目次
地域毎の5年の傾向と20年の傾向
進歩のパラドックス(逆説?)は、読んでると面白いので・・・ 時間つぶしになってしまいあまりよくないかもしれないですね(笑) たぶん忙しい人は読まないのだろうな(笑)
【Global Trend 2035】進歩のパラドックス! パラドックスはトランプ?未来は予測不能を全面に!?【未来図】
で、Paradox of Progress (Global Trend 2035)本編の中にも、いろんなインフォグラフィックス的な図が乗っているのですが、すべての国ではないですが、域内で重要な役割をする国の主に人口についてのインフォグラフィックスが乗っています。概観できるように・・・一回集めてみました。 それぞれのパートで書かれている内容と、インフォグラフィックスに選ばれている国の関係は、きっと「重要な」ということなんでしょうけど、なぜその国なのかな?っていうのを見てみると面白いのかも。。
地域バージョンの目次は、以下です。
すべてのインフォグラフィクスは、各国の2015年と2035年の人口における
都市化率の変化(Percent Urban)、性別分布(Sex Rate女性100人あたりの男性の数)、年齢の中央値(Median Age)、合計出生率(Total Fertility Rate)、平均寿命(Life Expectancy)
教育における 学校へ行く平均年数(Mean Years of schooling)、最高学歴(Highest Educational Attainment)
それと
成人識字能力(Adult Literacy)と宗教(Religion)については、2015のデータのみ。
が乗っています。 それぞれを見比べてみるとの、域内でなぜその国のデータだけ出しているのだろう?って考えると面白いかもしれません。
東および東南アジア
中国とインドネシアが選ばれています。中国は、そらそうだろうな。。って思いますが、なぜインドネシアなんでしょうね? 本文でも、中国・日本・インド・インドネシアが触れられています。中国・インドはその大きさや既に大きくなったところからの観点で、インドネシアは、一つは、イスラム教の多い国という観点と、これから伸びるということを言っているんでしょうね。
中国
先進国は同様に出生率が極端に低いですね。1.7までにしか回復しないと予想していますね。平均年齢が45.7歳に。。宗教では仏教国のような気がしていましたがAgnostic とFolk or Traditional 。。無宗教の人か伝統的な宗教?が多いんですね。
インドネシア
男性が、女性より少なくなるの?? 平均寿命は短いけど平均年齢が若くて、出生率が2をキープ。 人口動態上は、伸びるところなんですね。
南アジア
東・東南アジアの中でもインドでてきたのに・・・やっぱりインドですね。。
インド
意外に識字率が低くて、教育についてもNo educationが多いのですね。20年後になれば、もっと変わると思うのですが・・・ 平均寿命はかなり延びようですし、平均年齢も若く、出生率も2をキープできるというまだまだ伸びる国ですね。
中東、北アフリカ
こちらも当たり前といえば当たり前のエジプトですね。。 他の国はたぶん統計がしっかりとれてないのではないのかな?
エジプト
平均寿命の延びが・・大きいですね。それと、平均年齢が20代、出生率が2.6だと、やはりまだまだ人口が増える方向ですね。
サハラ以南のアフリカ
ここでは、ナイジェリアが選ばれています。この地域の人口増化、都市化が一番大きく動くと本文でも書かれています。政治的安定さえあれば、発展間違いないエリアなんでしょう。
ナイジェリア
平均寿命がまだ60歳に届かないのですね。。 出生率が4.3とは凄いです。この国が、サブサハラの特徴を表しているということなのでしょうね。
ロシアとユーラシア
まぁ、ここはロシアでしょうね。。
ロシア
識字率も高いし、学歴もいい。男性の平均寿命は70に届きませんが、出生率が1.8まで回復するだろうと・・ それより・・・男の少なさは特筆ですね。。なぜ男が少なくなるのかな??
ヨーロッパ
EU圏内には国がいっぱいあるのに、やはりドイツなんですね。
ドイツ
こちらも、先進国の少子高齢化がどんどん進む感じですね。ここでも男子が少ない。。なぜ??
北米
カナダとアメリカしかないけど・・・やっぱりアメリカです。
アメリカ
出生率は、1.9だから、先進国の中では年齢構成はまだいい方ですね。平均寿命も80台に乗せてくると。。Christianの次に多いのが、Agnosticなんですね。知らなかった。。そのまま読むとそうだけど、Muslimって書きにくいからAgnosticになってたりするのかな?
南アメリカ
BRICSの先頭のブラジルですね。
ブラジル
この図をみると、完全に、先進国ですね。BRICSと呼ばれた時から貧困層の大幅な減少になっていると書かれていました。ただ出生率が1.7と減る方向で先進国は、そういう方向なんですね。ここも男性が減ってくる方向ですね。。
北極と南極
人口統計がないので・・・ないですね(笑) 本文では気候変動で氷が解けるので、運送と天然資源について、主に書かれています。
スペース
ここも人口はないので、なし
全体を通して
都市化は、全エリアで進むんですね。 そう考えると、都市を分散させて地方都市を大都市にするだけのまだ余地はあるっていう風にも考えられますね。国の単位を、都市の単位に変えれば・・・いいのかも、ガバナンスの単位を変えると、国で集中しているものを、都市で集中に変えられるじゃないかな?? あまいか?(笑)
何故かロシア、ヨーロッパ、アメリカで、男子が減ってくる。。平均寿命が延びると、男子の方が先に死ぬから、女性の比率が高くなるってことなんでしょうかね??ばばぁが増えてもあんまりうれしい感じは、おっさんには、ありませんが(笑)
ちなみに・・・これらのデータは
United Nations Population Division Department of Economic and Social Affairs
の、下記のページで見れます。 ここ便利です。
https://esa.un.org/unpd/popdev/Profilesofageing2015/index.html
日本のデータを拾ってみると・・・ ドイツに凄く近いことが分かります。。 ほ~~
都市化率の変化(Percent Urban) 2015: 93.5 古い白書から・・だと70弱だけど・・
https://esa.un.org/unpd/wup/
を見てみると、93.5%になってますね。。
性別分布(Sex Rate女性100人あたりの男性の数) 60歳以上だけですが
Age | 1980 | 2015 | 2030 | 2050 |
60+ | 74.2 | 79.8 | 79.3 | 81.9 |
80+ | 57.1 | 54.5 | 59.7 | 62.5 |
年齢の中央値(Median Age) 2015:46.5 2030:51.5 えっ?50台に?
合計出生率(Total Fertility Rate)2015:1.46 平成27年人口動態統計月報年計(概数)の概況
平均寿命(Life Expectancy) 男性80.79 女性87.05 平成27年簡易生命表の概況
教育における 学校へ行く平均年数(Mean Years of schooling)2013:11.5 国別の状況
最高学歴(Highest Educational Attainment) 見つけられない。。けど・・
教育関係のデータは、下のが詳しいですね。。。ちゃんと調べると出てきそう
https://nces.ed.gov/surveys/international/ide/
成人識字能力(Adult Literacy)99%以上。。 100%ではないんですね。 Wiki
宗教(Religion) 宗教統計調査に分布はないですね。Wikiに近いのがある。無宗教が多いのね。。
これ調べてたら・・・ こんな便利な統計データの見える化ページ見つけた。。
http://jp.knoema.com/
むちゃくちゃいっぱいデータがあって、わかりにくいけど。。(笑)
コメントを残していただけるとありがたいです