【読書感想文】哲学の本って意外にも面白い 一夜漬けでも いいかも

一夜漬けなんかぃ!

息子が、こんな本を買ってきた。なんか最近古典的なものに目覚めているようだ(笑)でもでもやっぱり、一夜漬けなのである(笑)。しかし、導入として、プラトンからニーチェなどのヨーロッパの哲学や、孔子、孟子などの東洋の哲学までいろいろ俯瞰できる本としては、これ意外にも良書かもしれないなって思った。まさに、おとなのOFFに最適。哲学の本って自分で読んでもあんまり頭に残らなかったりするし(^^;

でも。。哲学の本あんまり僕も読んでないんですが・・・これまで読んだ感想文を集めてみました

超訳 ニーチェの言葉

大阪の実家に帰って、テレビを見ていると、アナウンサーが、いろいろな質問に対して、この本をパラパラって開いて、回答している番組(お昼のワイドショー的な・・桂南光が出てたなぁ)があって、どのページでも、いい回答になっていたのが関心してしまい大阪からの帰りに新大阪で買ってしまいました。

でも、ほんと、いい言葉ばかりが出ています。

面白く・楽しくそして、正しく 生きて行くための言葉集と言った感じです。
自分の名前に哲って入っているんですが、実は哲学っていうのをよく理解できていません。がはは・・・それで、ニーチェを全く、何もしらないのですが今度、「人間的な、あまりにも人間的な」と「ツラトゥストラはかく語りき」を読んでみたいなぁ~と思います。

ちなみに、ニーチェっていう哲学者ってどんな人かはWikiPediaででも、調べてみてください。

私も、今見てみました(^^; アフォリズムっていうことがとても気になりました。
音もアフォですが、体系的な哲学としてではなく、格言というか一遍一遍の
語句、言葉によって哲学を語るという方法とのこと。
なんでもかんでも体系的に捕らえないとわからないアホどもが多いこの
時に、もっと根源的に言える言葉の方が強いんじゃないかというか
もっと本質的なんじゃないかな?って私も思います。でも
これってエッセイとの違いは分からないですね(笑)

で・・・

どんなことばが好きかっていうと・・・・ ん・・・・
覚えてないです。 なので、この本はいつも書棚の中の
見えるところに、おいておこうと思います。

この本 ほんとおすすめです

五輪書

二刀流で有名な宮本武蔵が書いた兵法の伝書です。これを哲学と言っていいのかどうかわからないですが、日本の哲学の一つと言えるんじゃないかと思います。

孫子の兵法もいいですが・・他の戦略などの本とかって、これと比べるとかすんで見えるくらいに、勝つこと、生きることの本質を抽出しているかもしれないと思います。

#戦略本って、実は好きなんですよ。。それが本質に迫ろうが
#そうでなかろうが・・・ 歴史が好きっていうのは、
#もともと、戦国時代の戦い方とかその背景とかをドラマとして
#読んだり、見たり想像したりするのが好きなので・・・
#でもその戦略本に書かれている戦略をあとから、
#こ~だの、あ~だの言うのを聞いたり、読んだりするのは
#嫌いなんです。だって、後からだと何でも言えるし
#そこまでその当時の人達は考え及んでいないはずだし
#って思うんです。。(笑)といいつつも、読むのは好きかな?
#その解説に対して、「そ~じゃないやろ!」って突っ込むのが・・・(爆笑)
#でもこの本は、素直に「そ~だろうな。。」って思える書です。

五輪書は、地・水・火・風・空の巻 と5巻あり、それぞれに
個人戦~団体戦?的な兵法について書かれているんですが
結局のところ兵法の本質は、

「勝つこと」

「勝つこと以外のことは考えるな」っていうことに尽きます。

生か死か?という状況では、勝つこと=生きることなんですね。

それをどのように実践するか?というと

個が強くなければいけない。
鍛錬しなければいけない。
慣れるまで、習熟しなければいけない。
状況を見て周りを見なくてはいけない。
型にはまってはいけない。
いつでも平常心(拍子)でいなくてはいけない。
そして、自分でよくよく考える。

ということが何度も何度も言い方を変えて書かれている気がします。

捨て身の戦法で、誰でもできることでは
ないのかもしれないですが、目的を忘れずに
絶対に勝て!っていうことですね。
今の世の中では、生か死かまで到達しないので
なかなか、そこまで徹底した実利主義を通すことが
できないですが、参考にというか、心に留めておかなければ
ならないことだと思います。

その中でも、「型にはまってはいけない。」
っていうのは、最近特にそう思います。
型にはめて考える部下や上司が多いこと多いこと。。
もううんざりです(笑)。

宮本武蔵が、もう余命がないって分かってそれから書き始めた書なので、とても簡潔ですし、
解説を入れている人は合気道をされている方とのことで状況に応じることが最大の力だということが分かっている方で、訳と解説のところだけでも読めば、
参考になる本だと思います

同時に一応、孫子も読むといいかもしれないです。

当時の感想は・・・こんな感じですが・・・

まぁ、孫子でも読んでソフトバンクのことでも調べよ~かと・・(嘘)

最近、ロジックがロジックがと上司に言われるので
兵法書でも読んで、すこしロジカルに考えようかと
思うのですが、そんなロジカルに済むような仕事じゃないことは
わかっているのでねぇ~ すぐには役に立たないかも・・

でも、本質的に勝つための方策が書かれている本ですね。
多くの人がいいと言うのは分かります。

 

ある意味対極かもしれないですが・・仏教の悟りについても息子が読んでいましたね。

私がこんな本を読むとは、昔は考えられなかったんですが・・・

最近、つとに何かと、どうすればもっと世の中良くなるのか
会社も・・人も・・・家庭も・・・(^^;
と考えることが多く、
なぜか息子が持っていたので、借りて読んでみました。

仏教って長い歴史の中でいろいろな解釈で
民衆に迎合したり、権力に迎合したりしながら
解釈を変えてきているように思われますが
この本の説法は、仏教観を超える宗教観が語られているような気がします。

楽に生きる = 悟り = 因果 なんですかね。。

ん・・・

 

って感想残してます

孔子をストーリーで読むなら

孔子の弟子だったという老人が、孔子没後30年したころに、孔子研究会の人達に昔の思い出や、孔子が語った言葉の解説をしていくというストーリーです。
井上靖の晩年の世界観を語っているという感じです。
これ読むのに1ヶ月くらいかかっちゃったので、あんまりお奨め本ではないかも。。でも、意外と、このストーリー仕立てで読むと、頭に残るんですよね。。もともと師曰くですから

 

最後にドラッガーも哲学書じゃないかな?

The Effective Exective というのが原題です。

ドラッガーの本の中で、この本は、どんな人にも読んで損はないと思う本です。
経営者の条件とありますが、英語の題を見ての通り効率的な仕事師 の 本です。

習慣や考え方で、

  • 誰でもが有能な知的労働者になれること。
  • 成果を大切に考える。原理原則を見る。
  • 時間を有効に使う。
  • 意思決定しても行動伴わないと意思決定したことにならない
  • その情報を、必要な人に届けることが重要だ。

などなど
そうだよな。。ある意味 当たり前って思えることが書かれています。

日本語訳の関係もあるかと思いますが・・
ドラッガーの格言などだけでは誤解してしまっていること沢山あると思います。例も書かれているのでその格言の意味が分かりやすいです。

ってぜんぜん哲学の本読んでないな(笑)

投稿者 tom2rd

コメントを残していただけるとありがたいです

Loading Facebook Comments ...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください