実家のアースオーブン
これを作ったのが、もうかれこれ・・結構前です。
で・・・「パン焼くんやろ・・」という弟と母親の言葉で、今回も焼いてみました。
干し柿いっぱいあるなぁ
干し柿がいっぱいあって、台所に干されていました。
干し柿を5つほど、細かくはさみで切り刻み、ウィスキーで一晩漬けこみました。これ、そのままでも旨い(笑)
本当はラム酒やブランデーとかがいいのでしょうけど、家にあったのは余市だったので、余市に漬けました。
ちなみに、干し柿で、現在、天然酵母も作成中です。でも、なかなか発酵しない(笑)
生地
いつもならこだわりの粉を使うのですが、今回は普通の日清のパン用強力粉です。
最近分かってきたんですが、日本で売られているハードパンでくちどけのいいやつはこういう超強力粉タイプを使っているんですね。クラストを固くしているのは焼成時間を長くとっている。。なるほどなぁ~って。。 だから日本のパンっぽいんだぁ~。。。って
でもこういうのも、美味しいのは美味しい。
で、今回は、3日ほど前から、粉50g 水150gを継いでとろーんとした小麦ルヴァンを作り、だいたい加水率80%くらい、塩2%、砂糖5%になるように少し練って、あとは時々パンチを入れるという方法で生地を作りました。 発酵するにせよしないにせよ小麦を水で溶いて2~3日おいたものを入れると、香りがとてもよくなるんですよね。これもなぜだかわからないのですが、酵素の働きかもしれませんね。
一晩たった生地の様子
ちょっとあんまり元気がないような感じなので、このあと、45℃のお湯につけて強制発酵させました(笑)かなりダレダレの生地ですね。高加水っていうやつです。
で・・アースオーブンに火をつけ
窯が温まる間に分割・成型・二次発酵
生地の半分は、干し柿を入れ、半分は、棒状にしました。
で、だいたい1時間半くらい窯を温めて、焼きます。
クープナイフというか、かみそりがどこにあるのか分からなかったので、普通に包丁でクープを入れたつもりが・・ぜんぜん切れてませんでした(笑)
入れる時しっぱいして、ひとつは、ねじりパンになってます。
あんなに、どろどろの生地で成型後もダレダレなんですが、アースオーブンで焼くと・・・
こんな感じで、よく膨らんでくれます。左下が、焼き床側ですが、縦にぐぐ~っと膨らんだ様子がわかりますね。これで、クープがちゃんと割れてくれたら、もっといいクラムになっていたと思います。
こちらは、干し柿パン ブールっぽくしたつもりが、やっぱりリュスティックっぽくなりました(笑)
こっちも、クラムは、穴ぼこ系になってて、すごく口溶けがよく、ほんのり甘いパンになりました。ウィスキーの香りも残っていて、干し柿パンも定番パンに入れたくなりました。この普通の粉、なかなかやるなぁ~美味しいパンになる。
最近焼いてなかったし、粉もほとんど使ったことない粉で、久しぶりに使うアースオーブンでしたが、まぁまぁのパンができました。
ご近所さん、弟も母親も喜んでくれたので、よしとしましょう(笑)
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