【超手抜き】カホンの自作の勘所 そこそこの音を簡単につくる【チューニングが面白い】 

カホンの選び方(笑)

http://drum-percussion.info/cajon/erabikata.html

このページを見ると、だいたいカホンのことが分かります。

何度か叩いたことあって、実物も見たことがあり、値段も手ごろなのがあるので、買おうかな?って思っていたんですが・・Amazonだと、普通サイズだと8000円くらいからありますしね。

キットでも、5000円代からある。。

やっぱり作ってみたくなったので、5000円以下で、自作してみました。

カホンの標準の大きさ

だいたい高さが450mm~500mm、幅と奥行きが、300mmくらい。サウンドホールは直径120mmのものが多いようです。大きさが決まれば、だいたい低音の響きは同じような感じですね。

カホンの材料その1

とりあえず、まず箱を作ろうと、コーナンで、板類とゴム足を買ってきました。

厚さ18㎜ パイン集成材 450×300㎜ が 2枚

厚さ18㎜ パイン集成材 600×300㎜ が 1枚 (これを2分割)

厚さ2.5㎜ シナベニア 900×600㎜ が 1枚 (これを4分割)

ゴム足を買ってきました。これで3000円くらいです。

この構成だと、箱部分で、綺麗に切らないといけないのが1回だけなので、べニア板から作るより簡単なので、こういう構成にしました。ホームセンタで、かなり悩んで、一番手抜きができる構成で板を買ったというのが、正直なところです(笑)

板をまっすぐ直角に切る

ボンドで張り合わせだけで作ろうと思っているので、直線にきれいに切らなければなりません。僕の場合は、ジグソーを持っているので、ガイドをしっかりつけて下のように切りました。

きちんとガイドどおりに切ると、直角で直線で切れます。

ハタガネなしで、引っ付ける!(笑)

普通は、クランプや、ハタガネで、押さえておくのですが、ちなみにハタガネって、こういうものです。

こういうので、強引に引っ付けるんですけど、これ買ってたら、すぐに5000円超えちゃうので(笑) 養生テープや、ガムテープで、強引に強力に、ひっつけます。

そして、おもりを乗せておきます。

サークルカッターなしで、直径12cmの穴をあける(笑)

普通は、サークルカッターやホールソーで、穴あけをしますが・・ちなみにホールソーは、こんなやつです。

ジグソーもっているので、別に、ドリルで穴をあけてジグソーで切ってもいいんですが(笑)。コンパスで、円を書いて、カッターというか、ナイフで、しこしことあけてみました。これは根性いります(笑)

そして、接着。これも、どうしても木材は反っていることが多いので、接着面をきれいにサンディングしたのち、ガムテープで隙間ができないようにして貼り付けます。

打面のビスの配置

打面のビスの配置ですが、これで、音の性質がかなりかわります。 密にビス止めをすると、板が張る状態になるので、高く締まった音になるようです。疎にビス止めすると、ポンッという感じの音になります。また、上の隅のビスを外し、少し打面に隙間をあけるようにしておくと、打面と箱があたり、パンッという音が出やすくなります。このあたり、いろいろなビスの配置をすると面白いです。ポンッていう音が少し好みなので、下の写真でわかるように、上下で非対称にしています。

売っているカホンも、いろいろなビスの配置がありますね。昔、小屋フェスに行った時に、いろんなカホンをたたかせてもらって、体感してきたので、ビス配置は、その時に好みだったものにしています。

この状態での音は、こんな感じです。(スマホで撮っているので、低音があまり取れていませんが・・・)

スナッピーの作成

スネアドラムの裏についているスナッピーを、打面に裏からあてるようにして、バズ音を出すようにします。

シンバル音も少し欲しいな。。って思ってフットタンバリンも買っちゃいました(笑)

スナッピーの取り付けには、このような丸棒と、丸棒受けを作ります。

そして、このスナッピーを

ニッパで、半分に切ります。

スナッピーの取り付け位置と、テンション

取り付け位置と、テンションのかけ方で、音が変わります。

テンションは、S字フックを丸棒と、箱につけて、輪ゴムでテンションをかけています。まずテンションですが、打面に押し付ける力が強いと、かなり強く叩いた時しかバズ音でません。ちょうど触れるかどうか?くらいのテンションにすると、ゆるく叩いた時でもバズ音がでるようになります。(自作カホンの作り方HP類では、あんまりテンションのこと書かれてないですが、このテンションのかけ方で、かなりバズ音がかわります。)

棒を真ん中につけて、上向きに、スナッピーをつける

よくあるつけ方がこれのようです。 端をたたく=スネアっぽい音にする。ようになりますとよく書かれていますが・・この場合、打面の上部のビスをかなり疎にしないと、スネアっぽくバズらないことがわかりました。むしろ、真ん中のベードラ音の時にバズ音が大きくなる感じがしました。これも好みなので、このつけ方もありですね。

上部に丸棒をつけて、下向きにスナッピーをつける

僕の好みは、こちらでした。上部のビスをきっちり締めても、上端をたたいた時に、バズ音が大きいのはこちらでした。

また取り合えず叩いてみてますが・・・スマホで録画だと音の違いが分かりにくいですけど・・・ 昔のバンド仲間に、家に来てもらって、遊んでみてもらったのですが、だいたい同じ感想でしたので・・、上のことはだいたいあってると思います。

5000円以下で、楽しめます(笑)

4000円ほどかかりましたが、カホンは、単純に叩くだけでなくて、音をいろいろ作ったりすることができて、とことん遊べます(笑)。買ってきたやつだと改造とかするのちょっと躊躇しますが、自作なので、いろいろ試してみるのにそれほど勇気がいりません。汚くなってもまた作り直せばいいから(笑)。 たぶん、箱の中にタオルなどを入れると、バス音がもっとしまったり、サウンドホールのある板を少し補強しても面白いかもしれません。きっと、表面の塗装でも音が変わるのかと思います。ワックス仕上げと、ニス仕上げだときっと音の響きがかなり違うでしょうね。そのあたりもまたやってみたいと思います。打面も厚さを変えてみたり、ビスの位置をいろいろ変えて遊ぶのも楽しいかと思います。

投稿者 tom2rd

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