「環境と健康を脅かすマイクロプラスチック汚染」

日時:2026年1月24日(土)14:00-16:00
場所:小平市中央公民館ホール (西武多摩湖線青梅街道駅から線路沿いに南へ徒歩5分)東京都小平市小川町2-1325
講師:東京農工大学農学部名誉教授 高田秀重さん
資料代:500円
私たち人間が便利にプラスチックを使い続けた結果、その一部が川や海に流出し続け、2050年には海洋中のプラスチックが魚の総量を上回ると言われています。そして近年、人の体内からのプラスチックや関連化学物質の検出、それによる健康被害の恐れを指摘する研究が相次いでいます。
一方、ここ小平市では、市民の反対の声があったにもかかわらず、マイクロプラスチックの大きな発生源の一つである人工芝が中央公園グラウンドに敷設されようとしています。
マイクロプラスチックによる環境汚染、健康被害の研究はどこまで進んでいるのでしょうか? 私たちはこれにどのように対処したらよいのでしょうか? プラスチック汚染問題の第一人者である高田秀重さんにお話を伺います。
<高田秀重さん プロフィール>
専門は環境汚染化学。1998年からプラスチックと環境ホルモンの研究を開始。2019年、キャンパスの自販機からペットボトルを一掃し、学内にマイボトル用給水器を設置した「東京農工大学プラスチック削減5R キャンパス」を提唱・実施。国際プラスチック条約制定のため、専門家として活動している。2025年2月3日のNHKクローズアップ現代「人体からプラスチック粒子が・・懸念される健康リスク」に出演。
主な著書:『環境汚染化学』共著 丸善出版(2015)、『地球をめぐる不都合な物質』共著 講談社(2019)。『プラスチックモンスターをやっつけよう!きみが地球のためにできること』 クレヨンハウス(2020)、『分別が楽しくなる! ごみと資源のリサイクル』 新日本出版社(2025)などを監修。
主催:小平・環境の会
協賛:中央公園改修に市民の声を届ける会、PFAS 汚染問題を考える会・小平
連絡先:kodaira_kankyo@jcom.zaq.ne.jp(島)