【読書感想文】GENOMEのスタートアップレポートGlobal Startup Ecosystem 2017と日本の大学発ベンチャー推移【スタートしてないやん】

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世界のスタートアップのレポート

StarupGenomeというサンフランシスコの会社が都市毎のスタートアップエコシステムの評価レポートを出しています。2015年版が2年前に出て、2017年版が3月末に出たようです。 PDF版

トップ20は

スタートアップのパフォーマンス、ファンディング、マーケットへの入り具合、エコシステム(技術者)の才能、スタートアップの経験、そしてグロース指標で、評価されています。

2015年から比べると

  1. Silicon Valley (unchanged)
  2. New York City (unchanged)
  3. London (up from #6)
  4. Beijing (new entry)
  5. Boston (down from #4)
  6. Tel Aviv (down from #5)
  7. Berlin (up from #9)
  8. Shanghai (new entry)
  9. Los Angeles (down from #3)
  10. Seattle (down from #8)
  11. Paris (unchanged)
  12. Singapore (down from #10)
  13. Austin (up from #14)
  14. Stockholm (new entry)
  15. Vancouver (up from #18)
  16. Toronto – greater Waterloo area (up from #17)
  17. Sydney (down from #16)
  18. Chicago (down from #7)
  19. Amsterdam (unchanged)
  20. Bangalore (down from #15)

Brexitがあったロンドンが、6位から3位に、北京・上海がいきなり4位8位、ストックホルムが入ってきていますね。都市の評価なので2年程度では大きく変化はないのでしょうか??

このレポートはテックスタートアップに的を絞っています。なぜなら、成長の速度が3倍も違うということで、都市間の力の差が、ますますテックスタートアップによってもたらされているからのようです。

なるほどね。。

エコシステムのつながりを重視しているみたいですね。

確かに、拡大(グロース)するには、つながりが重要ですね。

そして、グロースした際にExitするときのバリュー(価値)・まぁそのスタートアップが儲けるお金ですけど。。の順は

シリコンバレーがまだまだ2位に2倍以上の差をつけています。しかし、中団のボストンあたりまでは、さきほどのつながりが大きくなれば、追いついてくるのかもですね。というかボストン・ベルリンが中団にいるって・・そうなんだ。。

それぞれに、都市毎のレポートも書かれていて、詳しく見ていくと面白いです。たとえばソウル。。

ソウルは最近、世界で最も高速なインターネット速度、精通した消費者金融サービス市場、地下鉄利用者のための地下Wi-Fiなど、NYCで最近実施されていることについて多くのことを自慢できます。また、1,500-3,400の新興企業の本拠地です。江南区はPsyと外科手術で知られているだけではありません。これは、ソウルで最も活発なスタートアップエリアであり、VCの81%がこの地域にあり、2015年には3,000以上のスタートアップ関連イベントに10万人以上が出席しました。アジア初のGoogleキャンパスがこのホットスポットに設置されました。 Supercell、Apple、WeWorkなどのソウルもすべてソウルを選んだ。ソウルはデジタル洗練の価値を理解しています。政府は最近、約1秒で長編映画をダウンロードできるようにインターネット速度を向上させるために、15億ドルのイニシアティブ1を発表しました。資金調達で最も急速に成長している分野は、バーチャルリアリティであり、FinTechとサイバーセキュリティのスタートアップはそれほど遅れていません。ソウルの最近の激しい勝利には、比較的古くからの支払いシステムを変えている送金アプリ「ビバ共和国」と、最新の資金調達を受けたカフェやレストランなどのマーケティングアプリ「スポカ」がある。http://www.cnn 昨年は、現代の韓国の新興企業にとって、また政府の優良規制、十分な資金提供者、そしてソウルの生態系が減速する兆候はない。ソウルは急速に成長しているエコシステムで、すぐにトップ20を突破しようとしています。ソウルは出口部門では力が足りませんが、非常に高いスタートアップアウトプットと、他の同業者よりも優れた資金調達環境を備えています。インデックスの最大の弱点は、他のスタートアップエコシステムとのグローバル接続性の欠如と外国顧客の割合が比較的低いことによって妨げられているマーケットリーチです

などと・・書かれています。 まぁ、深せん とかが入っていない時点で、このレポートも網羅的ではないと思いつつも・・・

この中に、東京や大阪、名古屋、福岡が入っていたら・・どういう評価なんでしょうかね?つ~かなぜ日本は無視されているんでしょうか?

日本ベンチャー白書2016と一緒に読み比べてみると、面白いです。日本の白書は、投資しか見てません。そして、分析はトピックだけです。エコシステムを作るとか育てるという観点はなさそうですね。また国のレベルで見ていますしね。

国の競争でなく都市間の競争ですね

シリコンバレーは才能ではもはや1位でない。

確かに、才能では、シンガポールが一位になっていますね。アメリカはトップ20の中に7都市入っています。

シンガポールは、政府が創始的な環境を創造する上で積極的な役割を果たしてきた場所の1つです。今年、シンガポールは才能の中で第1位にランクインしました。これはすばらしい業績です。これは、1990年代に始まったシンガポールの革新的な政策に認定されることができる。

この長期的な考え方は、シンガポールが偉大なスタートアップ都市として成功する鍵となっています。政府は辛抱強く支持し続けたが、シンガポールは2015年に初めてトップ10に入った。

もう20年いや30年前からの施策なんですね。

日本のスタートアップ・学生スタートアップは?

実は、このPDFを見つけたので、これを書こうと思ったのですが・・・

最近、日本もスタートアップやベンチャー投資がどんどんされていて、社会起業家にもお金がついたりして、華々しい世界になってきたなぁ~

【社会起業スタートアップ】SUSANOOで、ソーシャルテックの講演聞いてきました【ソーシャル】
Etic のプログラムは、いつも面白い。 いろいろな社会起業向けプログラムをしているEtic。これまでも、ふるさとプロデューサの発表会(C...

スタートアップバブルなんじゃないかな?なんて思っていたんですが。。

2004年・2005年を境に、減ってきてます。 さきほどの日本ベンチャー白書2016では、学生ベンチャーがこれから花が咲く時期にきている!とか書いてあるのですが・・・実はスタートしている数が1/4まで減っているんですね。白書でも、大企業との協働をどう進めていくか?ということが課題だと言ってたり、投資額が・・と言っています。

また、先ごろ内閣府から出された、ベンチャーチャレンジ2020という資料では、新たな目標が・・ 2022年までに投資額を倍増する!です。

どう考えても、投資額じゃなく、投資先・・・まず、スタートアップ自体を増やさなきゃいけないですよね。

この図は、一見、いいこと書いてあるように思うのですが、「民間による自律的なイノベーションエコシステムの構築」の中に、なぜ?「産学官による世界レベルのグローバル・オープンイノベーションの推進」既存の組織である、産・学・官が入るんでしょうか?(笑)

むちゃくちゃ矛盾の政策資料ですよねぇ~(笑)

まずスタートアップしてもらうためには、失敗しても大丈夫だよ、チャレンジしてみな!っていう1~2年の生活費と、1年程度の開発費のような、いわゆるエンジェル投資が必要なんでしょうね。まだまだ。。日本では。。

技術投資した方が面白いよねぇ~~ 夢に投資して欲しいな。。 エコシステムに、エコシステムを構成しているのは、個人なんですよね。。

このあたりの方々ががんばっているんですね。。

おじいちゃん、おばあちゃんが、孫に投資する。 そんなシステムでしょうね。

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4月14日にふと・・ 今のSNSってサーバーが分散されているとは言え、ある国のある民間のサービスにのって提供されているな。。って・・ NH...

のマストドンのPatreonのような感じに、これから変わっていくのかもしれないですね。。

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