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アースオーブン!をご家庭に!(笑)
なんでアースオーブンを作ったか?は。。ひとつには母親が庭にオーブン欲しい欲しいっていうので仕方なく実は作ったというのがあるんですが。。自分的には美味しいナポリピザやパリッ・フワッのヨーロッパ系のリーンなパンが食べたかったというのがあります。
これで焼くと、ピザはフワッ・パリッ!って焼けるし、それにパンの窯伸びも凄くてとっても腕が上がったように焼けます。
薪窯の威力を知ってしまったので、東京に戻ってきても近くに欲しいな。。って思ってたらひょんなことで青梅に作ることができて。。それで楽しんでいます。
が。。もっと近くに欲しいな(笑)っていうか、家で使うのはちょっと難しい(笑)
火力・内部の熱対流・蒸気・薪の香り で焼かれると
特にピザの場合は、窯を熱くした方が、焼き上がりがとても美味しい。
これくらいの勢いで一度温めます。パンの場合は、これで温まった土の輻射熱で焼きます。ビザの場合は、熾き火を入れた状態で高温で焼きます。
そうすると。。
約90秒でこんな感じに焼けるんですよね。パリっとフワッが両立する。
パンは250℃くらいに下げて、じっくり焼くのですが。。それでも。。窯の熱容量のおかげで、沢山の生地を入れてもすぐに冷めないことで
80%くらいの凄く高加水のパンでも、こんなにクラムが立て延びするパンが焼けます。ハードパンというと、固いってイメージあるかもしれませんが、単にリーン(油分や卵や牛乳などを入れない)パンってことです。パリッ!としているけど、あっ柔らかい!ってなるパンが焼けるんですよね。時間をかけて焼いちゃうと、ただの固いパンになります。。
なので、オーブンってとっても重要なんです(笑)
で。。 こういう窯が家にもあるといいんですが。。っていうのと、ちょっと焼きたいって時に焼くわけにもいかないくらい手がかかりますから、もうちょっと手軽にできたらなぁ~と。。
オーブンいろいろ
家にあるのは、日立のオーブンレンジです。これくらいの感じかな?
一応、250℃とかまで行くし、300℃グリルもあるんですが。。 扱いが実は難しく。。いろいろ試してやっています。
この手のオーブンでは有名な東芝の石窯ドームもいいです。300℃まで行きますし。。
こないだ、有名な武蔵でも焼かせてもらいました。これ、とっても良かったです。本格的。
でもでも。。ピザには、魚焼き器が今までベストでした(笑)
手軽に焼くには、ピザは、魚焼き器に限ります!(笑)普通の家の台所についている魚焼き器ですよ!(笑)
それでも、3分くらいはかかりますが。。火力が強いので、これで十分って感じです(笑)
でも、これでパンはうまく焼けないのですよね。火が近すぎる(笑)
何かいいのないかな?自分で作っちゃおうかな??って思っていたんですが。。 パンの師匠の「よしたか」さんの、ところへ、ばんじゅうを頂きに行った際に、これも持ってく?と。。
De’Longhi デロンギの スフォルナトゥット・クラシック コンベクションオーブン
僕の食べたいパンやピザの特徴をよく分かっている よしたか さん。しかも何度かこのオーブンで焼いたパンも食べてて。。 これで焼けるの??って少し疑問もありながらも。。もらってきました(笑)
で。。
少し前の型で、修理もしてありますが。。 ちょっと温めてみてびっくり!! すぐに温まる!!! そして。。温度は240℃って書いてありますが。。ん。。それよりは高そう(笑)
まずは、パンの方で試験
80%加水のパンを焼いてみます。もともと、デロンギのピザストーンを持っていたので、それも敷いて焼いてみました。
当たり前ですが。。ぴったし(笑)
これ、見る人が見たら、おっ!って思ってくれると思うんですが。。 高加水なのに、下が丸く膨らんでいます。下火がきちんとしているのと、パンの生地の温度にピザストーンの熱容量が負けてないってこと。。 ちなみに、このオーブン高さがあまりないので、下段で焼くことになりますね。
そして、クラムの方は。。
短時間(と言っても15分くらいですが)で焼き上げるので、瑞々しさは残したままのボコボコクラムが出来上がっています。立て延び度は、もう少し細くするとアースオーブンっぽくできるかもですけど、もう完全に満足です。これ初めて使ってのことですよ。。凄い。
ではピザは??
まず、オーブンの温まりが早いっていうのが、とてもうれしいですよね。他のオーブンなら適正温度になるのに30分くらい余熱時間がかかりますが。。 15分もあればOKな感じ。
ピザの場合は、上火が大切なので、上段で焼くこと。。
上は、クワトロフロマージュですが。。 マルゲリータを焼いてみたところ。。
お好み(カプリチョーザ)も。。
いやはやびっくり。。2分~3分で焼き上がります。90秒とまではいかないですが、これまで家で焼いたピザでは最高の出来上がりです。(生地は65%加水でイーストです)
かなり本格的に焼けてうれしいです。あとは、チーズだな(笑)
2020バージョンだと19000円くらいなんですね。庫内のサイズは小さいですが。。
このオーブン。。実は分解して中身をいろいろ見てみてます(笑)で。。かなりシンプルで、温度はサーモスタットだけで、それもアナログ式。タイマーはゼンマイ式です。なので、温度自体はあてにしない方がいいですし、時間もあてにしない方がいいです。でも、アースオーブンで焼いて温度計も使わない人間からすると、むちゃくちゃ焼きやすい。
温度調整は、右下についている電球を見ながら、温度のツマミを回すと、電球が付けば、ヒータに電気が行ってる状態で、電球がついてなければヒーターはオフになってます。これ何気に使いやすい(笑)
コンベクションなので、中でファンが回ってて庫内の温度がわりと均一。あとこのサイズというか、高さがいいのかもです。この熱量のヒーターで、直接暖められる距離なのかもしれません。ピザは上段で、パンは下段で焼く? デッキオーブンも高さあまりないですよね。熱源との距離がいいところに来ているからのような気がします。
オーブンのフロントドアの上部に少しだけ隙間があります。ここから蒸気が出て行ってくれるのでパリッとしやすい。びっくりですね。これ。
温度が分からない人は、これを買うといいかな?これも慣れないと使いにくいんですが、すぐに温度が反映されないので、2~3分前の温度を示しているってことを意識するといいかと。。
あと。。タイマーですが、僕はスマホのタイマーかけています。(ピザなら2分くらいで焼けちゃうので、要らないですけど)
ナンと!ナンも焼けますね!
タンドールも火力強い系の窯ですが。。これなら、ナンも焼けるんじゃないかな?って思ってやってみました。 加水率は70%くらいで生地は作っています。
ふわっ~ぁ~ っとしたナンが焼けました。 イタリアのパニーニやフォカッチャってこんな感じですけどねぇ~(笑)<おぃ。。
De’Longhi おすすめかも!
貰ったやつは、改造ベースにして。。普段使いに2020年モデル買おうかな?(笑)
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