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計測器設計をしていて。。QucsStudio
KiCADにも、電子回路用の計算機がついていたり、SPICEでシミュレーションできたり、もちろん、LtSpiceでシミュレーションできるんですが。。定数を作っていくとか、オペアンプ使い慣れていないと、めんどくさい。
今は、Analog Devices やTexas Instrumentsでもいろいろな設計支援ツールがあります。
https://www.analog.com/jp/design-center/design-tools-and-calculators.html
https://www.tij.co.jp/ja-jp/design-resources/design-tools-simulation.html
これらと、LtSpiceとか使いながらやってたんですが。。
でも、それぞれの製品がメインなので。。部品を選びながらすると、相互に使えなかったりするのが面倒。。
あと、バランとか・・フィルターとか・・そういうものの設計が、簡単にできないかな?と。。思ってた所に便利なQucsStudioってツールを下記HPで見つけました。
ありがとうございます。先人の知恵は有効に使います! ちょっと見てみましょう
QucsStudio
メインのページはこちら
http://dd6um.darc.de/QucsStudio/qucsstudio.html
こっちに代わっています!
ダウンロードはこちらから
http://dd6um.darc.de/QucsStudio/download.html
QucsStudio‐4.4.2.zipをダウンロードして、展開して、qucs.exeをクリックするとWindows10だと実行しますか?って出てくるけど。。実行しますを選ぶと動きます。
インストールの仕方、簡単な使い方はこちらで見るといいです。
何できそうか?
現在、次のアプリケーションがサポートされています。
100を超える回路コンポーネント:
すべての一般的な一括、RFおよびデジタルコンポーネント、
マイクロストリップ、コプレーナおよびストリップライン要素、
SGP、Statz、TOM3、HICUM、JFET、MOSFETモデル、
ダイオード、フォトダイオード、トンネルダイオード、SCR、トライアック、ダイアック、オペアンプモデル、
ユーザー定義のコンポーネント(時間、周波数、混合ドメイン)
他の多くの..。
DC分析
AC分析(ノイズ分析を含む)
sパラメータ解析(ノイズパラメータ計算を含む)
過渡解析(定期的な定常状態シミュレーションを含む)
ハーモニックバランス分析(大信号ACおよびノイズ分析を含む)
システムシミュレーション
パラメータスイープ、強力な最適化アルゴリズム、公差分析、スライダーによる手動調整方程式で定義されたコンポーネント(電圧または周波数に依存)、Laurent LemaitreによるADMS
を使用したVerilogA 、MinGWコンパイラ を使用したC / C ++を使用したユーザーコンポーネントの作成
StephenWilliamsによるICARUSを使用したVerilogでのデジタルシミュレーション
TristanGingoldによるGHDLを使用したVHDLでのデジタルシミュレーション
PCBの電磁界シミュレーション
Koen DeVleeschauwerによるhyp2matを使用したHyperLynx形式のPCBレイアウトのインポート
使用しPCBレイアウトとガーバービューアのkicadをでのkicadチーム
John W. Eaton etal。によるOctaveを使用した数値データ処理。
RF伝送ライン計算機:
シングルおよび結合マイクロストリップライン、
シングルおよび結合コプレーナ導波路、
シングルおよび結合ストリップライン、
同軸伝送ライン、
長方形導波管
ツイストペア
フィルター合成(LCラダー、マイクロストリップ、アクティブフィルター、ダイプレクサーなど)
減衰器の合成(抵抗性のパイ、ティー、ブリッジティー、スプリッタートポロジー)
インダクタンスと静電容量のコンポーネント設計者
GPIBデバイス制御
SPICEおよびTouchstoneファイルのインポート
すべてのモデルとシミュレーションの種類の技術文書
ドイツ語と英語のサポート
HTMLファイルの表示(例:ドキュメント用)
回路設計のツールとしては、SPICE、KiCADとファイル交換できそうですし、高周波というか、アナログ回路ではSパラメータ解析ができるのが、面白そうですね。
Exampleを実行する場合
ここにExampleがあります。どの例も、.qucs の拡張子です
http://dd6um.darc.de/QucsStudio/examples.html
これは、全部、Package化されているので、展開すると、Projectに追加されます。
Project Extract Package.. です。
この例難しすぎるかも(笑)
でも、octaveもCもC++もコンパイルできるの面白い。 octaveで定義したフィルタとかを模擬してシミュレーションもしてくれるようです。
Filter Tool でOpe ampの回路を作る
Tools にFilter synthesisというのがあって、これを、選ぶと
Filter Synthesisのポップアップが出てくる。
ここでは、とりあえず、Realization を Activeとして、バターワースの5次バンドパスフィルター、1M~2Mを作るとして、Calculate and put into Clipboardを押す。
そして、新しいSchematicsに、ペーストして、そのまま、Simulateかけると。。AC解析がされて、1M~2Mで、バンドパスになってるのがわかる。
簡単に回路かけますね(笑)でも、これだと使い物にならないかも。。Rはすごい細かい値だし。。オペアンプは理想オペアンプだからねぇ~
これをSpiceで計算し直せたら。。楽なんだけどなぁ~
LtSpiceでの計算と比較
とりあえず、LowpassFilterをQucsで作り
これを、LtSpiceで作り直してみる。Opeampは、単電源でも動くAD4891を使ってみる
まぁ、だいたい特性は出てますね。でも。。こんな抵抗値ないもんなぁ~(笑)
Toolで使えそうなのは、マッチング回路の計算くらいかな?
こっちの方がいいかな?
http://sim.okawa-denshi.jp/OPttool.php
ここにもツールがあって、こっちは、抵抗値とか系列を選べるので、こっちのほうが良さそう(笑)
http://sim.okawa-denshi.jp/
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