【読書感想文】アドラーをじっくり読むを、さら~っと読んだ。。分かりやすいのか?分かりにくいのか?【何が誤解されている?】

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アドラー心理学って人気ですよね。

この「嫌われる勇気」って本が出てから、アドラー心理学(個人心理学)って有名で、よく聞きます。「それって、アドラー心理学だよね!」とかって。。意識高い系の人が読んでいる感じです。

知らなかったけど、ドラマ化も最近されていたんですね。

見てないからよくわからないですけどね。。そら流行ってる感があるわけだ。

https://matome.naver.jp/odai/2141092062072574001

このあたりを読めば、嫌われる勇気がなぜベストセラーになったかわかると思います。

で・・・今回読んだ本は、これ

同じ筆者なのですが、この「嫌われる勇気」のおかげで「誤解だらけのアドラー心理学」に現在はなってしまっているので、それを正すために、アドラーの書いた原典にあたることで、正しい認識になってもらおう!ということが書かれている本ということです。

じっくり読んだらわかるかな?

実は、アドラー心理学自体は、僕自身それほど難しいことが書かれている気がしないんですよね。だから誤解って何が誤解されているのか??がわからないので、それを知ろうと思って読み始めました。

ちなみに、アドラー心理学自体は、このWikiのページが分かりやすいと思います。

名言としては、

このあたりが好きかな? 共同体感覚 っていうのが、基本にあって、人に喜んでもらったら、それで嬉しいよね!ってことだと思うんですよ。単純に。。 僕もそうだもん。。てかそれしか喜びってあんまり感じないような気もする。ただ、アドラーが言うように、この共同体感覚っていうのが、無い人にとっては、このこと自体があんまりわからないのかもしれないな。って思ったり・・実際、そういう人多いように思う。

で、このことかな?なんて思ったんですが・・・誤解されているポイントが5つこの本では一番最初に紹介されているんですが、その誤解がはっきりわかりません。。書かれているんですが、何故か入ってこない。何が誤解なの??って。。

この本の内容的には、12冊の原著に対して、アドラーが使った言葉の定義のようなことがらが書かれていました。とっても回りくどくって余計にわからなくなったりします。。禅問答が書かれているような気がしました。。

アドラーは、心理学って思うのか?哲学なのか??

それで、この本を読んで・・・なんとなくわかったのは、この著者の岸見さんという方は、哲学者なんですね。心理学治療をする人ではない。アドラー心理学って書かれているけど、著者の中では心理学ではないんだな。。ってことです。しかし、アドラー心理学っていう名前だから、心理学を治療に使おうっていう人からすると、大きく疑問が出てきたり、誤解されたりするんだ。。ってことなんじゃないかな?って思いました。

哲学 philosophy と 心理学 psychology

似たような言葉ですけど、 哲学って僕は限りなく宗教に近いって思うんですよね。こんなこと書くと哲学者にも宗教家にも怒られそうですが、どちらも、人間がどう考えて、どうするのがいいか?っていうことを言ってるだけで、思考の中にというか自分の中に形成されていくものだと思います。一方で、心理学って人のことを見て、その行動や思考方法を一般化するような学問で、その振る舞いから、他人(心理学者)がその人(患者)の心を開放するものだと。。思うんですよね。

だから、哲学として、同じ言葉や名言を言うのと、心理学として言うのでは、誤解が生じますよね。ちなみに、僕は哲学って思っていたから、なんとなくその誤解ってものがわからなかったのかも知れません。

で・・・アドラーはどっちだったか?ってこの本読みながら、考えてみたんですが、たぶん、哲学的ではあるけれど、アドラー自身が医者だったということから考えると、心理学だったんじゃないかな?って思ってしましました。

ちなみに、共同体感覚って、英語で、Social Interest なんですって。。 そうなんだ。。

アドラー心理学を学ぶって・・ 難しいなぁ~余計にわからんようになってきました。

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