「GovTechサミット2019/2/10」で紹介されたアプリ 使えるかな?

GovernmentがTechになる?

また横文字なので、分かりにくいかも知れないですね。世の中ではデジタルトランスフォーメーションとかと言われるんですが、いろんな分野で、ようは新しい技術を使って、効率化を進めましょうって話です。自治体などもICT(Information Communication Technology)を使って効率化しよう!ってことですが、僕自身は、「使って」という言葉では、本当の意味でデジタルトランスフォーメーションができないんではないかな?って思っています。ソフトウェアは、自分で作ったり、自分で修正したりできるからこそ、長く使えるので、誰かに作ってもらって成功している例ってのは、ないんですよね。Microsoftが外注してWindows作ってるとか?Googleが検索エンジンを外注しているなんて話はないですよね。Techってそんな大げさなものではなく、これまで、そろばんだったものが、電卓になったように。。紙だったものが、画面になったように。。便利に使いこなせてやっと本当の効率化ができるんだと思うんですよね。だから、イギリスは、Gov.ukは自分たちで作ったんですよ。それが分からない日本って。。

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ということは、まぁおいておいて。。

GovTech サミット 2019」というのが開催されました。これは神戸市が進めているスタートアップと行政とのコラボレーションプロジェクト「Urban Innovation Kobe(UIK)」の発表も兼ねたものだったようです。

Urban Innovation JAPAN | スタートアップ × 自治体による地域課題解決
Urban Innovation JAPANは、スタートアップと行政職員が協働する新たな地域課題解決プロジェクトです。日本全国の自治体の課題と、スタートアップをマッチングするオープンイノベーション・プラットフォーム「Urban Innovation JAPAN」で、日本全国の地域・社会課題をともに解決を目指しませんか?

日本は、例の省庁の若手が日本を憂慮した資料を作ったメンバーがやってるDX オフィス(METI-DX)が中心となって日本のデジタルトランスフォーメーションが推進されています。

【若者はわかっている】経産省の次官・若手プロジェクトの資料がなかなか良い。けど・・何の資料なの?(笑)【日本の未来】
ネットでPDFだけが回っている。。 不安な個人、立ちすくむ国家 ~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~ 国…

一気に自分たちが仕様を書いたり、プログラムを書いたりするのは難しいと思うので、とりあえずのスタートとしては、スタートアップと組んでするということは良いと思いますが、最終的には自分たちが維持できるような持続的な取り組みになって行ってほしいな。って思います。

が・・そこで発表されていたアプリやスタートアップが面白いものを作っているので、ここでは紹介してみようかと思います。

地域×転職=CHOICE!

オンラインで、キャリアカウンセリングができるそうです。確かに、地方で職探しは難しい。結局は人のつながりで職探しになるんだとすると、こういうエントリーポイントで手を差し伸べるのはいいかもしれないですね。

地方×介護職マッチング = KURASERU

これは、医療ソーシャルワーカー/ケアマネジャーのための施設マッチングサービス。現実的に、地方での職は、介護職になってくるのかも知れません。高齢者多いし、それを支える職業の成り手もすくない。だから、これは有効かもしれませんね。

地域×IoT=Palette IoT

センサーを組み込んで、データを取得する。そのプログラムはお絵かきのようにして作れるプラットフォームですね。 ん??関係あるのか??

Urban Innovation Kobe(UIK)の成果発表から

ためまっぷ

街の掲示板のオンライン版。チラシなどをスマートフォンで撮影し、簡単に投稿できる。神戸市長田区で子育てサークルを活性化させたいという要望を実現。

これは、いろいろと使えそう。掲示板機能と地図の機能があります。日常使いとしては、イベントなどのチラシを見る。異常時には防災マップにもなるという感じですね。

スマホアプリだけじゃなくて、Web版もあるので、これはみんなで使ってみると面白いかも

ACALL FRONT

場所にとらわれることなく、デジタル技術を使って働き方を変えられるソリューションを開発。窓口案内業務をデジタル化することで、どの職員が対応しても、市民の要件に合わせて適切な担当にスムーズに案内できるようにした。

【ACALL VISION -アコール ビジョン-】 ACALL株式会社

要は、自動受付システムですね。。 ちょうどいいのがなかったんでしょうね。

地域コミュニティ交通の予約システム

コガソフトウェア が作ったバスの定型電話業務の自動化。地域の足として高齢者からの要望に応じて配車されるバスサービスだが、ドライバが受電担当を兼ねていたため、不在時や運転時の受電ができなかった。ユーザが高齢者であるため IVR(Interactive Voice Response)を導入し、ドライバの負担を3割程度下げた。

配車バスの予約自動応答システムですね。

Diground

神戸市内商業地区における消費者の回遊性向上を模索。モバイルアプリを使ってスタンプラリーを行い、ヴィッセル神戸の協力を得て、特定の地点に行ってアプリを立ち上げると、サッカー選手の動画メッセージが見られるような仕組みも提供した。今後、全国の自治体と同様の取り組みに臨みたいとしている。

MAPを作成・公開・SNSシェアする仕組み。 これ・・うちらの取り組みでも使えそうです。

Traffic Brain

バスの位置情報を提供するアプリやサービスは、運行会社によってバラバラ。神戸市内を走るバスの複数会社のデータを GTFS-JP / GTFS RealtIme に標準化し、それをオープンデータ化するプロジェクトを運営した。ただし、神戸市交通局ではシステムが古かったことや、神戸市の公共交通課や交通政策課など複数の部署との調整を要したことから、まだ導入に至っていない。

いっぱいあるバスの時刻表アプリをひとつに標準化しようとする取り組みのようです。

診療報酬明細書の助成対象チェックの自動化

Monstar Robo / RAX by モンスターラボ …… これまで、手作業で20万〜30万件/月の割合で発生していたレセプト(診療報酬明細書)の助成対象チェックを、業務フロー整理、自動化、RPA プログラムの作成で自動化。業務時間ベースで93%削減することに成功した。

FlyData …… モンスターラボと同様にレセプト(診療報酬明細書)に関するもので、検索・突合・修正処理を自動化する仕組みを開発した。個人情報を利用できないため、入力ミスの傾向や同一人物の受診パターンを AI が学習することで、4割程度の確率で問題のあるレセプトを抽出できる結果が得られたという。

う~ん。。これらは、たぶん、Kintoneあたりで、自分たちで作った方がいいですね。完全に、ベンダーロックがかかるパターン。。

ざ~っとみていると、今風でもあるのですが。。やはり、大手の企業ではもうずいぶん前に取り入れられているシステムを、今風に作っているって感じですね。

今、大手は、昔作ったそういうシステムの更改にとっても苦しめられていますよ。

だってそのアルゴリズムだったり、業務フローだったり、ビジネスロジックは誰もわからなくなってて、その当時の仕様書も、設計書もなくなってて、それを更改しようにも。。大変ってことで・・・

だからデジタルトランスフォーメーションは、そういうソリューションを入れることじゃないんですよねぇ~~ 早く気づいて!!

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