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グリーンパークスピードウェイ 6時間耐久レースの続き
レースのレポートは、こちらですが。。
この中で、僕のラップタイムでの振り返りがあるのですが、われらのチーム スマートロガーには、(僕はやわらかエンジニアリングの方なんですけどね。)テレメトリーシステムがあり、そのテレメトリーのデータをmtabeさんに送付してもらいました。
http://www.mtabe.com/Telemetry/
いろいろデータを見てみたいと思います。
まずは、おさらいで、ラップの推移と、ラップのヒストグラムを。。
これを見ると、第1スティントから第6スティントのアベレージタイム、ベストタイムを見ていくと、0.4秒~0.5秒改善しているように見えます!!
スマートテレメトリーで見てみましょう。
まずは、mtabeさんが指定していたお手本と、僕の1スティント目を比べてみます。
これが、スマートテレメトリの画面です。横軸はラップ数、縦軸はそれぞれ
ラップタイム | バッテリー電圧 |
積算モータ回転数(ラップあたりの距離) | 使用電流 |
となっています。お手本がグレーで、赤が僕です。
ラップタイム的には、ほぼお手本のとおりですね。。積算モーター回転数もほぼ同じということは、だいたい同じようなラインを通っていると想像できます。しかし、バッテリーの電圧をみると、かなり僕のバッテリー電圧高いし、電流も2A近く喰っています。ということは、お手本より、かなり握って燃費悪い状態で、お手本とラップが同じという感じです。
ほほ~
こういうことがわかると、もっと握らずにラップタイムを上げることを考えなければいけないってことですよね。
さてパック毎で僕の走りは、進化しているのでしょうか?それがデータで見えるのか??
1パック目 VS 2パック目
では。。次に、僕の1パック目は、電流喰いすぎ!って、2度ほどインカムで指示されてんですが、2パック目と比較してみましょう。
プロポの設定が、アクセル開度90%から80%にしています。
ラインを見てみると、ほとんど変わっていませんね。単純にアクセル開度が減ったので電流が減り、ラップタイムも落ちています。
2A落として、1秒ラップタイムが落ちている感じ。そら。。ラインも詰めれてないのでダメですね。
2パック目 VS 3パック目 VS 4パック目
あはは。。2パック目から3パック目は、まったく進化していません。2パック目にバッテリーを温存したからか?バッテリー電圧がわずかに高くなっています。
では3と4では? 自分的にはかなり改善されたような気がしていたんですが。。
どひゃどひゃ。。全然進化してません。
実は、これに自分も気が付いていて、しじぃさんの走りをじっくり観察したり、くろうどさんに、どう走るの??っていうことを聞いたり、川上さんに、ストレートどこまで握ってる?とか聞いたりしてみました。それと、攻めきれてないと。。
とみなが「しじぃさん、100%で走ってもいいかな?もう最後ですよね?」
しじぃ「ん?いきなり100だととっ散らかるかもしれないので、90でいいじゃない?」
とここで、最後のスティントと勘違いしていた僕(笑)
4パック目 と 5パック目
開度を90%にして、ラインも少し詰めてみます!と思って走った様子が、ちゃんと出てます。
ラップタイムも約1秒ほど改善され、ラインも短くなっています。心で攻める。。しかし・・思いっきり最初の数ラップは握っています(笑)電流が8A超えています。
ここで・・・インカムから・・「とみながさん、最後だとおもってるのかな?」って声が聞こえてきました(笑)
しじぃ「あと、もう一回、走らないとだめだよ~ あと1時間あるよ~(笑)」
とみなが「あはは」
ということで、握るのをやめて燃費走行に切り替えました。
が・・ラインが改善されているので、ほぼラップタイムを落とすことなく、電流だけ少し改善しています。電流が。。改善されてないときは、やっぱり・・チキチキしている時です(笑)
5パック目 VS 6パック目
さて、今度こそ、思いっきり握ってもいいスティントです。
「壊さない程度にね!」と温かい声を頂き。。 ポキレンジャー魂に火が。。<そこに付けちゃだめ(笑)
が~ん、さっきバッテリーを酷使したので、電池の電圧が低い(笑)
なので、ラップが伸びない(笑) それと、チームオーダーも発動されていたので、追いつくけど追い越さず。。追い越せない(笑)という状況も少しあり。。
データ的にも、体感的にもバッテリー垂れている感じでした。
さて、レース中に進化したのか?僕
ということで、1パック目と6パック目を比べてみましょう。グレーが6パック目で、赤が1パック目です。
ラインと電流は改善少しした見たいですが。。ラップタイムはほとんどかわってな~い(笑)
レース中にほとんど進化していないことが、よくわかりました(笑)
チーム テクトロ VS チーム AORc
昔、耐久レースといえば、チームテクトロ という偉大なチームがありました。そのチームテクトロの監督は、しじぃさん。 それより少し後に、お笑い系ラジコンチーム AORc(All Oyaji Radio control club)というのがありました。その会員番号(No.1)が僕でした。ちなみに、しじぃさんもAORcだったんですけどね(笑)
ということで、テクトロ VS AORcの比較を。。 しじぃさんがグレーで、僕が赤
が~ん(笑)
まず、ラップタイムの、揃い方が違いますね(笑) バッテラ(AORcでは、バッテリーのことをそう呼んでいました)の電圧は、僕の方が高い(笑)そして、ライン。。これが圧倒的に違いますね。
これが年の差?違う。腕の差です(笑)
しじぃさんの走りは、昔からコンパクトというか抑えて短く走るというラインなのは分かっていましたが、僕もそれを見て、だいぶラインどりをコピーしたはずですが、こんなに一周あたりで違うとは!!(笑)
このテレメトリーとっても面白いです! 走りの質がきちんと見えますね。レース中の指示が的確にできることはもちろん。
こういう風に比べながら、ラジコンすると、上達するだろうなぁ~ きっと(笑)
やはり、今回はドリームチームでしたね。 むっちゃ面白い(笑)
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