Tom's読書感想文 : カテゴリ ( 本 )
本 |
コンピュータ・インターネット・通信 (13) | エッセイ (18) | 歴史小説 (40) | ビジネス (48) | 通信工学 (7) |
その他小説 (12) | その他 (16) | 環境エネルギー (19) |
¥ 1,080 |
進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス) 講談社
|
薬学系大脳生理学者が、中学生を相手に、わかりやすく 脳のことを、記憶や視覚などから意識まで それぞれのメカニズムや意識ってなんだろう?って いうことを4回に分けて講義した内容を、そのまま収録した本です。 ただ、講義と言っても雑談に近いような進み方で インタラクティブな講義ですので、読みやすいです。 記憶があいまいな理由とか 脳は身体があってはじめて脳内世界が作れる話とか とても面白く読めました。 私は、大学生のころ、ロボットの知能化をやっていて 身体があってはじめて知能があるっていうか 脳内で予測しながら動かないと、フィードバック系が あまりに人間は単純すぎるので、ロボットでは表現できないなぁ〜 と思っていたので、とても共感して読めました。 最近では、言葉でいくら伝えても、相手に私と同じ概念が できていなければ、伝わらない。。だから相手に 同じ経験をさせないと、同じようには話せないと いつも言っているんですが・・・ その理由も この本に載っている内容からわかると思います。 このブルーバックス版には、その後日本に帰国してから 大学院生への講義の内容も入っています。 意識ってなんだろう? 記憶ってなんだろう? 記憶力をよくするにはどうしたらいいんだろう? っていうようなことの答えのヒントがのっていると思います。 この本 お勧めです。 キーワード : [脳]
| |
在庫あり。 | |
¥ 605 |
死神の精度 (文春文庫) 文藝春秋
|
最近こういうDeathNote的なストーリが多いんですかね? でも、なぜかいろいろ深みを感じる設定になっています。 死神の調査委員がサラリーマンっぽく、その調査対象の 人の死の可否を調査していく中で、 人間っていうものの幸せ?や文化?習性?を 学んでいくようなストーリです。 短編集なんですが、その短編がそれぞれ絡み合っていて 短編のフリをした長編ファンタジーかな? とても読みやすい文体です。 | |
在庫あり。 | |
¥ 702 |
坂の上の雲〈8〉 (文春文庫) 文藝春秋
|
明治という近代国家をつくるモーティブフォースは 欧米など列強から日本を植民地化されないためだった。。 新しい国家を作ると、その第一世代までは 自由?何でも一番?下克上?などなど 活気と希望にあふれた文化・意識が醸成される。 そして、日本を救うために巨大な相手ロシアと 戦うことを選択せざる得なくなった。 ロシアとの戦いになぜ勝ったのか? それは、ロイターなど英国大衆誌の宣伝のおかげ・・ 中国の春秋の本を読んでもそうだけど 周りが勝って欲しいと望む状況ができなければ 戦争してはいけない。。 たまたま・・そういう状況になっていただけ・・ しかし、その作られた勝利のために 官僚化していく日本の軍隊。。 と・・・・ この本はさすが司馬遼太郎が40代の10年かけて書いた本だけあって とても、含蓄のある内容だと思いました。 あとがきにも、ありますが、 史実に基づいた小説というより、史実に縛られた小説と 言うだけあって、明治初期の躍動感・切迫感 それに、日露戦争での紙一重の戦略・戦術・・ とくに、1巻 と 4〜8巻が私はお勧めだと思います。 | |
在庫あり。 | |
¥ 702 |
坂の上の雲〈6〉 (文春文庫) 文藝春秋
|
もうすぐ7も読み終わる・・・ 日露戦争や明治に対する認識が変わりました。 | |
在庫あり。 | |
¥ 702 |
坂の上の雲〈5〉 (文春文庫) 文藝春秋
|
日露戦争における乃木軍の旅順要塞(ロシア軍)攻撃にかけた 作戦のまずさと、二〇三高地攻略を成功させた、同じ長州出身の 司令官の友情、そして、バルチック艦隊のロシアからマダカスタルまでの 苦労など、日露戦争中盤の様子が描かれています。 −勝つための戦略(大胆な戦略)には、専門家は保守的になりすぎる。 −勉強・学習だけからだけでなく相手が思いつかない、 相手を欺くやり方を考えないことには、勝てない。 −新しい技術、新しい秩序、新しい・・・が強い。 −神経質になりすぎるとダメです。。 −勝つには現場をみなければ作戦を立てられない。 などなど、5冊めにして、かなり読み応えがある内容になってきました。 | |
在庫あり。 | |
|
アポロって本当に月に行ったの? (朝日文庫) 芳賀 正光(翻訳)朝日新聞社
|
いまいちかな? 最後まで読むと、月の土地購入の勧誘本になってた(^^; でも、話のネタにはなるかな?? ならんか・・・今では(笑) | |
¥ 702 |
坂の上の雲〈4〉 (文春文庫) 文藝春秋
|
日露戦争の旅順攻撃(陸軍)の失敗? なんというか・・・大企業の経営者と最前線という感じで とてもとても 耳が痛い感じがします。 | |
在庫あり。 | |
¥ 702 |
坂の上の雲〈2〉 (文春文庫) 文藝春秋
|
日露戦争までの正岡子規と秋山真之の話です。 改革前のロシアの話や、日清戦争当時の清の話や そのころのアメリカの話がのっていて、興味深いです。 | |
在庫あり。 | |
¥ 1,404 |
『求めない』 加島祥造 小学館
|
求めない。。。 人間は求めるものなので、求めない。。 という詩がいっぱい書かれています。 80代の著者が悟りを開いたってとこでしょうか? その歳までいろいろ求めてきたので、その時になって 求めないって言えるような気がします。 老荘思想もそんな感じがします。 でも、究極は求めないんでしょうねぇ | |
在庫あり。 | |
¥ 1,646 |
世界の傑作機 No.124 強風、紫電、紫電改 (世界の傑作機 NO. 124) 文林堂
|
川西製作所の飛行機、 水上機の名機 強風 から 紫電、紫電改の情報が 写真・図面とともに、いろいろ載ってます。 日本の戦闘機に採用され、空戦性能の向上に役立った 空戦フラップ(自動フラップ)についても詳しく書かれてます。 (Category:本 - 2008/02/22 - tom2rd - 864Clicks) | |
在庫あり。 | |