技適のあるLoRaモジュール
日本国内で使えるLoRaモジュールで、伝送距離実績があるものがあまりないのですが。。
https://www.i2-ele.co.jp/LoRa.html
ここのモジュールを少し実験してみたので。使用感などを
USBドングルとなっていて、32kHzの発振子(LoRaWANには必要)と、BME280(温度計)がついているモジュール。マルツで変えます。
https://www.marutsu.co.jp/pc/i/2218892/
マニュアルは、こちら
Basicが入っていて、USBにつなぐと電源も供給され、温度湿度気圧のセンサ(BME280)もついているので、PCと繋げばいきなり通信実験できました。
おっさんには、なじみやすいかと(笑)
コンソール
TeraTerm等で、USB接続で、COM接続します。
ボーレートは、115200で。。こんな感じの設定です。
ドライバーがGPSのまんまだけど(笑)
接続できていると。。
i2-ele LRA1 Ver 1.00.c+ OK >
って出てきます。
LoRaの通信には2台必要ですよ。
設定を見るコマンドは、#? です。
>#? Sn=100537 DevId=$"70b3d559e01d2747" Wan_mode=0[P2P] Modem=1[LoRa] Pwr=13(dBm) Ch=36 Sf=10 Bw=7[125kHz] Cr=1[4/5] Gid=0 Own=1 Dst=0 Ctrl=$00000000 Echo=1[On] Auto="" OK >
ついでに、BME280の値を読み出してみましょう。BMEと打つ
>bme 258 607 10043 OK
25.8℃ 60.7% 1004.3hPaって出てきます。
LoRaの疎通確認1
単純な疎通確認
デフォルトで送信側になっています。
受信する側のLRA1に
>Own=0 OK >Dst=1 OK
とします。 要は、上の#?で打った時に出たののOwnとDstを反対にして入れるだけです。
チュートリアルでは、RecvとSendを使っていますが、Commって打つと双方向のコミュニケーションできます。
>comm
こんな感じです。
>COMM nankaokuru *ok nankaokutta *ok okuttayo *ok
相手側では、
@-15,0,nankaokuru @-11,0,nankaokutta @-42,0,okuttayo
と。。でてます。
受信レベルと、送った内容が受信されているようです。
これ反対側からやっても同様です。
BASICプログラミング
BME280が乗っているので、送信側からBME280の値を出して、受信するのをやってみました。
送信側
BASICはいいですね。簡単 まずはeditモードにします。
>edit 1 OK >>
ってなります。これで、行番号 コマンド 変数です
>edit 1 OK >>10 Bme A,B,C >>20 Txd=wChr(A);wChr(B);wChr(C) >>30 Send >>40 Goto 10
これをセーブします。
>>psave OK
一応、ロードして、Runします。
>>pload OK >>run
どうやら、これでOK
受信側
受信バッファからとって、シリアルポートに出力するっていう感じ
>edit 1 OK >>10 Recv 1000 >>20 If Stat<>10 Then 10 >>30 EndIf >>40 A=Rxdw(8) >>50 B=Rxdw(10) >>60 C=Rxdw(12) >>70 print A, B, C >>80 Goto 10 >>psave >>run
とすると、受信をはじめます。
ここまでの様子を動画で。。
こんな感じでできました。
とりあえず、雨だったので家中あるきましたが、どこでも通信可能。性能的には10kmですから当たり前だけど。。(笑)
GPSや他のコマンドもあるので、コマンドの中にあるものだと。。比較的簡単にできますね。UARTを別のGPIOに接続してとかのコマンドもあるので、それをだだだだだと垂れ流すのはできそうですね。
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