城南信用金庫の理事長によって書かれた本です。
信用金庫自身の成り立ち
拝金主義や行き過ぎた資本主義からの脱却
そして
原発や電力会社をめぐるお金の実態
再生可能エネルギーで社会を変革する必要性など
すごく勉強になる本です。
ぜひ、一度手にとってみなさんにも読んで欲しい本だと思いました。
次世代にツケをまわさないためにも
そして、公益のためにも、ひとりひとりが行動を起こさないといけない時期に来ているのかも
しれないことを、教えてくれます。
【2014/04/13】
最近、地方創生や地域おこしなどのNPOの方などとお話をすると、盛り上がりを見せている地域では必ずといっていいほどに、信用金庫のファンディングというものがあるように感じています。これらの活動をみていると、多くの信用金庫は、お金でお金を稼ぐというような姿勢ではなく、地域のため、地球のため、未来のためにお金を使おうとしているように感じます。単に預金額を上げる、投資先をみつけるために活動をしているのではないのだなと感じます。
また、ここに書かれてはいませんが、やはり、これからは、数字だけやお金でお金を作るようなバーチャルな世界となってしまっている今の経済から脱却して、自然や人間の労働としての対価を資本とする物理的な資本主義というか本当の資本主義に立ちかえり、みんなが参加し、行動する民主主義にしていかなければならないし、そうしていかなければ、人類は滅びるのだろうと、この本を読みながら考えてしまいました。
追記
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