小平市の未来カルテを見てみました。2040年の未来らしいですが、あんまり変わらないかな?転入出人口のデータも

未来カルテとは?

オープンにされているデータっていっぱいありますね。便利というか紛らわしいというか(笑)

https://tom2rd.sakura.ne.jp/wp/2016/02/03/post-354/

RESASという地域経済分析用のシステムも国がやってまして、それも時々みて、小平市のパン屋さんがこの5年ほどで3割減もしているなとか・・みたりして遊んでいます。

https://tom2rd.sakura.ne.jp/wp/2017/11/01/post-6158/

つい先日、下のようなPRが出ていて、JSTの研究で、千葉大学が、市町村毎の未来予想をしたと書かれています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000222.000015177.html

  • 人口減少・高齢化のインパクトを基礎自治体レベルで実感するための手段です。
  • 現在の傾向が継続した場合の2040年の産業構造や、保育、教育、医療、介護の状況、公共施設・道路、農地などの維持管理可能性など約10分野について、国勢調査や国立社会保障・人口問題研究所の人口予測などの各種統計データを用いて、5年ごとの推移をシミュレーションした結果が掲載されます。
  • 「未来カルテ」情報は、中学生・高校生が2040年の未来市長として政策提言を行う「未来ワークショップ」などで活用されます。

とのこと。実際に配布しているのは、千葉大学で、JST/RISTEX「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域 「多世代参加型ストックマネジメント手法の普及を通じた地方自治体での持続可能性の確保」Open Project on Stock Sustainability Management (OPoSSuM)というサイトで配布されています。

http://opossum.jpn.org/

ダウンロードは、ここからできます。33Mbyteもあります。

http://opossum.jpn.org/news/2017/10/30/455/

小平市の「未来カルテ」を見てみましょう

ダウンロードしたファイルは、エクセルファイルですので、コードを実行可能にしておいて、市町村コードを入れます。小平市の市町村コードは 13211 のようです。(調べなくても、次のタブに市町村コードが入っています)

市町村コードを入力すると、自動的に計算されてデータが見えます。

人口・年齢構成

これ面白いかも。。2015年で15~20歳のところの女性が多いですよね。これはきっと小平市に女子が多く通う大学が多いからじゃないかな?

http://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/032/032223.html

男子より女子の方が多いんですね。その方達は、市外の人が下宿していて、その後、また出ていく。。男子もその傾向が少し見えますね。2040年には、その層がいないっていうのは、やはり。。(それ以上はご察しください)

あとは、当然のように、人口構成の中心が上に行っていますね。。。

それより面白いのは、2040年では、90歳以上の女性が。。凄く増えてるという女性は人生100年時代が本当に来ていそうですね。ってみんな在宅介護になってるのかな?それを支えるのが70代という構成に見えますね。

2015と2040の男子を比べると、全体で人口増えてない??女子は減ってる。。どういう事なのかな?

産業構造

製造業が大きく減らして、他も減ります。増えるのは教育・学習支援と医療・福祉と分類不能の産業(笑)。なんじゃそれ。。ただ就業者人口比はもともと全国から比べても10%以上も少ないんですね。既にかなりの高齢化現象になっているからか、1.4%減っているだけですね。

これ少し注意してみないといけないのは、就業者人口/居住人口で表しているので、他市から通勤してきている状況での予測ってことですね。それが年齢層別での比率固定での未来予想図ということのようです。

地域が変わるというか、地域が生き残るには、もっとドラスティックに本当は産業構造の転換が必要なんでしょうけど。。どうなんでしょう?

産業人口

主要産業ごとの、就業人口です。オレンジの部分がトータルの就業人口のようで、医療福祉と教育支援と公務はまだ少し多くなるけど、あとは減少です。数字をしっかりみないと、農業や製造業のように半減しているところもあれば、飲食のようにそれほど減っていないのもありますね。

保育教育福祉介護

子供は減って、教員数が変わらない?ん。。そうなんだ。。

介護福祉系は倍以上になるんですね。

これからは介護・福祉のビジネスしかないのでしょうか? 上の就業人口と一緒にみると、元気なじじばば用の飲食サービスなんかがいいんでしょうね。(って自分もその時はじじばばだ(笑) って考えると、今のじじばばよりお金持ってないから成り立たないかもですね。

それを成り立たせるには介護ロボットとか移動支援ロボットか?(笑)

公有財産・道路・空家

まぁ、人口が減るんだから一人あたりの維持費は高くなるでしょうね。でも3000円上がるだけ??って思ってしまいますが。。現在の税制を考えると、低所得者は税金を払っていないし、高齢者も税金は払っていないので、見かけでは少ししか上がっていないように見えますが、納税者で割ると、かなり負担が大きい状況になるでしょう。そういうところ改善しないと、これミスリードしますね。

空き家は、少し増えるだけ。。??

道路も減らさないと。。維持できないんじゃないかな?

農業

これのどこが未来なのか??ですが。。現状ですね。

野菜が多いんですね。 それだけしか分からないけど・・・ 耕作放棄地が1.5%あるんですね。3haかぁ。。 貸してくれたら、何かビジネスやってみてもいいかな?(笑)

食料自給率を見てみましょう!0.45%です。こんなもんなんですね。スゴイ数値ですね。これを上げるのは至難の業ですね。

エネルギー

これも過去の推移ですね。予測はありませn。まぁ予測はできないだろうけど。。

財政

財政は・・・2020年から赤字ですよ~ って?マジですか?人口まだ増えるって予想してたのに。。

増税しなきゃだめですね!っていう答えなの?

そもそも。。 作り過ぎた公共資産を、縮小することも必要で、コンパクトシティー化を勧めましょう!っていう研究だから、そういう答えを出すのも仕方がないかとも思いますが、

そういう安直な答えでは、市民は納得いかないでしょうねぇ。

小学生・中学生の政策ワークショップではどんな答えがでてくるんでしょうか?

楽しみですね。

ちなみに、近隣の自治体やふるさとの状況なども、さ~っとみると楽しいかもしれませんし、実は、この、自治体ごとっていうことで見ると自治体がそのままの形という前提で見てしまってよくないのかもしれないなって思います。最近だと関係人口とかも言われていますが、人口のストックでみるか?人口のフローで見るか?などの視点や、もう少し広域で見てみる資料も同時に見た方がいいでしょうね。

ついでに、もうひとつ、面白いデータを紹介しておきます。

転出入移動圏から見た地域人口移動の方向的特性について

法政大学日本統計研究所が出している「転出入移動圏から見た地域人口移動の方向的特性について」という論文が面白いです。

もともと40km圏内の子育て人口の移動というものもあるようで、これでは、外に向かったベクトルになっていました。

意外とでも少しだけしか移動しないんですね。

それが、全体でみると。。首都圏というか、東京中心に大きなベクトルで移動してます。

鉄道にそって移動しているとのこと。この移動で、内円部へ行った人の穴を、その外円部から補給されているそうです。大きな範囲ではコンパクトシティー化されている傾向なのですね。

どういう単位で考えるのがいいのか? わからないですけど、こういうデータが出ているのも合わせて、未来予想してみると、いいんじゃないのかな?

いずれにせよ暗い感じの未来予想です。

そういえば、少し前に経済産業省の若手官僚が出した資料がありましたね。

https://tom2rd.sakura.ne.jp/wp/2017/05/19/post-4360/

今は、Code for Japanと一緒に、立ちすくむ国家WSという形で、ワークショップをしながら考えて行っているそうです。

https://scrapbox.io/tachisukumu-ws/

テーマは大きいのですが、グラフィックレコーダの絵を見ると、少し市民密着過ぎるのかもしれないですね。いっぱい議論の結果が絵になっているので、見ておくと面白いです。

 


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