インピーダンスが整合しないと反射する
まぁ当たり前のことなんですが、電波が伝送する時に、線路上で、インピーダンスが整合していないと反射したりします。このあいだ超高電圧30kV程度でも入力できるGTEMセルを作ったんですが、その時に、いろんな反射が見れて、面白い事象がわかりました。ちなみに、電波として伝送している時は、光速299 792 458 m / s (約3M m/s)で伝送していきます。なので、早いパルスとか入れると波形が崩れるんですよね。。
LtSpiceとかでも伝送線路を遅延(距離)とインピーダンスで現すことができて、計算できます。
1 nsec でだいたい30cm 10 nsecで3m進みますので、ちょっとインピーダンスが違う同軸をつなげると、波形がこんなに変わります。真ん中の波形が入力波形ですが。。R2やR4が全反射のような終端条件だと、こんな感じに。。 これで、フィルター作ったり、パルス圧縮したりもできるんですけどね。プリント基板の回路上でパターンが太さ違いで繋がってたりするのは、こういう特性を使って波形や周波数をコントロールしたりしています。
Spiceでもできるんですが、Pythonでやってみたいなと。。そういうライブラリないかな?ってみてたら在りました。
Scikit-rf
Python で 伝送線路の反射とかシミュレーションしたいな。。と。。
これVNAとかのCalibrationとかもできるし、Networkとして扱えるからいろいろできそう。。
ここにいろいろ追記していくつもり。。だが。。ちょっと後で(笑)
PyWavelets
Waveletで波形分解できないかな??ってやってみたけど。。やっぱり分解できないですねぇ。。
反射しているところを予測したいんだけど。。これだけいっぱい反射していると。。(笑)
でも3kVくらいしか入れてないのに5kV/m も出てて。。面白い(笑)
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