【YouTube配信】Youtubeで音楽ライブを配信する時のコツ

自粛自粛のコロナ生活の暇つぶしにYoutubeライブ配信を思い立ち
試行錯誤をしながら配信しました。
記念すべき1回目の配信(一部)がこちら

パジャマdeライブ
Youtubeライブ配信を思い立って、初めは全然判らないことだらけでしたが
やってみると意外と簡単にできるので、自粛ミュージシャンなどの参考にしてもらえたら。
それと、自分の備忘録としてYoutubeライブ配信のやり方を記事にします。

多分、結構長くなるので、
数回にわたって紹介になると思います。

第1回は、音重視のライブ配信編です。

YouTubeを選んだ理由

まず、ライブ配信するにあたってFacebookやInstagramなど、色々なサービスがある中で
何故Youtubeにしたかですが、一番の理由は、アカウント作らなくても観れるから。
Facebookで繋がっていない友達とか、ITに弱い人にでも一番門戸が開けているのがYouTubeだと思います。
配信した後にTVで観たって感想をもらって、ナルホドって思いました。
スマホやPC以外でも観れるのは、流石YouTubeって感じです。
折角配信するなら、観てもらうまでの敷居の低さは重要ですよね。

2番目は、TAMAR-RECORDチャンネルがあったので、そこでやりたかったからかなぁ。

配信の方向性

私の配信に対するこだわりポイントとして音に重点を置きました。
演奏を配信するのに、音が割れ割れだったりとか聴いている方も苦痛だろうし、
自分の担当している楽器が打楽器なので、スマホのマイクとかで普通に録音すると音が割れちゃうんですよね。

なので、今回紹介する方法は、ライン入力の音に重点を置いたYouTube配信方法になります。

さてさて、前置きはこの辺にして、Youtube配信への材料紹介になります。

必要な物

<ハード>

  • PC  1つ (私は、Surface m3というの一番下のスペックのノートPCを利用しています。それほどPCの性能は必要ないです。)
  • カメラ 1つ (Surfaceのカメラを利用)
  • オーディオインターフェイス  1つ (YAMAHA AG-06を利用)
  • 安定的なインターネット 1つ (WiMAX 2を利用 大体15-20Mbpsぐらい出てる)
  • あとは、必要に応じてミキサー、楽器、マイクなど

<ソフト>

  • Googleのアカウント(無料)  1つ (チャンネルとか作成するなら、個人のGmailではなくて配信用のアカウントを作成した方がいいかもです)
  • OBS Studio(無料)      1つ

手順

1.Googleのアカウントでライブストリーミングを有効化します。
(この辺のやり方は、判りやすいサイトが沢山あるのでそちらをご覧くださいw)
一つ注意があって有効化しても、配信できるのは24時間後です。
機材つなげてさぁ試そう!!っと気合いを入れても、その日はできずに焦らされます。
有効化はとっととやってしまいましょう!

2.ライブ配信をするために、PCにOBS Studioというアプリをダウンロードしてインストールします。(ダウンロードサイト
正直、OBSStudioの説明や、YoutubeStudioの説明は詳しい説明サイトが色々あるのでそちらを参照してください(笑)この先はざっくり書く手順と設定のポイントを書きます。

3.ブラウザで、YoutubeStudioを開いて作成ボタンを押してさらに動画配信を選択すると配信予約ができます。

4.配信の設定

配信の遅延は、【低遅延】を選択しました。低遅延でも大体15秒ぐらい遅れます。実際に演奏終わってから15秒経過しないと、チャットにリアクションがきません。

なので、MCでもチャットとのやり取りにラグがあります。
【超低遅延】にも設定してみたけど、10秒ぐらいの遅延であまり変わらない印象で、その時は画像がカクついたので低遅延を選択しました。
・視聴用URLは、右上の矢印をクリックすると出てきます。

5.配信予約をしたらPCに楽器を接続します。接続構成は下図の通りです。

カメラは、ノートPCの物を利用しています。
USBのカメラとかもあったのですが、ノートPCのが一番画質良かった。

私はオーディオインターフェイスにヘッドフォンをつないで、ラインに乗っている音を確認しながら演奏しています。
モニタースピーカーを利用できる環境ならモニタースピーカーでも良いと思います。
出力の音が確認できないと、じつはミュートになっていたみたいな事故になるかも(笑)

6.楽器を接続したらOBS Studioのアプリを起動します。
ソースを追加して、プロパティ画面を開いて、オーディオインターフェイスを選択すると、オーディオインターフェイスの音声を取り込む事ができます。
OBS Studioの音量レベルの調整は、結構ギリギリPEAKになる位の設定にしないとYoutube上での再生は小さいって言われました。

7.OBS Studioの右下にある設定ボタンを押して、
配信メニューのサービスでYouTubeを選択して、ストリームキーにYoutubeStudioでの配信キーを入力します。


出力メニューの配信タブのビットレートを1000Kbpsに変更しています。


映像メニューの基本(キャンバス)解像度と出力(スケーリング)解像度を 1280x720に変更しています。


あとは初期値のままでした。
どこかのサイトに1000Kbps=1Mbpsとか書いてありましたが、WiMaxの安定感の無い回線だと画質と解像度を上げると
たまに遅延が発生していたので、音重視で画像はかなりレベルを落としている印象です。

8.これで後は、配信開始ボタンを押すとYoutubeStudio側に通信がはじまって、ブラウザのYoutubeStudioで右上にあるライブ配信開始が有効(青く)なります。ライブ配信開始ボタンを押したら配信スタートです。

配信開始したら

手元のスマホで見ても始まっていませんが、ちゃんと15秒後に始まるので
その間がめちゃくちゃドキドキして不安になります。(笑)

1回目終わって気がついたのですが、YouTubeStudioにもOBS Studioにも通信状況が一目で分かるようになっています。
配信中に不安になったらココをみると良いと思います。

また、ありがたいことに配信中に視聴者の方がチャットを入力してくれます。
動画配信ではなく、ライブ配信の魅力はこのチャットだと思っています。
ライブ配信中に積極的にチャットのコメントと絡みたいのですが、
チャットの文字が小さいので、ディスプレイが遠いと読めない・・(苦笑)
スマホやタブレットを手元において配信状況とチャットを確認できるモニターを用意できると良いと思います。
正直、普段のリアルライブでも拍手をもらえますが、ライブ中に感想をもらえることはあまりないです。でも、YouTube配信だとそういったリアクションがあって、それはそれで新鮮でライブ配信楽しいって思えるポイントでした。観てくれた方、コメントくれた方、本当にありがとうございました。

そんな訳で、Youtubeライブ配信は、チャットが大事だなって思った1回目の配信。
もっとコメントを見やすくしたいと考えて、ニコ生風のコメント表示をする方法を考え始めました。

次回につづく。。。

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