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カンファレンスや論文投稿のテンプレート
研究論文やカンファレンスの投稿に、テンプレートが指定されていて、そのテンプレートに記入していって、論文の体裁を整えます。僕の場合は、主に。。IEEE系なんですが。。IEEEだとこういうテンプレートが用意されています。
中見ると、MS WordとTeXが出てきます。で。。いっつもギリギリ病でPDFに落とすときに、Wordだとすごく苦労して。。もうWord嫌い病がでちゃって。。LaTexもPCにはいれていたりしました。で。。。
そろそろ、Webサービスで。。LaTeXもできるんじゃないかな?って。。思っていたら。。結構いろいろなサービスがあって。。どれ使おうかな?なんてギリギリ病のさなかに試したみたので。。少しそのメモを。。
LaTexが使えるWebサービス
結論からいうと。。IEEE会員なら、Colabolatechに入っているので、Overleafを使うのが一番です(笑)
が。。せっかく試したので。。 誰かのお役に立てればと。。
Cloud LaTeX
まずは、日本語のLaTeXサービス
大学院・研究者向けの就職を支援しているアカリクが運営しているサービスのようです。無料で1GまでのLaTexが作れます。まぁ十分な容量と、テンプレートも豊富にあるので、論文を書くことや、日本語にも対応しているので、便利かと思います。
テンプレートは海外のものももちろん、日本の学会誌も多く掲載されていますね。
使い方そのものは、こちらを参考にするといいですね。
しかし、僕の場合はここで挫折(笑)図がPDFで表示できない。。解決方法あるんでしょうが。。
%\usepackage{graphicx}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
うまくできなかった。
標準的な図表の挿入については、こちらが参考になります。
LaTexというより、クラウド計算機環境かな? Cocalc
これ、便利というか。。よくできています。下記のような環境をWebから使える。もうちょっとすると、全部こんな環境になって、Webだけアクセスできれば、いろんなことネット上でできそうですね。
LinuxのシステムやShellを動かせたり、X11を動かせるのは面白いです。でも無料の枠では、ちょっと非力すぎるようです。Jupyter環境も、Google Colabの方がいいですね。
ちなみに、フリーで使える範囲は
low-grade Server hosting
no Internet access
0.5 hours Idle Timeout
3 GB Disk Space
1 GB Shared RAM
1 core Shared CPU
こんな感じ。。非力過ぎて、X11とかは無理ですね。。 使い方はこちらのページを参考にするといいかと
やっぱり老舗のOverleaf
日本語でのアクセスは、こちらから
プライスはこちらです。無料プランで十分使えます。。
が。。。URLを知られてしまうと。。書きかけの論文が見えてしまうそうです。。。
本当かどうか??自分ではわからないのですが。。噂ではそうらしいです。
でも、V2になって改善されているような気がしますが。。
大丈夫そうな気がするんですけど。。
IEEE会員なら。。collabratechと同期!!
IEEE会員には、Collabratechというサービスがあります。
会員向けのアプリや、コミュニティとかいろいろな機能があるんですが、LinkedIn みたいな感じかな?? IEEE会費2万円以上ですが、結構いろいろ使えます。
で。。これを同期させると、Collabratech Subscriptionってなるので、有料サービスと同等のサービスが受けられます。30G まで使えるし。。十分です。
同期させる方法はこちらです。
LaTeX自体は、コンパイルしてPDFを見ながら文書成形できるので便利ですね。ちなみにコンパイルは6ページくらいまでなら数秒です。昔よりはかなり改善されていると思います。
ちなみに、図表の挿入も特別なことしなくても、デフォルトのテンプレートのままで使えました。このあたりも、やはり大勢の人が使っているものが、よくなっていくという法則なんでしょうね。
LaTeXの便利なツール
上の図でも、表とか使っているんですが。。表の書き方って、ちょっとメンドクサイ。。というか、時々しかLaTeX使わないので、書き方忘れるんですよね。いろんなサービスがフリーであるので、使うと便利です。 使い方は、どれも見たまんまなので、使ってみることかな?(笑)
LaTex TableをWebで書く
数式を書く
手書きの図・数式・表をLaTeXにする
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