【中小企業白書2017】BusiNestと小平市の創業支援セミナーに行ってきました【ベンチャー企業】

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BusiNest創業セミナー&相談会 in小平

に息子と参加してきました。

BusiNestは、経産省・中小企業庁・中小機構が行っている創業支援施設で、東大和の中小企業大学の中にあります。昔、マイスタイルで研修をやってもらった時に一回いったことがあります。創業支援だけでなく、新事業展開など中小企業の相談役の役目をしているところですね。2年前にできたところのようです。

全国的に見ると、f-bizのような取組みもあったり、地域地域で呼び方やシステム・施設などいろいろなものがあるのですね。

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Facebookで何故か以前に友達申請がきてから、このBusiNestのイベントは毎回Facebookでいいねを押せと案内が来ます(笑)。 それでというわけではないのですが、転職するにせよ、雷・電磁波セキュリティ専門家として独り立ちするにせよ・・パン屋をするにせよ、Fablabっぽいことをやってみるにせよ。。アースオーブン職人になるにせよ。。創業ってどんなものか?興味があって、就活に悩んでいる息子と一緒に行ってきました。

って・・この手のセミナーけっこう行っているんですけどね(笑)

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「支援の現場からみた勝つ創業」馬込 正 氏

約1時間の講演でした。

内容は、とても示唆に富んでいて、流石、何百社と見てきた方の話だと思いました。

リーンスタートを繰り返し、リスクを超えないこと

  • 創業に一番大事なことは、失敗を繰り返すこと。その失敗から学んで修正すること。
  • 事業を始めるのに最初に決めておくことは、とれるリスクの範囲を決めること。
  • リーンスタート(自分ができること)からはじめ、自分ができるだけのことを全部すること。

という内容でした。

これらの内容は、リーン・スタートアップにも、金持ち父さんにも出ていますね。

リーンスタート・失敗から学ぶというのは は、最初からお金を借りてやったりしない!ということを言ってました。それは、とれるリスクが減ってしまうからですね。金持ち父さんでも、最初は、ガレージの前で、何かを溶かしてた金属を売るという話から始まります。その経験から学んでいくことで、だんだんと取れるリスクを拡大して、着実にやっていくと言うやり方ですね。

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事業をある意味で固定しないで、その場その場でやり方を変えていくということが、必要だということですね。

これは、別に創業だけに言える話でもなくて、本当に一般論ですね。会社のサラリーマンとしてやっていくなかでも、研究などでも、このやり方は正しいと思います。だから逆にいうと行動しないと、何も起こらない。。ってことですね。

事業計画は、短期に作る!

行動を起こすには、事業計画を作ることが大切なのですが、その事業計画は、綿密であればいいのか?というと、未来は予測不能であるのだから、あまり綿密に書いても、その通りにならない。あくまでも、仮説なのだと。仮説なので、短期に作って、検証してみるということが大切ですと。最近ICT業界のIoT関連でよく言われるPoCですね。Proof of Conceptを通じて、実証されたことは正しいとする。

これは、研究計画でも、大企業の事業計画でも同じですね。先は見えないので、大きな夢のような目標に向かいつつも、まず一歩始めるのを何にするのか?どうするのか?そして、その計画とのかい離を分析する。そのようにして進めていくものですね。

自分でやる・やれることなんでもする

誰かに任せない。自分がわかる範囲でまずやる。創業期が終わったり、ある程度めどがついたら委託することもいいけど、コアになることは、自分でやらないと、Proof of Conceptにせよ、A/Bテストにせよ、その結果の状態を見誤ることになりますね。

偶然(セレンビディティ)が起こる

この失敗の繰り返しを行いながら、いろんな人と相談していると、かならず、偶然にハッとすることが起こるそうです。その確率は、生存確率かもしれませんが。。

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ここでも書いたけど、セレンビディティを生み出すプラットフォームが、BusiNestなのかもしれないですね。

開業率・廃業率

廃業して、開業してというライフサイクルが大切なようです。実際に、起業された方で10年後に残っている確率は、10%程度とのことでした。 まぁ、実際にやるには、Hard thingなのでしょうね。そういった現実も、データとともに説明がありました。

事例

まだ2年目なので、事例は多くないようですが・・3例ほど紹介されていました。

2017年版「中小企業白書」「小規模企業白書」(平成29年4月21日)

が出ていますね。

http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/170421hakusyo.html

概要のPDFは、こちら

企業数は減っているんですね。廃業数が増えている。経営者の高齢化?

この図をみると、企業数が減っていて、この下の図で、経営者が年々高齢化していて、休廃業になっているというのが、マクロの実態のようですね。世間で言われているのが本当なんですね。ここにも少子高齢化(^^;

開業率・廃業率

平均でいうと、開廃業率は、5.2% VS 3.8%ですけど

宿泊・飲食だと、7% VS 10% 飲食店が減っているっていうのは本当なんですね。

建設業なんかもそうですね。 製造業は低開廃業率なんですね。。

アベノミクスでの政府の方針は、10% 10%だそうです。 反対している人も多いけど

学生ベンチャーもあまり出てこない状態になっているようですしね。。

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起業5~10年後

セミナーでは10%くらいしか残らないと言われる10年後。 高成長型・安定成長型・持続成長型にわかれて、なんたら・・とかいてますけど、あんまり年齢とか、業種とか関係ないんですね。 図3を見て実は少しびっくりしてます。起業家の年齢タイプ。。50、60代が半分以上いるんですね。。なるほど、日本は50代、60代で起業しているんだ。。

時代は100歳時代になってきていて、本当に、いろいろと、人生の中で生き方や働き方を変えていかないといけないのかもしれないな。。なんて思ってしまった。

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国際比較

そもそも、起業に無関心な人が多い。。 というのが、日本の現状みたいですね。資本家になるか労働者になるか。。労働者でいいと思っている人が多い。まぁ僕もそうですけど(笑)

たとえば、経済成長反対派の高坂さんの本。ダウンシフターも、次の時代を生きるも。。読み方によっては、自由になるためには、資本家になれって言ってるような気もします。

【読書感想文】ダウンシフターズから6年 新しい文化を・・Re:次の時代を先に生きる【Re:Work】
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資本も、人・物・金・情報 になっていますが、人という資本、資産のフローがやっぱり重要なのかな? なんてこの図を見ておもいました。

経済成長するにせよ、成長の限界の中でやっていくにしろ、自分でなりわいを作る。それは必要なことなんですよねぇ~ 生きていくには。。

地方豪族にも最近興味があって、そういう生きていく力が強い方法が、本当は人や情報のフロー経済をしている人達かもしれないな。って最近思うようになりました。

まとめ

さて、僕もリーンキャンバス書いて、何かはじめようかな? って思いつつ。。できてない。一番だめなタイプですね(笑)

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