VNC接続はできたけど・・
これまででできましたね。。
でも。。これって不便(笑)なぜなら、Loginしてなければ、Wifi接続とか自動でされないし。。VNCも動かないので、結局一回、Jetson Nanoに、ディスプレーやマウスをつなげてログインしないといけないのと。。VNCのレスポンスがとっても遅いので。。ちょっといろいろ試してみます。
まずはWiFiの自動接続
これは、Ubuntuの設定ですね。
wlan0を自動で接続しなさいっていうのを記憶させておく
/etc/network/interfaces に、以下を追加
auto wlan0 iface wlan0 inet dhcp wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
実際には。。
$sudo nano /etc/network/interfaces
と打って気づきましたが、デフォルトのエディタのnanoが入ってないんですね(笑)
nano入れたい場合は、
$sudo apt-get install nano
で入ります(^^; 入れない場合は、viなどで、Xを立ち上げている場合は、leafpadでも可ですね。
そして、WifiのSSIDとPASSWORDも覚えさせておきます。
$sudo sh -c "wpa_passphrase <SSID> <PASSWORD> > /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf"
セキュリティ気にする人は、一応、/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf を確認して、#pskの行を消しておきましょう。平文でPASSWORDが入ってしまっています。
これで、再起動します
$sudo reboot
まずはSSH接続できるかな?
SSHサーバは、デフォルトで入っているようなので
Jetson NanoのIPアドレスは、VNC接続した時に調べたので、そのIPアドレスを使って
Windowsのコマンドプロンプトから
ssh -Y <username>@<ip_address>
と打てば、認証コードを入れますかって聞かれて、Yesと打つと、パスワードを聞かれて、
この画面がでれば、OK、ものすごくレスポンスいいですね(笑)
で。。もX系のGUIとか使いたいですしね。。 この状態からVNCは動かないのよねぇ~。。う~む。。
ということで。。
リモートデスクトップ接続
【追記】xrdpレスポンスはいいけど、GPUを動かすのは今の所できないです。【注意】このXRDPを使ったリモートデスクトップでは、内蔵のGPU類が使われないようです。なので。。TutorialやCudaを使ったような関係のものは表示できないので、VNCの方でTutorialは動かすほうがいいです。
Windowsについているリモートデスクトップ接続を使った方法があるようです。
と
を参考にしました。
XRDP(リモートデスクトッププロトコル)のインストール
sudo apt-get install xrdp
homeディレクトリに移動してxfceをインストールして設定
$cd /home $sudo apt-get install xfce4 $echo xfce4-session >~/.xsession
設定ファイルを修正
$sudo nano /etc/xrdp/startwm.sh
以下の2行をコメントアウトして、xfceを立ち上げるようにしておきます
#test -x /etc/X11/Xsession && exec /etc/X11/Xsession #exec /bin/sh /etc/X11/Xsession #追加 startxfce4
Windos側からリモートデスクトップ接続
これでIPアドレスを入れると、ユーザー名、パスワードが聞かれますので、そのままログインしてもいいですし。。
オプションの表示を出して、画面の大きさなども変えられます。
接続を押して、ログインすると。。
このように、xfceが立ち上がって、GUI環境が使えます。
GnomeをVNCで使うより圧倒的にレスポンスいいです。かっこは、あんまりよくないけど(笑)
意味ないですが。。SSH、VNC、リモートデスクトップ接続で、全部つながります。
上のようなことをしようとすると、Gnomeを立ち上げるには、ディスプレーをJetson に接続しておいて、そちらでLoginしておいてからVNCをしないと駄目です。何も接続せずにだと。。xfceの画面がVNCで見えてしまいます。
まぁ、これで。。 こういうのをぽんと置くだけで、ノートパソコンから操作できるので。。やっとこれで、一通りの環境ができたかな??
VNCでないと、GPUが動かせない!!
ということで。。xfceの環境では、Dockerなどの環境が動かせなかったので。。やはりVNCで。。Headlessにしたい。。と。。 でもLightdmでは、AutoLoginができなくて。。HeadlessではVNCが立ち上がって来ませんでした。。 でいろいろ調べていると。。
などを参考にして。。結局はLightDMの設定のせいだということがわかり、以下のようなことで、解決しました。
sudo nano /etc/lightdm/lightdm.conf
として、下記を書き込む
[Seat:*] autologin-guest=false autologin-user-timeout=0 autologin-user=usrname autologin-session=ux-LXDE
そして、autologin のグループにユーザを追加する。
# sudo groupadd -r autologin # sudo gpasswd -a USERNAME autologin
という作業が必要でした。
また、HDMIのプラグがないと、小さな画面しかでないので。。こんなの買いました。
HDMIのディスプレィの代わりになってくれるものです。
と、Headless(Display・マウス・キーボードなし)で、Windowsから完全に操作できました。
どうも。。Jetson Nano 4GB バージョンでは、VNCサーバーが、Tigervncというのを使っているので、このような問題はないようですが、2GBバージョンでは、Lightdmを使っているのでこういうことが起こっているようです。
Lightdmの設定は、こちらが参考になるので、設定変更はこちらのページを見ると良さそうです。