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現代思想!?臨時増刊号?? 微生物の世界?
Amazon君は、時にして、悲情である。こやつのレコメンデーションに、フェルメンテーション好きな、おいらは、テキメンに、ポチってしまうのである。
微生物の世界 -発酵食・エコロジー・腸内細菌 って 興味あることばっかりやん! 現代思想って本は、実ははじめて知りましたが、思想の本なんですね(笑)って思想ってなんやろ?
ってことで、こいつも読了してしまいました(笑) ので・・・また買わないように・・φ(..)メモメモを。。
ちなみに・・・こないだシュレーディンガーについても書きましたが・・・シュレーディンガーって物理学者だけでなく、生命細胞学もやってたんですね。この本の最初に載ってました。
「生命とは、複製と代謝である」 と そうなのか。。 この定義にてらすと、ウィルスも生命に入るという話から、はじまっています。
全体を通して、人間は微生物と共生している。その共生の中で生きていかなければならないし、抗生物質もカビから作られているが、そういう敵対関係で生きるより共生で生きなければならない。腐敗と発酵は実は分けられないもので、発酵菌の中で生きることが重要! って感じのことが共通の思想としてまとめられているような気がしました。
面白かった記事は、僕的には、全部面白かったんですが・・特に面白かったのは、興味があるところですね(笑)
①酵母と暮らすパン焼き生活
②ヤギと暮らせば菌だらけ
③カビが作り出す光と影 ← これ、耐性菌の話や、軍事技術としての発酵技術の進展について書かれていました。
④微生物はなぜ小さいのか ← そうか・・大きいとダメなんだ。。
⑤微生物に直面する科学技術 ← STAP細胞のことも・・・
天然酵母好きには気になるタルマーリの変遷について
この腐る経済以降に鳥取県に移られて・・・なんだかあまり土地に対する愛着がない方かな?って思っていたんですが、なぜ移っていったのか?ってことや、その後の様子が載っていました。町おこし的に保育園の跡地に町が招致したんですね。。
小泉武夫×藤原辰史 討論というより・・・食はエロスだ!
食はエロスだ!っていうところと、あとは今まで読んだ本の内容が載ってました(^^;
小泉先生の本の紹介って感じかも・・・
これまで読んだ本の内容で、ないのは・・・
菌まみれの話ばかりでしたが・・・ 傷はぜったい消毒するな!っていうこの観点の記事がなかったですね。。でも、トータルでは、菌との共生が書かれていましたが・・(笑)
発酵マニアの・・・発禁になっているからかな?TGGヨーグルト的な話は、のっていませんでした。
ということは、かなり網羅的にこの本は発酵や微生物のことが掲載されています。
最後に、アルゴアが推奨してたバイオエタノールのことも書かれていて、トータルのエネルギー消費が大きいバイオエタノールでは、本当にエコ(地球環境に負荷がかからない)にならないことや、WHOのスポンサーが製薬会社になって抗生物質的なものを沢山配るようになって、菌と共生できなくなったり耐性菌ができてよけいに悪くなってること・・・云々・・・とか、ピロリ菌も共生しないと・・・とか、ちょっと考えさせられる内容が盛りだくさんでした。
傷は消毒するな じゃないですが・・・ まだまだパラダイムシフトが起こらないといけない分野なのかもしれませんね。消毒って概念がもう古いんでしょうね
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