大改造後のセッティング
1998年7月??日
あれから2度程走らせにいきました。それで、
- ステアリング切り始めがオーバーステア過ぎる
- コーナー出口で曲がらない
という現象なので、少しセッティングを変えてみることにしました。
まず、プロポでステアリング切れ角を小さくしましたが。。まだ不十分なので
それで、リアのサスペンションをバンプ方向よりも、リバウンド方向にストロークを
多くしてみることにしました。実際には、ダンパーステーのダンパー取り付け位置を
一段下にし、ダンパーのスペーサーを2mmのものに交換しました。
ダンパースペーサーを薄くすることで、バネのテンションがさがりバネ自体も柔らかく
なり、減速時のピッチングの際にダイブしてもリアが浮き上がりにくくなり、加速時には
スクウォートしにくくなります。
減速時:オーバー → アンダー
加速時:アンダー → オーバー
の傾向です。
走らせてみると、なかなかいいのですが、まだもう少しこの傾向を強める方がよさそうなので
次に、フロントサスペンションのキャスター角の変動を押さえてみることにしました。
TF系の場合、キャスター角を変えることはできませんが、前後の車高を変えることで
擬似的にキャスター角を変えることができます。それで、フロントのダンパースペーサーを
5mmのものに変更し、バネのテンションを高くすることでキャスター変動を少なくし、キャスター角を
大目にしました。
キャスター角を大きくすると、ステアリング時に外側の車輪にネガティブキャンバーが付いて
アンダーステアを軽減する効果があり、ステアリング切り始めの反応は鈍くなります。
これで、走らせると、ステアリングの敏感さは、なくなりましたが、出口のアンダーをもう少し消したい
ので、
次にフロントキャンバー角を現在より1度程ネガティブ側にしました。
実際には、ノギスを持ってたので、アッパーアームの
コネクトロッドのロッド部の長さを測りました。10.5mmあったものを9.8mmにして見ました。
これで、だいぶ走らせやすくなりました。もう少しリヤ側の食い付きをよくしたほうが
良さそうですが、進入ではオーバー気味が好きなので、これくらいにしました。
速く走らせられるようになったような気もしますが、
まだ、ステアリング操作が遅いのと、コーナー出口でアクセル全開にするタイミングが
遅いので。。要はテクニックがない。。もっと練習しないと。。
車が速くなったおかげで、ボディが草臥れてしまいました。。
RC Car
このページに関するご意見は、tominaga@shrocc.comまで