【読書感想文】50歳で消耗してるの??まだまだ若造??LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略【100歳まで生きるのか?】

100歳まで生きるの??

自分も、もうええ歳こいて、なんか青臭いことばかり、考えています(笑)。。そろそろ自分自身が、二つ目?三つ目?の曲がり角に来ているからか?こういうのに、びびびびっ!って反応してしまします。

この本の内容は、ちきりんさんの本でも、同じようなこと書かれています。。

http://tom2rd.sakura.ne.jp/wp/2015/12/09/post-51/

それを、もっと論理的に理論的に解説しているのが、このロンドンの2人が書いたLIFE SHIFTなのかな?って思います。

この本でも、100歳まで生きる時代にどんどん突入していることが議論の原点になっています。2007年に日本で生まれた子どもは、107歳まで生きる確率が50%あるそうです。

 

日本人の平均余命などの実態

厚生労働省の平成27年簡易生命表の概況によると

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life15/index.html

jyumyo

表1をみたら・・・50歳でも男性はあと32年、女性は38年も余命がある(笑)

表2の方を見ると・・平均寿命で、男はもう81歳、女は87歳 だいたいこの20年で、男は4.4歳、女は4.2歳、1年で0.2歳くらいづつ伸びている。。 男性と女性の差も詰まってきてますね。戦後70年以上たってだんだんと、第二次世界大戦の頃の影響が消えてきているんでしょうね。

とすると、このままの傾向で考えても(100-87)÷0.2とすると、65年後くらいには100歳を平均で越える。

表1にもどって、80歳の人の平均余命は男性8.9年、女性11.8年だから・・・今、80歳の人でも平均で90歳は超えるってことですね。90歳の人はその半数が95までは行くと。。それが現実なんですね。

これに、医療関係技術の進展や、人工知能やロボットなどでのアシストがあると・・

平均で100歳っていうのは、そんなに遠くない現実なんでしょうね。

じゃぁどうすれば?

この本には、じゃぁどうすれば・・・ってことが書かれています。

いろんな生き方ができますよ!ってこと

老後=人生のおまけという考えを捨てよう。労働市場に存在する職種は、これから数十年で大きく入れ替わるので、金銭的資産と同じく、あるいはそれ以上、見えない資産も重要になるってあります。

そうした中で、本当そうなのは、きっと、

レクリエーションではなく、リ・クリエーション(自己の再創造)に時間を使おう。

ってことなのかもしれないな。。って思います。

結局いろんなポートフォリオを作りながら、自分の社会に対する役割を年齢毎で再構築するために、いろいろ学びながら、自分を変えていく。。いつまでも進化していくってことなのかな?

って、とても当たり前のことですが。。

他にも、金融資産のことや、知識、仲間、評判、健康、生活、友人関係、アイデンティティ、
人的ネットワーク、オープンな姿勢のことが、この本では触れられています。

100歳まで、グローバル化、インターネットの次という文脈

このLIFE SHIFTと、これらの本を読んで、総合すると・・・

あせらずに、自分を見つめて、好きなように・・・ ある意味、消費社会という生活レベルは捨てて、幸せの形を自分たちで選んでいく。。と言うようなことなんでしょうね。

  • 平均寿命100歳 ⇒ 年金の課題、働き方の課題 ⇒ 個人の働き方を変える。。死ぬまで働こう(社会貢献しよう)。生活レベルは個人の幸せを基準にする。
  • グローバル化 ⇒ 格差の内在化、限界費用ゼロ化 ⇒ いいモノ、ほんモノを大切にするようにする。。
  • 未来は今とは変わる ⇒ 少子高齢化、偏在化 ⇒ それに合わせて適応していく。。

ってことなのかな?

まぁ、そんな先のこと考えても

http://tom2rd.sakura.ne.jp/wp/2016/11/01/post-2263/

2052という本の予想では、2030年には国家通貨という信用経済は破綻するとなってるけどね(笑) そっちの対応を早くしないといけないのかもねぇ

まぁ、50歳くらいで、将来に不安もってるような場合じゃないってことですね。老け込んでたらあかん(笑)<俺?(笑)

さっきの平均寿命の年次推移で・・少し面白いのは・・

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アメリカが、男女ともに、さちって来てるんですよね。特に女性の平均寿命が・・・ これってどういうことなんだろう? また調べてみようっと

ちなみに、寿命決定因子の研究って沢山あって・・ 数値的に見ると・・結構面白いです。たばことか、牛乳とかのところを読んでみると・・意外な結果ですね。下の論文は、SVM(サポートベクタマシン)という分類相関を取る方法で、いろんな因子を分析しています。

平均寿命および健康寿命の都道府県格差の解析 −非線形回帰分析による決定要因の探索−

一番意外だったのは、↓ここです。 そうなのね。。

⑦図書館・公民館 図書館・公民館等の充実も長野県の長寿化に寄与があるとされている(白澤2013。
事実,長野県の公民館数は,2位の新潟県の2倍以上の1位であり,公民館での減塩運動や交流活動が
長寿に貢献したとされている(信州大学2006,七田2010)。逆に,寿命最下位の青森県は図書館や
公民館を利用 する交流活動が少ないことが短寿命の1因とされている(青森県2002,竹森2003)。
したがって,これら文化・交流施設の充実が日本人の長寿に有効であることが本稿の解析で裏付ける結果となっ た。

投稿者 tom2rd

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