YouTube配信ネタの続きです。(前回の記事)
だんだんとマニアックなっていきます。
前回の記事で、ライブ配信の醍醐味は、視聴者のコメントだとお伝えしましたが、
スマホで全画面で見ている人とか、TVで見ている人はコメントが見ない事が判明!!
せっかくおもしろコメントもらっているの勿体ない!!
なのでニコ生風に、映像の上にコメントをスクロールで流そうと調べてみると
YouTubeにはそんな機能は無いようで、、、
PC上のコメントを映像に透かしてだす事は、OBSでできるみたいですが、
いまいち目立たないし、なんか違う・・・
それで、自分で作ってみたら案外簡単なんじゃ?って調べてみると簡単でした(笑)
ビバ!エンジニア!!
利用する自作アプリ
作成したアプリケーションをGitHubに公開したので良かったら使ってください。
https://github.com/otonowa-naka/FlyingComment
使い方説明
今回は、この自作アプリの使い方説明編です。
そして次回は、プログラム説明編を・・・(要望があるのか??)
このアプリは、GitHubから全てのフォルダをダウンロードして、
FlyingComment_releaseフォルダにある。
”FlyingComment.exe”を実行すると起動します。
起動画面はこんな感じ
起動したら、設定ウインドウの【テストコメント表示】ボタンを押して見てください。
緑のウインドウにテストコメントって文字が流れると思います。
結論から書くと、
この緑のウインドウをOBSでキャプチャして、合成することで
YouTubeでニコ生風のコメントを配信できます。
手順は以下の通り、
アプリを起動した状態で、OBSstudioのソースの追加(+ボタン)
↓
ウィンドウキャプチャを選択
↓
新規作成(名前は適当てOK)を選択してOkをクリック
↓
ウィンドウキャプチャのプロパティでウィンドウで緑ウィンドウ【FlyingComment.exe:コメント表示】を選択
↓
カーソルのキャプチャーをOFFに設定
↓
OKをクリック
↓
OBSstudioの画面の上に緑ウインドウの領域ができるので、いい感じに画面に収まるように
緑のコメントウインドウのサイズを調整します。
↓
OBSstudioで追加したウィンドウソースを選択して右クリック→フィルタを選択します。
↓
+ボタンを押してカラーキーを追加します。
↓
透過したい色を選択します(初期設定だと緑)
↓
閉じるを押して、【テストコメント表示】ボタンを押すと
映像の上にコメントがでれば設定はOK。
↓
映像の確認ができたら、フォントやサイズ色など調整します。
↓
設定ウィンドウでVideoIDを設定します。
VideoIDとは、配信のURLのパラメータの部分です。
↓
【YouTubeコメント監視を開始する】をクリックすると
対象の配信動画のコメントを監視します。
ボタンのキャプションが【YouTubeコメント監視を中止する】に変われば接続成功です。
試しにYoutubeにコメントを書き込んでみて表示されれば成功です。
(※コメントを入力してから表示されるまで数秒のラグがある場合があります。)
※本アプリの注意事項
配信中は、コメントウインドウが他のウインドウの下にならないようにしてください。
ウインドウの下に隠れてしまうと、テキストアニメーションが動かずコメントが表示されません。
コメントウィンドウがウインドウの下に回らないように、【Windowを最前面にする】にチェックを入れておくことをお勧めします。
以上、
YouTubeでニコ生風コメントの出し方編でした。
次回は・・・、もういいかな・・