憧れて、アースオーブンを作ったわけですが、薪を使うわけでして、薪をホームセンタなどで調達すると、一束500円~1000円くらいかかります。だいたい一束で1回に5枚くらい焼くと3回分くらいです。かなり燃費いいといえば燃費いいかもしれないですね。でも、「薪欲しいなぁ~」なんてつぶやいていたら、母親の友人が、「ちょうど木いっぱい切ったので、持ってくわ~」と言って・・・
山のような丸太
ん??
ちょっとなんですか??
(笑)
どうも、こういう木を廃棄しようとすると、産業廃棄物扱いで、キロあたり非常に高価な引き取り料が発生するとかで、切った木がたくさん運びこまれました。
ということで、ピザ焼く分には1000回分くらいの切り株をいただきました。ありがとうございます。
それで、斧を借りてきたり、家にあった電動チェーンソーとか使って切っていたのですが、なかなかこれが切れないんですよね。薪にする木は、本当は水あげが少ない冬前に切って、すぐに枝打ちして、チェーンソーで切っておくと作業がしやすいそうですが、この木は、夏ごろに切ったもので、水分も多く、切ってから乾燥が始まっているのでこれまた切りにくい状態でした。
まずは、チェーンソーなんですが、大きいものに越したことはないようですが、エンジンの馬力よりも、刃ですね。刃も新品にするというより、20分くらい切ったら、やすりで目立てするようにすると、ガンガンというかサクサク切れるんですね。これはびっくりでした。
丸太の輪切り
てことで、やっぱりチェーンソー買っちゃったんですよね(笑)
ということで、初めて買う人は、電動でもいいみたい。それよりヤスリとオイルをおすすめします(笑) もし買うなら、替え刃が近所のホームセンターにあるかとか、替え刃のヤスリのサイズを確認して買うといいかもです。結構伸びたりするので調整必要だし、切れたり・・・(切ったのか?切ったら危ないですよ・・)するし・・僕のは、オレゴン91VG/91PX-52E 互換でした。でヤスリは、4㎜です。
こまめに目立てするならこういうダイヤモンドチップがいいみたい。刃がもっと悪くなってたら、付属のヤスリでガリガリ削る必要ありますけど(笑)それと、オイルも結構たくさん要ります。オイルが切れてくると、刃がすぐにダメになっちゃうので、オイル切れを起こさないようにした方がいいです。と・・・自分の失敗談ばかりですが・・ 生分解性とかがいいのかな?適合表とかチェーンソー専門ショップで確認しておくといいです。
やっとあこがれの薪割
だいたい輪切りにチェーンソーでしたら、今度は、斧の出番ですよね。なんか男の子にとっては、この薪割ってちょっと憧れがあり、斧を借りてきて・・・
ほれ! って力を込めて、振り下ろすと・・・
斧が食い込み、斧を丸太から取り外すのに10分くらいかかり・・・
ほれ!ってまた力を込めて・・振り下ろすと・・・
ん?また斧が食い込み・・・今度は20分くらいかかって
そういう時は、こんな木槌を買っておくと取りやすいかも(笑)
ふつうのハンマーではにっちもさっちもいきません(笑)元から持ってたのでなんとかなりましたが、なかったら、丸太に刺さった斧がオブジェと化します。
で、いろいろ調べたり、聞いたりしたら、洋斧を買うといいということを教えてもらいました。洋斧って、刃が楔みたいな形になっているんですが、その楔のVの形が抜けやすい。割りやすいような形になっているそうなんです。杉とかヒノキとかきれいな薪を割る場合は、こんなの必要ないそうですが、広葉樹を割るには、洋斧がいいようです。ほんと、これいいですよ。
一振りで、こんな感じに・・・ まぁこんな中途半端なところで止まるよりも、ぱーん と 左右に薪が飛んでいく感じで裂けます。
これくらいの丸太の長さにすれば、かなり楽勝です。
でまた、この薪が思いのほか重いんですよね。乾燥すると軽くなるんですが
こんなのに乗せて・・
こんな風に積んでおくわけです。この小屋の裏にも薪置き場作ったのですが、あっという間にいっぱいになって、こちらの側面も薪積み場を増設して、もう置くところない状態まで行ってます(笑)
雨にぬれても、乾燥するみたいですね。とにかく割って、地面から少し上げたところに積んでおけばいいみたいです。で、1回のピザ焼くのに最低3本、普通は5本くらいしか使わないので、もう本当に助かっています。
薪割すると、ストレス発散と、運動不足解消にぴったりです。むちゃくちゃ汗かけますよ!
[…] 薪の割り方なんかも実践できたり、ナイフの使い方とかも、古い本と新しい本でどれだけ違うか?など楽しめると面白い。 […]