなファームが、日常品や必要品を適切な量で供給できるノウハウの共有と実践方法の共有が必要なのではないかと。。
3(グローバル化)社会を超えて
ガラパゴスとグローバル化は、少し前によく議論されました。グローバルに受け入れられるものでないと、スケールしないと。。しかしローカルに受け入れられないと、そもそもグローバルに受け入れられないはずです。もうひとつのグローバル化は、労働と消費の分離を引き起こしています。まだまだ大航海時代の奴隷制度のままのグローバル化だったから、先進国のローカルでは消費化を、発展途上国のローカルでは労働・生産化だけが行わる。「よいコト」ということの基準を、ひとつの基準に押し込めているために起こる現象ではないかと思っています。それぞれのローカル基準で、特色ある地域、特色ある人が、それぞれの地域で活躍できるコトが、「よいコト」という基準になれば、もっと変化していくのではないかと思います。グローバル化社会の先は、ローカル化ではなく、多様化なのかな?とも思います。多様な価値が認められる社会。そんな社会になっていくのでは?
4 Beyond (The Stock)
今の経済の多くは、実際のモノやサービスの価値以上に、雰囲気というか伸びシロを見越した成長性という価値や株(Stock)というもので成り立っていると思います。株自体を成り立たせているのは、国家信用に基づくお金だと思うのですが、そのお金はマネタリーベースでみると、リーマンショック以降に、何倍も量的に増えています。今はなんとか不時着できるように、国家信用という名のもとに操作されていて、なんとか持っている状況だと思いますが、この「伸びシロ・成長性」というものが「成長の限界」という機運に変化してきた時に、Beyond The Stockが起こるのではないかと思っています。 その時には、最低限のモノがシェアされ、サービスの価値だけが取引される新しい通貨が生まれてくるのだと思っています。
【経済破綻!?】お金をヤバいくらいに刷りすぎているんじゃないの?リーマンショックって凄いことだったんですね。【経済のお勉強】
5 Beyond (The AI)
AIはArtificial Intelligenceの略です。シンギュラリティといいって、人間の能力を超える点がよく話題になっていますが、もともと、ひとつの能力では、すでにコンピューターが人間の能力を超えています。計算にしろ、記憶にしろそうですね。産業革命では、力がそうでした。
すでに機械に超えられていることは沢山あるので、今更・・と思うのです。Artificialというのは人工的なという意味でしょうけど、これからは、AIがAIを作る時代にはっていき、人間が人工的に作ったものじゃなく、アルゴリズムが勝手に作り出す、自然な知能になっていくんじゃないかな?って思っています。そういう世の中の次の世界は、きっとAAIじゃなく、単純なI(完全な知能)が生まれるのかもしれないと思っています(笑)。よく神のことを、全知全能といいますが、そういう世界がくると、もう少し人間の悪いところを修正せざるえず、全知全能の考え方がガイドになるような世界がくるのでは。。とSFチックですが(笑)
6 Beyond (The Free)
シェア社会や、ネット社会によって、Freeの時代、限界費用ゼロの時代と言われています。現実には、モノは必要ですし、そのモノを必要としている人に届けるにはFreeでは成立しません。今の、シェアやFreeが成り立つには、富裕層や大口ユーザー、特定ユーザーがいるという前提があります。しかし、この富裕層(すでに資本を持っている人)は儲け、貧困層との格差を益々広げる原因にもなっているのではないか?と思うことが多々あります。大きな組織などがある前提でのFreeというのは、長くは続かない法則なのだと思います。今言われているシェアやFreeの時代の先は、何か?それを考えるのが Beyond the Free です。労力ー楽しさ=価格 になっていくのかな?なんて思っています。
やっぱり、いろんな本に影響受けているなぁ~
コメントを残していただけるとありがたいです