小平は用水ができたから出来た町
水がぜんぜんなかったこの武蔵野台地の尾根の部分に、水を引いた人がいたので、今の小平市があるんですよね。
それで用水・親水マップが、こだいらCivicTechの樋口さんを中心として現地調査が行われ、マップ化されています(笑)
情報は口コミ?(笑)
それが、また面白いことに。。 このあいだ、急遽Glideなどの勉強会をしようということで、集まった時に、新メンバーとしてご近所で会社の先輩の丸尾さんをお呼びしたんですが、この人が暗渠マニアで、この親水マップをしみじみと観察しはじめ・・
「とみちゃん、そうそう、ここに用水がクロスしているところがあるんだよ、見れるよ!」
という話を、飲みながらしていたんですよね。
そしたら・・・海老名・樋口・富永、全員が食いついて。。現地調査が行われ。。
この度、新名所として、マップに追加されました(笑)
新名所・珍名所?
田無用水と鈴木用水が、クロスしているポイントがあります。
用水がクロスするってことは、上と下に流れる水路があるってことですよね。
ど~考えても。。
そんな大きな水路があるようにも思えないところ。。
そして、三人は、バラバラにその場所に向かうのであった(笑)
そして、そして、三人は、用水に渡された水の橋を見つけるのであった(笑)
謎1 いつ作られたのか??
これは、いつ作られたのだ??
このブログの情報によると、
鈴木用水は、鈴木新田ができた時で、
鈴木用水が開通したのは1730年
とある。。江戸時代の。。享保15年!!
で。。。
現地調査班の3人は、橋に刻まれた年月を読み解く
見えね~~~(笑)
コンピュータで、色の情報などを解析!
たぶん、昭和三年十月が正しいかな? 昭和の一桁まで、鈴木用水ってなかったのかな?(笑)
あれ??(笑) 江戸時代は、木で作られていたんでしょうね。 そして昭和三年あたりに改修されたのでしょうか?
謎がまた深まった(笑)
追記2019年8月
謎は何でも解明する現地特派員の樋口さんが、再確認に行ってくれました!
成月十年五和昭
が読めますね!
そして新たな謎が(笑)
何故? 読めるようになったの?(笑)
謎2 どうして、水を混ぜなかったのか?
これ・・謎ですよね。
田無用水も、玉川上水から分水しています。この流れは名前のごとく 田無に水を引くために作った用水であるということ。これは水利権の話があるのでしょうか?
もうひとつ。。田無用水は、凸凹マップの方でみてもらうとわかるのですが。。
回田のところを通っているので、回田は湧き水ポイントで遺跡もあったところですから、もともと川というか水脈があったところを整備しなおしたのかもしれません。。
水利権の話で言えば、混ぜられないですね。
あと、鈴木用水は飲用されていたそうなので、飲用と区別しなければならなかったのかもしれません。このあたりも謎です。
現在のクロスポイント全景
さて。。謎が解けぬままですが、その不思議なクロスポイントの写真などをどうぞ!
今は水が通っていませんが。。ほら。。ちゃんと上下に用水が通っています。
鈴木用水のコンクリートでできた水路が上に、下の田無用水が下を通っています。
反対側から見ると
さきほどの年月が刻まれているのを見ることができます。
パノラマ写真であたりの様子もとってみました。
もう完全にマニアでないと楽しめない状況かもしれませんが。。
暗渠マニア、用水マニアには必見の場所かもしれません。
場所は?
さて、みなさんも、どこにこれがあるのか? 探してみてください。田無用水と鈴木用水がクロスするポイントです。2か所あるけど(笑)
こだいらあたりでCivicTechメンバーになれば、限定マップもいろいろ見れますよ~~
どうしても答えを知りたい方は、こちら をクリック(笑)