AS3935雷センサのつづき
このつづきです。
動作確認のプログラム
秋月のプログラムはArduino用でした。
◆評価用デモソフトウェア(Arduino UNO用)
・AE_AS3935DEMO_a.zip(1.08MB)
I2CでAS3935の読み書きをするようです。FrequencyCounterというライブラリがArduinoにしか対応していないようで、ESP32ではコンパイルも通りません。
ということでESP32かM5Stack用に書き換えをしてみます。
https://github.com/merlinmb/esp32_LightningDetector/blob/master/esp32_LightningDetector.ino
これと
https://github.com/trombik/AS3935-ESP-I2C/tree/master/docs/md
これを参考にして。。
どうもこのSchematicsを見ると、秋月のと同じような開発基板です(SPIでも動く仕様なのかな?)
https://github.com/merlinmb/esp32_LightningDetector/
AE-AS3955のピン 秋月のサンプル ESP32のピン配列を並べます
センサ/MPU | AE-AS3955 | Arduino UNO | ESP32/M5Stack |
I2C | SDA | A4 (SDA) | GPIO21 (SDA) |
I2C | SCL | A5 (SCL) | GPIO22 (SCL) |
割込み | IRQ | D5 | GPIO17 |
グランド | GND | GND | GND |
電源 | VDD | 5V | 5V |
ここまでは、前回の復習
で。。配線はこのようにしました。
I2C Address は0x00 なんだけど、いつものようにI2CをScanして出てくるか確認
https://github.com/tom2rd/ESP32room/blob/master/I2C/I2Cscan.ino
まさかの0x00なので、0からスタートしてます(笑)
で。。書き直すのめんどうなので、定数だけでもGithubからとってこようかと見てたら
https://github.com/christandlg/AS3935MI
なかなかいい素材がありました。 これをダウンロードして、Arduino IDEのライブラリーに追加し、exampleのAS3935MI_LightningDetector_I2C.inoを少し変更するだけで動きます。
AS3935MI_LightningDetector_I2C.inoの変更点
訂正前 #define PIN_IRQ 2
修正後 #define PIN_IRQ 17
../src/AS3935TwoWire.h の変更点
を
に変えるだけで、動きました。
自動で周波数チューニングもやってくれるみたいです。
せっかくプログラム書こうと思ったけど動くやつがあったので。。う~む(笑)
これなかなか動作が面白い。500kHz (正確には、僕のは498KHzでしたが)のスパイクノイズを拾っているようで、トリガーがかかると、そのレベルを記憶して、フロアーノイズ(暗ノイズ)を自動で調整するようです。
プログラムしっかり見てみようかな?
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