【読書感想文】小出流ビジネスコンサルティング 顧客志向なのですね。【日本を元気にする?】

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f-bizのコンサルが凄いらしい

日本の力は中小企業にあるというのはよく言われていて、IoTやICTが何故かうまく普及しない領域に、主婦やシニア層、それと、中小企業にあるような気がしていて、ふと、第22回「IoTによる中堅・中小企業の競争力強化に関する研究会(NO.3)」という記事をみかけ、読んでみると・・

いくつかの企業に共通する課題であるが、何社かの企業の希望は、IoTにより「生産性を上げたい」「売り上げを増やしたい」という極めて抽象的なものでしかない。だからといって、どこをどうすればいいかわからない。日本のほとんど多くの中小企業の営業や経理では、購入した業務管理系と呼ばれるパッケージソフトが使用されており、設計でもパッケージソフトの2次元または3次元CADが使用されている。だが、こういった抽象的な希望を持つ中小企業には、通常システムエンジニアがいないため、パッケージソフトを買って来て使用するといった以上のことは行っていない。これ以上、IT化を進め、生産性を上げ、売り上げを増やすには、どこをどうすればいいのかわからない。すなわち、自社に特化したITソリューションを組んだ経験がないのである。

なるほど・・・パッケージソフトなどの単独の世界や概念が出来上がってしまっているので、IoTやSNS的な世界観が沸きにくいんだ。。。 と・・なんとなくその先にどうコンサルしてるんだろう?? 環境だ!自然だ!社会課題だ!っていってもやっぱり儲からないと続けられないし・・って調べていたら・・・

富士市産業支援センター f-Bizという創業や経営支援を行う支援センタが注目を浴びていて、そこをモデルとして、OKa-BizAma-biZなど全国の自治体が取り組みだしているコンサルがあるというのを知り・・・日本を元気にする=自分も元気になりたい(笑)っていうことで、

を読んでみました。

内容

この本は、ノウハウが満載とか書評がありますが、実質的なノウハウ本ではないような気がします。顧客志向に立て!エコシステムを作れ!ということ、そして、相談に来た人の課題に対する解答は、実はその相談者の中にある!コンサルは信用力である。というコンサルを少しでもした人にはよくわかる内容がきっちりと書かれてありました。

僕自身、技術コンサルがメインですが、結局費用のかかる対策などを行うにしても、相談者がやりたいな。って思うことをやれるようにしてあげるってことや、いいパートナーとコラボさせて進行させるっていうことは、あるビジネスホンの特異故障の小さな対策でも、大規模にシステム改修をしなくてはいけないコンサルでも、ある機器が燃えないような仕様に変更して、標準化していった時も、感じて実践したことです。

困っている人が、言っていること自体が本当の困りごとなのか?それをうのみにして解決策を提示していいのか?それとももっと本質的な解決策がどこかにあるのか?その人の立場にたってくみ上げないと、対策が相談者の思っているものと違ってしまう。

一番の強みや、セールスポイント(訴求点)などは、当事者は当たり前のようにやっているので気が付きにくい。。だからよくよく聞いて、訴求できる点を明確にする。

などなど・・・顧客志向とはそういうことだと・・・

マーケッティングにおいても、基本は希少性であることが大事で、行動を起こしてもらう(買ってもらうことにしても、支援してもらうことにしても)には、「欲しい」とか「面白い」とか思ってもらえるインパクトが必要だと。。

ここに書いてあることは、確かに・・・ みんなが、こんなけ一生懸命やれば・・・成果が出るでしょうね。 対話型のモチベーション論 かもしれないです。

それを継続的に実行できることが、なにより凄いことなんでしょうね!

ちなみに、この本も読みました。 事例が少し違いますが、書いてある内容は、ほぼ同じです。

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