飛行機に乗る前にちょっと時間があったので
手に取った本ですが
とても面白く読みました。
筆者は、もともと、土木官僚の方でダムを作っていたとのことですので
そういうことからすると、凄くインフラやダムの建設や住民説明で
苦労したんだろうなぁ~ ということがよくわかります。
この本を読まれる方は、
あんまり、そういう事を意識せずに、素直な気持ちで読んで欲しいな
と思いました。
インフラ整備には、人類史上、ずーっと自然との闘いです。
特に土木系はそうでしょうが、通信だってそうだな。。って
思うことがたくさんあります。
歴史的に長くやっている事業は、そもそもの目的を忘れがちですが
地形や自然をうまく見方につけることで人類は生き延びてきたのだと
思います。だから長くかかる事業もやれるんだと思いますね。
内容で面白かったのは
石狩川のショートカットへの執念
ピラミッドの謎
何故江戸に遷都したのか?
という感じの話が面白かったです。
日本の強みは、地形や自然環境に培われた日本人の特性ですね。
またエネルギーも日本という地にあったもって
何かを考えさせられます。
ぜひ、多くの人に読んでもらいたい本です。
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