【発酵】【妄想】発電菌?!田んぼ発電?? シュワネラ菌を調べてみた。【更新!苔発電やBio Liteも】

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田んぼ発電??

昨日は、スマートグリッド展に行ってきました。世の中電力自由化で湧いているようですね。その中にバイオマス発電展もあって見てきましたが、ほとんどが木材を燃やす系のバイオマス発電でした。もっと循環系になるのは、ないのかな?なんて考えながら・・・

少し前に、ヨーロッパの道路の街灯をバイオ発電で賄うという記事を読んだことがあって、気になっていたのですが、ふと東京薬科大学 生命科学部 生命エネルギー工学研究室が
田んぼ発電をしているらしい。というのを見つけて少し調べてみました。

Wiredの記事が詳しく、原理などが乗っていますね。

発電菌

読んでみると・・菌の中に、発電菌というのが、あるらしいです。なんと!面白い。

どうやら、菌が有機物を食べて、呼吸する際に、 電子の授受が行われるようです。発電菌の有名なものとして、シュワネラ菌というものがいて、無酸素状況で、発酵が行われると、菌が電子の授受を行い、正極と負極の間に電流が流れるとのこと。でも調べてみると、シュワネラ菌以外でも、発電菌という性質のものがたくさんあるようですね。

一番の、使い道として有望なのが、水の浄化のようです。

バイオ燃料電池-有機性廃棄物・廃水を電力資源化する-

電流発生菌

バイオ燃料電池として、効率を上げるには、酸化鉄ナノコロイを入れると、電流が増加するそうですね。

アフリカの無電力地帯で、スマホの充電?

日本は、上の方達ががんばってるようですがアメリカでは、どちらかというと、土での発電(水が少ないところ用)を考えているようですね。Energy from Dirt. 日本語での詳しい記事もあるようです。

まとめ記事 の中には、電極に析出してしまうリン成分があるようで、土中のリンを抽出するという使い方もあり、土壌改良を促進する方法としても使えそうです。

で・・・一番気になったのは、実は、原理がものすごく簡単なので・・

土でもできるという、この土電池の記事です。

ということは、ひょっとして、今やっているコンポストの上の面と、底の面に電極を入れれば・・・電気が発生するのかな?と・・発酵状況がいい時は、かなり熱が出ているので、その熱エネルギーの回収を電気で一部回収するというようなことができるかもしれないですし・・電流が流れることで、発酵が進みやすくなるかもしれない。。なんて妄想が・・・(笑)

いっぺん、いつかやってみよ~っと。。

最新情報は、Twitterから・・

その他の取組もあるようです。

オランダのe-Plants HPは改修中のようですね。

苔でも発電できるんですか??

エネルギー源としての植物生化学の可能性

  • with Pablo Bombelli (ケンブリッジ大学博士研究員)
  • ケンブリッジ 英国

100%グリーン発電?

これも?発電している。。 なんとなく菌の力のようですが、スマホを3回充電できるみたいです。・・・Facebookのビデオなので、David Wolfeのページに行ってみて・・・ URLは、https://www.facebook.com/DavidAvocadoWolfe/videos/10153468859546512/

Youtube にもあった。 Bioo Lite というらしい。

Bioo Lite – Charge your Phone with the Power of a Plant

です。興味ぶかい

山形県立鶴岡高校のレポート

田んぼ発電から、ゴミ発電の実験をしているレポートです。仕組みが一番わかりやすいかもしれませんね。

まとめ

これまでの実験を通して、水田の中にいる光合成微生物は、光合成によって有機物と酸素を生産し、これによて発生した有機物、また、稲の根から放出された有機物を発電微生物(嫌気性細菌)が水素イオンと電子に分解する。これらの働きによって発生した水素イオンや電子と酸素が化合して水を発生する段階で発電を行うということがわかった

とあります。発電効率を上げるのに有機物として、Catフードを入れて実験してみたり、新聞紙を入れてみたり。。と面白い実験をしています。セルロースを入れると効率が上がるのと、発電の持続性を高めるということがわかっているみたいですね。ますます、面白いですね!

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