この要望書については、小平市のホームページで全く広報されていないので、小平・環境の会のHPでお知らせすることにしました。以下は会報「わおん」98号からの転載、その下に要望書2件を掲載します。(深澤)
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昨年6⽉⼩平市議会で、PFAS汚染問題を考える会が出した請願「有害性が指摘されている⼀部有機フッ素化合物(PFAS)による地下⽔汚染の原因究明を求めることについて」が採択され、市は、PFOS等の流出源の特定に向け、PFOS等を保管及び使⽤していた在⽇⽶軍基地及び⺠間事業者などの施設や⼯場を調査するよう、都内の25市と連携して国や都に働きかけることが求められました。
これを受けて、⼩平市は、国や都に横⽥基地内で発⽣したPFOS等の漏出の⽔への影響について調査し公表すること、PFOS等の漏出について⽶側から新たな情報が得られたときなどには情報を提供すること、横⽥基地以外の施設においてもPFOS等を含有する物質の保管や使⽤、漏出について調査すること、などを求める要望書を今年4⽉25⽇に環境⼤⾂、防衛⼤⾂、東京都知事にあてて提出しました。
環境政策課によると、これらの要望書の共同提出を都内25市に呼びかけたが、同意したのは国⽴市と⼩⾦井市のみだったそうです。要望書を提出した数⽇後に、防衛省から、PFOS等の漏出について⽶側からの情報提供等があったときには、要望書を提出した市に通知する、との返答があったそうです。市⺠が出した請願がきっかけとなり、国に市⺠からの要望が多少でも伝わったことはうれしく思います。(和)