【読書感想文】自給自足的な本の古典かな?「パーマカルチャー―農的暮らしの永久デザイン」

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環境を仕事にしているということもあり・・
持続可能な世界に興味があります。

で・・ そんなことよりも・・・

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ピザ釜が欲しい

と、母親がよく言うので
どうやって作るのかな?なんて思って調べていると
石釜やレンガ釜や、土釜(Cob oven や Earth oven)が目に付き
わりとアースオーブンの記事の中に、パーマカルチャーという文字が
目に入ってくるのですが、その内容がいまいちピンと来ていませんでした。

楽しい石窯・アースオーブンとナポリピザ・ハードパン

パーマカルチャーって宗教っぽい?

パーマカルチャーってそういえば、なんとなく宗教っぽいな
って思いだけがあって実際にどんなのか良く知らなかったので
買って読んでみました。こういう自給自足界では、古典にあたる文献ですね(笑)

一言でいうと、地域から家、農園までの、土木・建築・農業・畜産工学の本ですね!
見ていると、楽しい本です。
地形がこうだと、ここに溝を作るのがいい。
風がこうだと・・・温帯だと、亜熱帯だと。。アジアや日本では・・

そうなんですよ。

古くから人間が地球に寄り添って生きてきた知恵をまとめたということなんですね。
現代は、とても専門化された世の中で、いろんな分野の専門家がいますが
生きていくための人間として必要な、自然によりそうための知恵は
専門ではなく、複合的な知識が必要なんですよねぇ~
それをパーマカルチャーっていうんですね。
ちょっと誤解していた。。

よく鬼門とか、方角とかよく宗教っぽくいったり
三角屋敷はよくないとか、龍がくる場所だとか・・
そういうのって、自然の教えを語り継いでいる話で、宗教でもなんでもない
言い伝えなんですよね。古来からの知恵。。

それをタスマニアの教授がまとめたって感じですね。

大阪の堺周辺にはため池が、奈良飛鳥時代以前からあります。
これは、人間が凄い時間をかけて作り、守ってきたんでしょうね。
今は水道っていうものに置き換えられて、水田もなくなってきたので
ただの汚いため池になっています。。
エネルギーをもっと効率よくするには、古代の都市や古代の村の構造なども
参考になるんじゃないかな?なんてことを想像させてくれる本でした。

永久のデザイン = 凄く長い時間を経て作られたデザインを 参考にしよう!

ってことなのかも。。

【2014/09/28 に書いた感想文をWordpress用に再掲です。 元はこちら

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