OpenFDTD
※ 下記外部リンクが変更されていました。
http://emoss.starfree.jp/OpenFDTD/index.html
http://emoss.starfree.jp/
なぜか続く。。電磁界シミュレーションシリーズ。。まぁ仕事といえば仕事だけど(笑)
FDTDはOpenEMSで決まりかな? って思っていたんです。
なぜかというと、FDTDって計算時間かかるので。。OpenFDTDっていわゆるスーパーコンピュータ用のやつかな?って思っていました。最近どうなってるかな?って覗いてみたら、Cuda対応とかいろいろ進化していて、ちょっと使ってみたら。。結構速いことわかりました。
説明&インストールなどはこちらです。
http://www.e-em.co.jp/OpenFDTD/index.html
このHPの左フレームの一番下の方にどんな計算ができるか例も豊富にあるので参考に
いいところ
OpenEMSとかOneLabは、OctaveとかMatlabを使っているので、ちょっと慣れが必要ですが。。これ。。コマンドラインだけで、古いおじさん世代にはわかりやすかったんですが、スパコン用だとばかり思っていたんですが。。進化してました。でよいところは。。
- そこそこ速い! それに尽きるんですが(笑)
- インストール簡単!
- GUIがある
- 図形出力ある
ですね。
CudaとMPIを両方使えるようになってて、それぞれが、コマンドで分かれています。
ここ見たら、一目瞭然。。
http://www.e-em.co.jp/OpenFDTD/chap5_2.htm
インストール
Windowsの場合は、ここの一行目のZipファイルをダウンロードして、展開するだけ。。
http://www.e-em.co.jp/OpenFDTD/chap1_2.htm
超カンタン
GUI
計算設定用のGUIとして、OpenFDTD.exeがついています。
data\sampleにあるものか、例にある .ofdファイルを読み込んで設定していじくると良さそうです。
一応、メッシュや形状も入れれますが。。 他の方法で入れたほうが速いかもですね。
計算は
ofd ファイル名.ofd
ofd_cuda ファイル名.ofd
とかでやると、計算でてきます。
上のダブルリッジドアンテナの計算で
=== cpu time [sec] === part-1 : 359.691 part-2 : 5.303 -------------------- total : 364.994
6分ですね。 昔のことを考えると、驚異的に速い(笑)
図形出力がある
計算結果は、ファイル名.log とか ev2d.htm ev3d.htm とかで出てきます。
設定次第なんですが。。こんな感じで出力できます。
十分に収束はしてなさそうですけど。。 まぁ使えますよね。
CAD変換ツール
DXF形式を読み込んで、線分テキストで落としてくれる変換もできます。OpenFDTD用ではないですが。。ちょっとモデリングするには。。NEC2用とかにも良さそうです。
http://www.e-em.co.jp/cad2eem/index.html
FreeCADならDrawingかSketchで、図面書いて、SVGで落としすか、DXFで落とす、SVG DXF変換は、Inkspaceでもいいですね。
実は、これを探していて。。OpenFDTDをやり直したんですけどね。。
OpenFDTDの使い方資料(追加)
クリックしてOpenFDTD%E8%AC%9B%E7%BF%92%E4%BC%9A2021.pdfにアクセス
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