エディブルシティっていうのが、気になっていたので
成長の限界を読んでから、環境的な生き方、自然に寄り添う生き方に興味が昔よりもっと出てきています。半農半Xや、ダウンシフターズのような生き方も、素晴らしいなって思いますし、一方で、もっともっとお金を稼ぎたいな!楽しく生きたいなっていう自分もいます。
今の暮らしの中で、少しだけ半農半Xっぽくするのに、コンポスト作ったり、ベランダ菜園やってみたり・・と・・自分の住んでいるところで食べ物を作るアーバンパーマカルチャーとかエディブルシティのような取り組みがあるのかな?なんて思っていて、エディブルシティの映画を一度みたいなって思っていたんです。
シェアファーミングなどをやっている農力向上委員会が実行委員を務めていて、脱成長ミーティングの拡大版なのかな? 食物の自給力を高めて、自由になろう!っていう感じの方たちが行っているミーティングのようです。タマツキの高坂さんのFacebookで告知されていたので、この存在を知りました。
http://kokucheese.com/event/index/416738/
http://pr.kokugakuin.ac.jp/event_extramural/2016/09/03/191524/
エディブル・シティ
「都市を耕す エディブル・シティ」(2014年/米国/56分 原題: Edible City 監督: アンドリュー・ハッセ)
サンフランシスコ、バークレー、オークランドの3都市で、放棄地っぽいところを勝手に耕して、どんどん人を巻き込んで、食を感じてもらって、社会をよくしていこうっていう草の根運動の映画です。
外国に行くとよくわかるのですが、都市部でサラダを食べるのって結構難しい。新鮮で安全な食を入手するのがとても困難なことってあります。いいところに泊まっていれば、そんなこと感じないのですけどね(笑)。 でも、これって本当です。日本は、野菜たくさん食べるし、魚など鮮度にこだわったものが多い。サンフランシスコとかバークレーは、まだいい方だと思うんだけど・・・
どうやって生ってるの? 魚は切り身で泳いでいるの?
この話題、言われて久しいですね。
子供は、スーパーマーケットにならんでいる状態までしか、知らない。人間は食べないと生きていけないけど、今はお金を稼ぐっていうことが、食べるための手段になっていますから、本当は、獲物を獲得する!か 植えて育てる!ってことが手段だったんでしょうけど、生き方、働き方が専門化したおかげて、米は精米された状態しか知らない。魚も肉も切り身しかしらないという状況になっています。
環境というか、自然の中に、人間が生きていることを、実感しにくい世の中になっているのは確かですね。そう。だから、生きていく意味なんて考えてしまう。生きている意味なんてなくてほかの生き物の命をもらって生きているだけなんだ!ってエディブルシティの中でも言っていたり、
ウサギを飼って、それを食べる時に命を感じる。 って・・・ そうですよね。僕らはさばけないです(笑)。
都市農園、コミュニティーガーデン、エディブル・エデュケーション(栽培から食卓まで全体をいのちの教育として位置づける食育)は、都会生活に食と農のつながりを取り戻す可能性を感じさせてくれますね。というか、そういう状況を作っていかなきゃならないですねぇ。
政府が、市が行政がやってくれなきゃ!っていう前に・・・一人一人の活動がコミュニティを動かす力となり、社会に変化をもたらす。そういうことを教えてくれるドキュメンタリーフィルムでした。
これとてもよかったです。
予告編は、Youtubeにもありますね。
地域での取り組みでは
関東近県の取り組みが紹介されていました。
「畑と田んぼ環境」再生会の取り組み
http://hatake-tanbokankyo.org/
SOSAは僕も行ったことあるけど、本当にいいところでした。
目黒区と世田谷区の取り組みも紹介されていました。
http://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/shigoto/nogyo/taiken/
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/101/116/302/304/index.html
イマジン自給道場 ここは、ガチで農業やってましたね。
https://www.facebook.com/jikyudojo/wall
シェア畑っていうのも最近あるんですね。
http://www.sharebatake.com/farms
ちなみに、小平市の市民農園は、市のHPに記載されていますね。
僕のおすすめは、まず最初は、ペットボトルに種をまくのがいいんじゃないかな?って思います。これとっても簡単でした。
http://tom2rd.sakura.ne.jp/wp/2016/06/05/post-1152/
ナウトピア
もうひとつ、おもしろい概念を知りました。ナウトピア!
著者がブログで書かれているので、だいたいのことはわかるのですが・・
http://makikohori.exblog.jp/20160820/
かなり端折っていうと、グダグダ言ってんと、行動で示そう! っていうことかな?
直接参加型民主主義の実践へ って感じの内容っぽいです。それもアートを通して・・・
なんとなくですが、ITベンチャーの実行の世界観も同じような気がしてます。うだうだ言ってんとやってみる。本当にそうですね。。 でも僕は、まだ動けてないなぁ~(^^;
今度読んでみようっと・・・
なお、シンポジウムの正式アーカイブは、こちらです。動画ですよ!!
http://www.blog-headline.jp/agriability/2016/09/post_297.html
コメントを残していただけるとありがたいです