【読書感想文】小泉武夫著「発酵」マニアには必読書かも!ミクロの巨人の神秘【なんでもできるのね】 

バイオマスに少し興味がでて、ふと、こんなものを買って・・・

アルコール発酵をちょっとして、酒粕酵母でピザ生地を作ったり、パンを焼いたりして、天然酵母を作ってみたり、TGGヨーグルトを作ってみたり、ダンボールコンポストを作ってみたりと・・発酵にはまりまくっているわけでして・・・

日本には、小泉武夫という発酵の大家がいて、その本がとても面白いという噂を聞き、買って読んでみました。

この本、超おすすめです。★★★★★★★★★ です(笑)

内容としては、

(1)発酵と地球の歴史(地球に微生物ができた奇跡)
(2)微生物の発見について(顕微鏡の発明前の話)
(3)発酵技術の歴史(びっくりするほどいろんなものが発酵で作られている話)
(4)日本の発酵の歴史(酒・味噌・醤油・納豆・などなど)
(5)微生物の種類(カビ・酵母・細菌 などなど)
(6)今の発酵技術(酒・食品のほかに、薬、火薬、アミノ酸、たんぱく質、ビタミン・・・グルタミン酸・・・浄化など)
(7)すごい発酵(毒消しとか・・)

のようになっているんですが・・・

ちょっと驚いたのが、どんなものも栄養にしていろんなものを作ってしまうこと。
火薬やダイナマイトの原料も発酵でできていたり、石油を元にした発酵でアルギン酸を作っていたり、製紙工場の廃液から紫外線で変異させた菌でグルタミン酸(うまみ)を作っていたり、肥料はつくるの知っていたのですが、農薬も作れる。。鉱石を食べる菌もいたり・・地球上のありとあらゆるものを変性させているんだということを、この本は網羅的に説明してくれています。

「発酵の定義を、人間にとって有用なもの利用すること」と再定義をしています。

きっと発酵によって、人間に有害なもの(危険な)も作れることから、こういう定義というかポリシーを何度もこの本では触れられています。細菌兵器も作れてしましますから・・・そういう使い方をしないということを言っているんだと思います。

天然の素材は、体にいいと、全面的に思っている方もいますが・・・フグの毒もあるし、大量に摂取するとよくないナタネ油などもありますから、現代の発酵技術も、人間にとって有用なものだけを発酵で作り出すというわけでもないような感じです。

もうひとつびっくりしたのが、食品添加物やビタミン、たんぱく質やアミノ酸などなどや、動物用の飼料とかも発酵で作られているんですが、とんでもないもの(いろいろな廃棄物)から作られているかもしれないってことが・・・ 昔のように搾りかすを飼料にするっていうのとはちょっと違うような気もしました。それから抗生物質も発酵で作られているんですね。カビから作られているというのは知っていましたが・・その生成に発酵が利用されているとはちょっとびっくり。。

あまりにも沢山のものが発酵というか、カビ・酵母・菌と酵素によって作られていることをあらためて知ることができました。この本とてもいい本だと思いました。

小泉武夫さんの本っていろいろあるんですね。次は何読もうかな?

これかな?(笑)

いろいろあるけど、やっぱり絶倫食からかな?(笑)

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