復活の日

by まったり清兵衛


ハチイチは、2003年10月19日のSPLレースが最後。
GPツーリングは、2003年10月25日今は無きテクノGPサーキットで終了。
EPツーリングは、2003年12月5日今は無きSCRCでの仲間内の爆笑レース以来ご無沙汰。
唯一続けたミニッツも、2004年8月15日のミニッツカップで力尽きる。


とまあ、今月まで最後に使った姿のまんまほったらかされていた我が愛車達でありますが、何故か今月2007年4月5日に突如として、

「あのさあ、ラジコンやりたいんだけども〜」

と頭の中で神の声がしたのであります。幻聴?

そうなると居ても立ってもいられず、その日から少しずつラジ復活の準備を始めたわけでありますよ。
最初は現状把握から。敵を知らねば勝てないの!
ところが、4年近くの歳月は私を浦島太郎に変えておりまして、なんも解らん!しかも近くのサーキットがずいぶん減ってる。もしかして、もうやる人いないのか。

で、掘り出した電池を生き返らせたり、エンジンを磨いたり、足回りを組みなおしたりと、もう構造からセッティングの数値まですっかり忘却の彼方なので、資料を探したり、とみながさんトコの自分のレポート読んで笑っちゃたりといろいろな勉強をして、最後の仕上げでフタバ産業に買出し。

あっさり万札を失い、萎え〜〜。

いきなり挫折しそうな心を奮い立たせ、ついにユザワヤ屋上に立つ!(ゆう太君)

って座ってるし


前置きなげぇ〜〜〜

というわけで、我が家から最も近場の聖地ユザワヤに巡礼しました。今回の使用機材はV-one RR君!燃料とスターターとプロポだけで走れる素晴らしさ。

現代ではすでにRは3個になり、そのうえEVOまで付いているV-oneですが、どうせ大した違いは無いに違いない(笑)ので、t3p師匠のRRRのセッティングシートを京商サイトからもらってきて、じっくり解析するのだ〜。


大体GPのセッティング例ってGP専門の人のが多くて(当たり前だが)、ちょっとわし向きじゃないのですよ。師匠のならピッタリなはず・・・だが、

いきなりフロントスプリングが書いてありません、師匠!


まあ、そんなことは大した問題ではない。


重要なことは、エンジンが回るか?とか、右左間違えないで操縦できるか?というすさまじく次元の異なる問題なのである。
それもあって、一人では恥ずかしいので、しっかりかみさんも連れてきてあるのだ。わはは

今や絶版品としてプレミアが付く逸品、AORCバッグ。電車で目立ちたい人には最適。今日もおばはんにジロジロ見られました。しっしっ


まずは、談笑するフリをしつつ回りを観察する。

本日GPの人ゼロ。EPがなんだかやたらと速い。記憶の中のEPとは加速も最高速も全く違うんですけど、これって記憶違い?

後で聞いたらみなさん11ターンとか使っていらっしゃるそうで。時代は変った・・・


気を取り直してまずはダンパーにオイルを注入。前にいくつ入れてたのかさっぱり覚えてないので、前300と後400にさっくり決定。全く根拠なし。
バネは〜・・・前銀後黒。組み上げて上から押してみると、いい感じじゃないですか。

エンジンも何も問題なくさくっと始動。パインパインと吹かしつつコースインですよ。
ちゃんと前に進むし、右も左も間違えない!すげ〜感動!!しましたが、なにやら挙動不審。
加速時はまだいいのだが、ブレーキかけると何処行くかわからない。定速で走っていてもいきなり右やら左やらにハンドルを取られる感じ。路面が荒れてるせい?

ラジコンって、こんなに難しかったっけ?なんか記憶と違う〜と思いつつEPにバンバン抜かれながらも楽しくて、3,4タンク走って休憩。
しかし、こんな難しいこと前やってたのか?ウッソ〜ホント〜?

前が柔過ぎてシャーシ擦ってるのかと思い、前バネ黒へ。なんか前より酷い気もするけど、きっとラジコンってこんなもんだったんだ!と信じることにする。
んで、また3,4タンク。

そのうち、なにやらエンジンがすぐ止まるようになり、始動して車をサーキットに置いて運転台に上がってしばらくすると止まって走って取りに行って最初に戻る、のループに入る。
う〜、果たして甘いのか辛いのかそれが問題だ。と悩んでいるとF103を走らせている人が辛いんじゃないですか〜と声かけてくれて、僕は甘いんじゃないかと思うんですよね〜とか言いつつ甘くしたり辛くしたりいろいろやって、結局思いっきり絞って解決。どうりで、なんか遅いんじゃね〜の?とは思ってはいたのだ。たはは(ウソ)

急にパワーアップしたもんだから、もうおっかなびっくりですよ。
直線はもう最高に気持ちがイイ!

パッパ〜〜ンとワープ。しかし、

「艦長!減速が間に合いませんっ」
「左舷、弾幕薄いぞ!何やって プッ・・・」

後ろ足骨折・・・ギャラリー(含む女子高生)に笑いを提供


しかし、バブル時代のおやじ買いのおかげであっさりと修復完了。型落ちになったって、パーツなんざ売るほどあるのだよ、君。
その後もバコバコ当てつつ1リッター分夕方まで楽しんでしまいました。途中、横向いちゃったところ横腹に頭突きを食らってマフラージョイントとスリーブが裂けましたが、これまたドラえもんポケットから新品出してきて瞬時に修理。当分タイヤ買うだけで生きていけます。

タイヤは1日で2セット消費。どえらく減ります。話によるとGPはほとんど来なくなったとのこと。この日も途中から1名のみ。近場で他に行くところはないはずなんで、GP人口が減少したということなのでしょうか。路面出来るはずもなし。

慣れん事をして、なんだかものすごく疲れてしまったので、まったりと撤収作業をしつつ、かみさんが買ってきてくれたエビスビールを飲みながら、車を何気なく見てると、

「当たらなければどうということはない」

って、当たってるって!



ホイールとナックルが干渉してる!というより思いっきり食い込んでる。セクスィ〜。
なんで終わってから発見するかな、しかし。


これってもしかしてリアタイヤ?


太いのと細いのを買ってきたのだが、リアのサイズが2種類あるなんて、


聞いてないよっ!




あとがき

2速に入るのが遅いのでもっと早くしようと思ったら、何故かクラッチ調整しちゃって、まあ、これはこれで下から繋がるようになったから楽ではあるんだけど、なんだかいろんなことを忘れてて困ってしまいますよ。
特に、どういう状態が正常なのかの感覚を忘れちゃってるのが一番問題かもしんない。(爆

でも、頭のほうはどんどん退化してるようですが、身体のほうは結構覚えてて、思ったより運転はなんとかなりそうです。

楽しくチキチキできるぐらいにはすぐ復帰できそうな予感。誰か遊んでください。