この本は、「脳と自然と日本」「手入れ文化と日本」を
文庫化にあたり新編集、改題しました。
がびょ~ん!
養老孟司の本は、どの本も同じようなこと書いてあるなぁ~って
思いながら読んでしまって、最後のページを見て・・・
俺がまともバカやんけ!
というオチが付きました。
本の内容は、学生達に講演したことを編集しているようで
脳化=都市化しているという話や、
生まれる・死ぬという現実が、現代日本人から遠ざかっているとか
言語は脳にあって脳と脳を共通化するためのものだけど
それぞれの脳にある言語は違う意味をもっているかもしれないとか・・
本当の未来のためには、田舎で昔のような暮らしをした方がいいとか。。
どうせ脳化するなら都市を作るより、インターネットの中の
バーチャルな世界に徹底的に作る方が健全で、生活は自然の方がいいとか・・
好きと嫌いは重み付けで、論理的に計算しても絶対計算できないとか・・
という話など、私もそうだなぁ~って思っている話ばかりで
まぁ、そんなもんだろうな・・と思うのですが
こんな風に仙人のように言い切れるように、生きていければ
本当に幸せなんだろうけど、自分ひとりで生きているわけじゃないし、
部下もいる中で、そいう風になりきるのは、難しそうだなぁ~って感想です。
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