by まったり清兵衛
キットの作業自体は、エンジン下ろす→ねじゆるめる→フタ取る→ヘッド取る→シリンダー取る→ピストン取る→NEWピストン付ける→NEWシリンダーはめる→ヘッドはめる→フタはめる といたって簡単。 あれよあれよと終了。熱中して写真取り忘れた。(笑) ところが、最後のねじ締めで大失敗。 それまではちゃんとトルクレンチで丁寧にやっていたのに、最後だけTレンチでくるくる、キュッと締めたら、 グニュ・・・( ̄□ ̄;) ねじが切れました。 フタはずして見ると、めねじが舐めたのではなくて、オスが折れてた・・・しかも、奥まったところで。 がちょ〜ん。 逆タップか〜、えらいこっちゃと思いましたが、とりあえずポンチでコンコン叩いてみたら、かすかに回る。 ( ̄ー ̄) ひたすらコンコン叩いて苦節30分。ついに抜けました。 ここでパーツ待ちで作業中断。
近所の桜井ホンダでパーツをオーダー。折れたボルトはもとより、レバーやステップ、ぼろぼろパーツは全部交換。今後を考え、ガスケット類も一緒にオーダーしました。
さすがホンダ!たったの2営業日でパーツ全部到着。 ホイホイと付けて、終了のはずが・・・
組み立てと平行して、ナンバー取得/保険関係もやらないと公道を走れません。 中古で買ってからすでに5,6年経ちますが、ナンバーは初めてなので、販売店で貰った販売証明をもって区役所の出張所に行きました。 また、50ccのままだとやれ2段階右折だ制限速度30km/hだといいことなんにもないので、改造申請も一緒にして、2種の黄色ナンバーをゲット。改造申請時にはボアとストロークの計算をしておく必要があります。 保険は、バイク屋さんで強制保険に加入。任意は車の保険にファミリーバイク特約を付けてOK。
さっそく走ってみましたが、これが笑っちゃうくらいの速さ。がはは 薄っぺらで小回りきくし、通勤快速としては申し分ありませんがな。狙い通り!(爆) キャブがノーマルなので伸びは無いですが、それでも1万以上は回って、2次減速を3.4から2.9にしてるにもかかわらず、1速2速がアッちゅうまに吹け切っちゃう。たのすぃ〜。 結論:やっぱ、ラジコンでもバイクでも全開で走るっておもろいなぁ〜。 またレースに出たくなってきた・・・って、エンジン元に戻さないと出れないじゃん。(;´Д`)
動くものですから、当然のごとく4stミニにもレースがあります。(笑) 前回発病していたときには、おぢさんが出て楽しめる草レースとしては、あっちこっちのミニバイクコースで開催されていたカブレースがあり、大きなサーキットで行なわれるMFJ(ラジのJMRCAみたいなもん)公認レースにはレトロ50クラスがありました。 特にカブレースは、いじり好きなおぢさん達が時間をかけて知恵と根性でコツコツと仕上げたポンコツバイクを駆って、1日遊びまくる楽しいイベントでした。OHV,OHC,DOHC,その上2st,しかも50〜90ccぐらいまで混走というすさまじいレギュでしたが。(爆) 別冊モーターサイクリストという雑誌によく取り上げられていましたが、最近無くなったのか見かけません。 バイクレースもどこぞのレース界と同じで、大きなクラスは先鋭化しており、ド素人がいきなり参戦して楽しめる状況ではありませんので、非常に貴重な存在だったカブレース。ぜひ開催して欲しいもんです。 もしかすると形を変えて生き残っているかもしれないので、これから探してみようと思ってます。興味のある方、ぜひご一緒しましょう。その辺に落っこちているボロバイクを拾ってくれば参戦できます。(笑) そう言えば、買い物カゴ付けたシャリーが走ってた。(爆) レトロ50は、関東では筑波、もてぎで開催され、その他の地域でもかなり行なわれていたようでしたが、今年の筑波の予定を見ると秋のツーリスト・トロフィー1回だけになってしまったようです。 関西以南では人気クラスらしいのに、関東はどうしちゃったんでしょうか・・・
一人でプラモみたいに組み立てたりバラしたりできて、しかもそれに乗って走ることが出来る。ミニバイクって素晴らしぃ〜! 自分でいじったものがちゃんと走ると、それだけでけっこう感動します。モンキーなんか、大人のおもちゃとしては最高ですよ。 4輪やデカバイクだと自分でいじるには大変な設備と場所が要りますが、ワゴン車の後ろにホイっと積めちゃう4stミニバイクだとお手軽にいろいろなことやって遊べます。ってことで。 |