器用貧乏な僕
この本では、体を酷使しすぎず、十分に休んで、十分に遊んで、ノーと言いながら、効率よく、正しく、より良い生き方をすることを、エッセンシャル志向と言っています。
何に恐れていたのか、僕はその全く逆の「非エッセンシャル志向」の典型でした。
って・・・他の人からすると、ラジコンばっかりやってたり、いまだとパン焼いて、ピザ窯つくって、家庭菜園して・・好きに遊んでるやん!って思われるか?(笑)
そう・・ 自分で選択・集中ができていないタイプで、しかも、仕事をあまり断れないし、ちょっと前までは、睡眠時間は3~4時間が平気。。これまでいっぱい会社の仕事をしました。それでも別に体や精神に異常はきたしていなくて、どちらかというと、ストレス好きで、アドネラリン体質なタイプです(笑)
だから、このエッセンシャル志向を身に着けよう! って手にとったのが、この本です。
エッセンシャル思考 とは
他人に言われて動くというやり方から、自分で選択して動く! ということをするために、自分のなしたいことを本質から見極めて、いろんな雑事を捨て、集中する。そうすると、成果が最大になる。 という考えです。
さまざまなシリコンバレー系の経営者の話や、過去の有名な哲学者・思想家・経営研究者のことばなどを例示しながら・・・
エッセンシャル思考とは? その考え方へ切り替える方法が書かれている本です。
さて、エッセンシャル思考とは? 端的に・・・左の図が非エッセンシャルで、あちこちにむかってエネルギーを使っている状態。できる人に仕事は集まる!って言って忙しいようにふるまっているのはダメって書かれてました。僕そうでした(笑) 右のように一点に集中した方が成果が出やすい。
この年になって、会社に振り回されて生きてきたような気がしています。2~3年毎に沢山の仕事をしました。言われるがままに・・・そう。。ほかの人から見ると、自分が好きなようにやっているように見えたでしょうが・・・(笑)
自分の本当にやりたかったことは、実はロボットだったんですよね。それが・・・
まぁ、その時々でおこったトラブルを丁寧に解決していった。というのが僕なんでしょうけど・・っていいつつ、やっぱり僕しかできないこと。。っていうのにこだわってやっていたような気もするけど。。あまりにもこの10年ほどは、忙しかった。。
方法論
方法論も、いろいろ書かれていますが、沢山の情報をあつめて、しっかり本質を見極めて、それに沿わないものは全部捨てる。そして、それを仕組化することで、維持して、ひとつに集中する。下の図のようにするってことですね。
しかし、あれもやってみたい。これもやってみたい。あぁ、こういうのにも興味がある。ってどうしてもなってしまう。情報ジャンキーにもなってしまう。これはもうある意味習慣にもなっていますが、Google アラートに登録したバズワードを毎日見ていると、なんとなく本質的なものや、トレンドが見えてくる。それを頭の片隅にいれている。タバコを吸うときとか、ちょっとエレベータの中で見るとか、そういうSnack時間を使って見てしまうんですよね。。
もったいない。って言って最近はまったく使わないICとか電子部品も山のようにあるし、ラジコンの部品とかもそうですね。。。(笑)
まとめると・・・
のようなことが300ページにわたって書かれていました。
本当は、僕自身の本質的にやりたいことに集中したいという思いがあって、そういう事を実践してみようと思って買った本ですが・・・まったく本質とは違う、この読書感想文を書いてしまっている自分がここにいます(笑)。あかんやん!
自分は何が好きだったんだろう?やっぱり病んでいるのか?(笑)
この本を読んで、まったく結論の方は違うような気もするんですが自分で選択権をもつ。そして大きくならない。っていう選択は、なんとなく、ダウンシフターズも同じようなこと言っているような気がしました
背景にある事柄、結果として自分で選択して生きるということは、この二冊共通するものがありますね。
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